小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

地球最遅「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 グランドファイナル」観戦雑記

かつてのフットサルチームメイト平に誘ってもらい、人生初のゲーム大会観戦に行ってきた。1/21(土)に行われた「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 グランドファイナル」というストリートファイター5の大会。

自分のストリートファイターの思い出は、小学生だった頃にスト2がメチャクチャ流行って、どうしても欲しくてコツコツ貯めたトイカード(1枚100円のカードダスみたいなもの。100円でおもちゃ屋で使える)を全放出して購入したけど、全然友達に勝てなくてすぐ飽きた、程度のもの。その後続編のストZEROが出た時に買ってみたけど、やっぱりあんまりやらなかった。だから、スト5については大体どんなゲームかは分かる程度の知識。

特に大会や出場者についての予習はせずに当日。TFTホールという東京ビッグサイトの近くにあるホールが会場。大会は13時からとのことだけど、11時過ぎくらいに平と合流。HUAWEIスマホだからイープラスのアプリが使えず、チケットの受け渡しに難儀する。

自由席のチケットだったが、そこそこ早めに並んだため、無事視界の良い席を確保することができた。席を確保したのち近くのプロントで大会について色々聞いた。

大会概要はこんな感じ。スト5のリーグはここまで3ケ月程運営されてきて、今日はその最終日となる決勝大会。参加チームは3チームで、リーグ本節1位のGood 8 Squad(以下G8)、リーグ上位チームで行われるプレイオフを勝ち抜いたSaishunkan Sol 熊本(以下、再春館)、名古屋OJA BODY STAR Mildom(以下、名古屋)。まずプレイオフを勝ち抜いた再春館と名古屋が戦い、勝者がG8とやって勝った方が優勝。

名古屋OJA BODY STAR Mildomには、ジャンルの知識がほぼゼロの私ですら名前と顔が一致する超有名プレイヤ―である「ウメハラ」こと梅原大吾選手がいるという。これは楽しみ。

13時の開始までまだ時間がある。会場には物販やレッドブル飲めるバーなどがあったが、6月に発売を控えたスト6の試遊台があったので、やってみることにした。時間が早いのか全然混んでなくて、すぐ順番が来た。自分は昔使ってて技の出し方が分かるリュウを使ったら、波動拳とか昇竜拳のコマンドは全然変わってなかった。でもなんか色々ゲージがあったり、実況が付いてたり、なによりグラフィックが綺麗で驚いた。鉄拳みたいに3Dじゃなくて2Dなんだけど、立体感がある感じ。

物販も冷やかしたけど、全然好きな商品が無くて残念だった。絵柄が全部デフォルメっぽい感じ。年齢層が小中学生なら良いけど、来場者を見るとそこそこいい歳の人が多いように感じたので、もうちょいなんとかしてほしかった。スタッフの人が着用していた大会ロゴのキャップはかっこよかったけど、物販に無し。平に聞くとAmazonで買えるらしい。わざわざAmazonで買うほどではない。出場チームの商品が現地で売ってたら買ってた。G8のパーカー着てる人が何人かいたから、これもネット通販なのかな。会場で売ってほしかったな。

13時になって大会が始まる。実況を行うのは先ほど試遊したスト6のゲーム内実況も担当しているアールさんという方。平曰くいつもストリートファイターの大会を実況しているレジェンドらしい。

対戦形式はこんな感じ。
・チームメンバーは4名で、そこから先鋒・中堅・大将の3人を選抜する
・先鋒戦・中堅戦・大将戦、それぞれ勝利すると10pt、10pt、20ptがもらえる
・70pt先取したチームが勝利
 ┗大将戦が終わっても、どちらかが70ptに満たなければまた先鋒戦に戻る。

先鋒戦・中堅戦・大将戦の1巡で得られる最大は40ptなので、どんなに短くても2巡目の大将戦までは行くことになる。また、最長は3巡目終わって両チームが60ptずつ獲得で並ぶ展開。そうなると次の先鋒戦が実質上の決定戦となる。

