人間関係の難しさよ・・・
人に自分の考えを伝えるのは難しい。
ボキャブラリーは少ない,
しかも,あんまり言葉を選ばない僕の話は,
話の本筋と違うところで相手を傷付けたり,
怒らせたりする。
以前の僕は,話の本筋の内容が正しければ,
細かい言い方なぞ関係ないし,
そんなんでピーチクパーチク言う人は,
本筋で「正しくない」からそんなに怒ったり泣いたりするんだろうと思っていた。
つまり,話し合いや討論とかは意見のぶつかり合いで,
そこには「勝ち負け」があって,
正しいか正しくないかの2つしかないと思ってた。
勿論,そういう場合もあるかもしれないけど,
多くの場合は,尊重すべき考えをお互いが持っている。
それを如何に譲歩しあうかが重要だ。
譲歩する気がないなら,話し合いは不要。
勝手にすれば良い。
口喧嘩が強いとか,言いくるめるのがうまいとか言われたことはあって,
それを自分の中では「褒め言葉」として捉えていた。
でも,やっぱりそれは違うと思う。
人の振り見てとは良く言ったもんで,
他の奴の口喧嘩みててそう思った。
どっちも正反対の主張を持っていて,一方はまくし立てる,
もう片方は一生懸命説明しようとするけど,
相手は言葉の端々を巧みに取り替えて,
論点をすり替えて「応戦」する。
人の考えなんて聞いちゃいない。
結局まわりが仲裁して終わり。
「優勢」だったのは必死で唾飛ばしてた方だから,
口喧嘩としてみれば,そっちが勝ったのかも。
でも相手は負けたというより,「疲れた」「困った」という顔をしていた。
みっともない。
と感じてしまった。
自分も周りから見ているとあんな風に映ってるのだろうか。
相手に別に戦意なんて無い。
何も喧嘩にすることはないのに,
自分の意見と違う人に対して,何かに怯えるように吠えていた。
意見が違って,尚且つ譲れないときだって当然ある。
でも,最大限歩み寄る努力をした後での判断だ。
それをサボるから「みっともない」。
「勝負」じゃなくて「解決」したいなら,
その努力をサボっちゃだめだとおもう。
勿論,以上の話は「ずっとうまくやっていきたい奴ら」に対しての話。
別に,どーでもいい人達ならそんなに考えずとも,
関わらなければ万事OK。
シャラポワやら新しいチームやら,仕事やら友達やら彼女やら。
彼らとうまくやっていくためには,
やっぱり僕がもう少し成長しなくては。
自戒自戒,日々自戒。