初戦はYHC-餅対ウメハラ。まず最初にYHC-餅って名前に引っかかっていたが、なんか顔を見て納得した。確かに彼はYHC-餅顔をしている。説得力がある。YHC-餅はダルシムウメハラはガイル。「ウメハラが一番強いんだろ、ウメハラ頑張れ」と思ってたら、解説を聞くにどうやらキャラの相性ではダルシムが有利らしく、実際リーグ戦では餅ダルシムウメハラが全然勝ててないとのこと。とにかくウメハラ頑張れ。ウメハラと同い年、41のおじさんの純粋な祈りが通じたのか、ウメハラガイルの距離を潰す作戦が見事にハマり、勝利。良かった。

その後、数ゲーム見ていて、正直試合を見ていても具体的に何が凄いのか分からないんだけど、距離感がメチャクチャ重要だということは分かった。ボクシングの試合のように、前後としゃがみで間合いを超細かく調整して自分の攻撃を当てに行く感じ。井上尚弥の試合を見ているようであった。

あと、もう体力ゲージがほぼ無い状況からの逆転が結構多い。コツコツ削った方が削り勝つと、そこまでの緊張感が報われた感じがあって良いなと思った。ふ~ど選手のポイズンが1巡目でシュート選手に勝った試合はそんな感じで凄く面白かった。

結局両チームの試合は60ptで並ぶという、一番長いパターンになり、最後は再春館のシュート選手と名古屋ウメハラの決勝戦ウメハラを応援していたんだけど負けてしまい、残念ながら名古屋はここで敗退。

この時点で開始から4時間くらい経っていた。スゲー長い。まあでも再春館の選手はこれをもう一回やるのだから、エグイ大会だなと思った。1日のスポーツの大会で今まで見た中で一番長かったのは、テレビでいつか見た全豪オープンジョコビッチナダルで6時間くらいかかったのがあったけど、決勝も入れたら確実にそれを超えてくる。恐るべし、イースポーツ。

休憩でレッドブルテキーラを飲んで、いよいよ決勝。

決勝から出てくるのはGOOD 8 SQUAD(以下G8)。ぷげら選手とかどぐら選手とか、北斗の拳の断末魔みたいな名前の選手が多い。先鋒戦はG8がガチくん、再春館がYHC-餅。ウメハラ倒して勢いに乗る餅ダルシムが戦勝。続く中堅戦はG8のぷげら選手が勝利。対象はG8のカワノ選手対初戦で大活躍したシュート選手。ここでカワノ選手が選んだのがルークというキャラ。横にいた平の解説によれば、最初は強かったんだけど、アップデートで弱体化したり、対策されまくったりして使われにくくなったキャラとのこと。このキャラが発表されたときはジーコジャパン巻誠一郎発表時のようなどよめきが会場に発生した。

結果的にはこのカワノルークがシュートを破り、2戦目の大将戦もぷげら選手のバイソンがシュート選手のユリアンを破り。大将戦は20ptなので2回落とすと大きくリードされてしまう。最後はネモユリアンがプゲラバイソンに負けて終戦。G8が優勝となりました。

終わった時には9時近くになってたのかな。小田原まで帰らねばならなかったので、平と晩飯も食えずに帰宅。

【小田原にコストコはあるのか】親愛なる山川さん、守屋さんへ。私、E-COST行ってきました。

小田原255沿いにできたコストコ再販店「E-COST」

小田原の主力道路255沿いに謎の店が誕生した。その名もE-COST。一見中古車やみたいな外観だけど、なんか気になったので調べてみたら、「コストコの商品が買える店」とのこと。

 

コストコは知ってる人も多いと思うけど、会員制の倉庫型スーパーマーケットみたいなもんで、5,000円弱の年会費を払って利用できる。海外製の大容量商品や、雑貨など、中々日本では見かけない商品が多く売っていて、見て回るだけでも結構楽しい。

 

私は20年くらい前の大学生の頃に当時付き合っていた彼女が行って見たいというので、お金無いのに年会費頑張って払って何度か行ったことがある。何とか元を取ろうと1kgのクリームチーズと5リットルくらいのジュースを買って帰り、一人暮らしで消費したところ、健康診断でコレステロール値がA→Cに変貌したという苦い思い出がある。それが原因ではなく、彼女には普通にフラれた。

 

それ以来コストコはご無沙汰だったが、最近小田原から比較的近い座間店があることを友人に教えてもらったので行ってみたところ楽しくて、ハマっている。2週連続で行ったりする。ベーグルがおいしい。

 

E-COSTへ行く

E-COSTについては山川さんと守屋さんも気になってたとのことで、行ってみることにした。

 

「E-COST」でコストコと同じものが買える。しかもE-COSTは会員制じゃないから、年会費も要らないみたい。どういう商売なんだろ。普通にコストコで買ったものを転売しているだけ?

 

<E-COSTのインスタ>

https://www.instagram.com/e.cost_costco/

 

お店の中に入ると、小さめのコンビニくらいの店内の広さ。レジと棚、冷蔵庫と冷凍庫がある。必要最低限という感じ。入って右手の棚には洗剤などの生活雑貨やスパイスなどがある。

イーコストと座間のコストコ両方行って価格比較

E-COSTに行ったその足で座間のコストコへも行ったので、商品の価格はいくつかはっきり比較できた。まず、コストコの定番商品であるペーパータオル。E-COSTでは3,640円で、本家コストコでは2,098円。1,500円とは思い切った上乗せだ。後は、コストコの定番商品クマのはちみつ。E-COSTでは1つ1,480円。本家コストコでは3つで3,168円。1本あたり約1,000円だから、こちらは500円高い。

 

仮に1,000円で+500円とすると、年間10,000円分買うならコストコの年会費を上回るから、コストコの会員になった方が良いという計算になる。それ以下ならE-COSTの方がお得だ。

 

コストコって大容量商品が多いので、割と高単価なものが多い。そうすると10,000円は2,3回行けば達する人が多いのではないか。1回会員になれば1年間は入り放題なわけだし、ごく限られた状況以外は年会費払ってコストコ行く方が賢明だと思う。E-COSTで買う方が良いケースは、強いて言えば「どうしてもコストコのあれが食べたい!」となり、かつその商品がイーコストにあり、かつコストコに行く時間がない時くらいか。他に思い浮かばないから、なんかあれば誰か教えて。

 

コストコ行ったことないけど、商品を試してみたい」という利用ケースもあり得るけど、コストコの最大の魅力は商品そのものというよりあのだだっ広い倉庫で色々見て探して楽しむところにあると思うので、イーコストで商品を試しただけで良し悪しを判断すると見誤るのではと思う。

 

あと一つ、ちょっと気になることがあった。E-COSTで売ってる食品についてだ。

 

イーコストで売ってる食品の消費期限と「加工」

まず雑貨の近くに売ってるパンを見た時に気づいたんだけど、コストコとラベルが違っている。例えばコストコのパンは製造者が「コストコホールセールジャパン(株)」となっていて、KIRKLANDというブランドロゴが入ったラベルがついている。一方、E-COSTのパンには「製造者」はなく、「加工者」として「E-COST」のラベルがついている。

 

これって、どういうことなんだろうか。コストコで買ってきたものを袋詰め替えて「加工」としている?仮にそうだとすると、E-COSTが記載している消費期限はどのような意味なんだろうか。元の消費期限を踏襲してるのだろうか。特に説明は見当たらない。

 

それとも、E-COSTがコストコと関係なく製造もしている?でも見た目はコストコで売っているものとソックリだ。謎は深まるばかり。

 

イーコストの店舗に入って入口正面には大きな冷蔵庫があって、中には冷蔵系の商品、例えば中に野菜や肉が入ったサラダラップなどが売っている。冷蔵庫もあって、そこにはベーグルやパンが冷凍して売っていた。コストコではちまちまとベーグル1個売りなんてしないし、ベーグルを冷凍で売ってるのも見たこと無い。これもオリジナル加工?

 

以上を踏まえると、E-COSTはコストコのものをそのまま仕入れて売ったり、何らかの加工を加えて売ったりしているっぽい(あくまで想像)、ということになる。個人的には「加工とはなんなのか」や「加工品の消費期限をどのように設定してるのか」などが明らかにならないと、少なくとも食品に関しては値段以前に買う気が起きない。E-COSTがきちんと情報発信してくれると良い。

 

あとはこういった転売が本家コストコの規約的に問題ないなら、(※追記)それも大々的に打ち出した方が商売的には良いアピールになるのではないだろか。そのへんがクリアになれば、ベーグルやパンは買うかもしんない。

 

ただ、私がコストコに行く理由は、あのだだっ広い店内で色々商品を見ながらダイナミックに大容量を購入することによるストレス解消だと思ってるので、私は基本今後もコストコへ行きます。年会費払っちゃったし、ソフトクリームがデカいし。

 

※追記

コストコは普通に商品の仕入れ先として使えるとのこと。だから転売自体は問題じゃないみたい。

親愛なる山川さん、守屋さんへ。私、E-COST行ってきました。

小田原にできたコストコ「E-COST」

小田原の主力道路255沿いに謎の店が誕生した。その名もE-COST。一見中古車やみたいな外観だけど、なんか気になったので調べてみたら、「コストコの商品が買える店」とのこと。

 

コストコは知ってる人も多いと思うけど、会員制の倉庫型スーパーマーケットみたいなもんで、5,000円弱の年会費を払って利用できる。海外製の大容量商品や、雑貨など、中々日本では見かけない商品が多く売っていて、見て回るだけでも結構楽しい。

 

私は20年くらい前の大学生の頃に当時付き合っていた彼女が行って見たいというので、お金無いのに年会費頑張って払って何度か行ったことがある。何とか元を取ろうと1kgのクリームチーズと5リットルくらいのジュースを買って帰り、一人暮らしで消費したところ、健康診断でコレステロール値がA→Cに変貌したという苦い思い出がある。それが原因ではなく、彼女には普通にフラれた。

 

それ以来コストコはご無沙汰だったが、最近小田原から比較的近い座間店があることを友人に教えてもらったので行ってみたところ楽しくて、ハマっている。2週連続で行ったりする。ベーグルがおいしい。

 

E-COSTへ行く

E-COSTについては山川さんと守屋さんも気になってたとのことで、行ってみることにした。

 

「E-COST」ではコストコと同じものが買える。しかもコストコと違いE-COSTは会員制じゃないから、年会費も要らないみたい。どういう商売なんだろ。普通にコストコで買ったものを転売しているだけ?

 

<E-COSTのインスタ>

 

お店の中に入ると、小さめのコンビニくらいの店内の広さ。レジと棚、冷蔵庫と冷凍庫がある。必要最低限という感じ。入って右手の棚には洗剤などの生活雑貨やスパイスなどがある。

 

E-COSTに行ったその足で座間のコストコへも行ったので、商品の価格はいくつかはっきり比較できた。まず、コストコの定番商品であるペーパータオル。E-COSTでは3,640円で、本家コストコでは2,098円。1,500円とは思い切った上乗せだ。後は、コストコの定番商品クマのはちみつ。E-COSTでは1つ1,480円。本家コストコでは3つで3,168円。1本あたり約1,000円だから、こちらは500円高い。

 

仮に1,000円で+500円とすると、年間10,000円分買うならコストコの年会費を上回るから、コストコの会員になった方が良いという計算になる。それ以下ならE-COSTの方がお得だ。

 

コストコって大容量商品が多いので、割と高単価なものが多い。そうすると10,000円は2,3回行けば達する人が多いのではないか。1回会員になれば1年間は入り放題なわけだし、少なくとも消費者視点でいえば、年会費払ってコストコ行く方が賢明だと思う。E-COSTで買う方がよい場面はあまり思いつかないけど、強いて言えば「どうしてもコストコのあれが食べたい!」となり、かつコストコに行く暇がないという時くらいか。

 

ただ、売ってる食品を見た時に、ちょっと気になることがあった。E-COSTで売ってる食品についてだ。

 

消費期限と「加工」

まず雑貨の近くに売ってるパンを見た時に気づいたんだけど、コストコとラベルが違っている。例えばコストコのパンは製造者が「コストコホールセールジャパン(株)」となっていて、KIRKLANDというブランドロゴが入ったラベルがついている。一方、E-COSTのパンには「製造者」はなく、「加工者」として「E-COST」のラベルがついている。

 

これって、どういうことなんだろうか。コストコで買ってきたものを袋詰め替えて「加工」としている?仮にそうだとすると、E-COSTが記載している消費期限はどのような意味なんだろうか。それとも、E-COSTがコストコと関係なく製造もしている?でも見た目はコストコで売っているものとソックリだ。謎は深まるばかり。

 

ちなみに入口正面には大きな冷蔵庫があって、中には冷蔵系の商品、例えば中に野菜や肉が入ったサラダラップなどが売っている。サラダラップは冷蔵庫に保存してもわりとすぐクタクタになるけど、イーコストの冷蔵庫にあるやつ、あくまで見た目上はヘタッてる感じはしなかった。前日仕入れだとするとどうやって鮮度保ってるんだろう。

 

冷蔵庫もあって、そこにはベーグルやパンが冷凍して売っていた。コストコではちまちまとベーグル1個売りなんてしないし、ベーグルを冷凍で売ってるのも見たこと無い。

 

以上を踏まえると、E-COSTはコストコのものをそのまま仕入れて売ったり、何らかの加工を加えて売ったりしているっぽい、ということになる。個人的には「加工がなんなのか」や「消費期限をどのように設定してるのか」などが明らかにならないと、少なくとも食品に関しては買う気が起きない。E-COSTさんがきちんと情報発信してくれると良いなと思う。あとはこういった転売がコストコの規約的に問題ないなら、それも大々的に打ち出した方が商売的には良いアピールになるのではないだろか。

 

といいつつ、コストコに行く理由は、あのだだっ広い店内で色々商品を見ながらダイナミックに大容量を購入することによるストレス解消だと思ってるので、私はコストコへ行きます。ソフトクリームがデカいし。

運動不足で平塚の個サルに行き始めました

運動不足解消のため、最近フットサルの個人参加に週1くらいで行っている。一人だと続かないけど、会社のフットサル好きと一緒なので良い。よく行くのは平塚のららぽーとの近くにあるSHONAN TANABATA FIELD。小田原から西湘バイパスつかって30分くらい。ここの個サルが良い理由はいくつかある。

①休憩時間が少ない

個サルって大体1面あたり15人~20人くらい募集するけど、そうすると4チーム回しになる。時間は2時間が多いけど、4チーム回しで1面しかないと2連続休憩がある。ゴレイロも交代でやるから、フィールドのプレー時間って40分くらい。一方SHONAN TANABATA FIELDは募集人数30~35名と多いけど、コート3面使ってやるから、ほぼ休み時間が無い。運動不足解消にはもってこいだ。

②勝敗にほんの少しこだわる傾向

個サルのつまらない理由に「まったく勝ち負けにこだわらない」というのがある。寄せ集めのチームだし、ガチガチにやるのは流石に無いけど、僕の行ってる「ガチクラス」というのだと多少勝とうとする雰囲気がある時がある(無いときもある)。やっぱりゲーム形式でやる以上、お互い勝とうとしないと何も面白くないので、多少でもその雰囲気があると楽しい。

③「ガチクラス」のレベルがちょうど良い

「ガチクラス」の募集でレベルについて「かなりの経験者」とあった。ただでさえ大したプレイヤーではなかった&なまり切った状態でガチの競技の人たちとやったら普通に死ぬ。怖かったけど、自分を追い込むつもりで参加してみたところ、現役の競技フットサラーというのはいないか、いても少なそうだった。少し前まで高校でサッカー部だったような走れる若者が多い感じ。あとは、話をした人の中では社会人サッカーをやっているという人がいた。いずれにせよガッチガチの競技フットサラー達に時間いっぱい蹂躙されるということは無かった。そんな人は個サルに来ないか。杞憂。もちろん、普通にうまい人は多くて、特にディフェンスでは案山子のように突破されています。

そんな感じです。時間は20:30から22:30までで、終わった後はファミレスでご飯食べて反省会。これが懐かしくて楽しい。続けられそうです。

小田原にある「更生保護法人 報徳更生寮」ってどんな施設?実際に行って話を聞いた

更生保護法人 報徳更生寮。寮から外の眺め。
報徳更生寮からの眺め

小田原にある「更生保護法人 報徳更生寮」って実際どんな施設なのか

先日、小田原移住仲間の元タンクトップ後藤氏に声を掛けて頂き、お茶畑の雑草取りのお手伝いをしてきた。自分も世の中的には要らない草、雑草寄りの人間なので、仲間を根こそぎ抜くのは心が引けたが、そこは雑草。茎の途中であっさり切れてしまい、根っこまでは中々きれいに抜けない。人間と一緒だな。ということを考えていたらアッという間に時間が過ぎた。

さて最近、とある事情により報徳更生寮という寮に興味を持った。インターネットで調べても、あんまり情報が出てこない。「犯罪を犯した人の出所後の生活をサポートする寮」ということは分かったが、それ以上が分からないので、行って聞いてみた。完全なるアポなし突撃だったが、事務員の方が快く対応してくれた。*1

同じくこの寮について知りたい人がいた場合、情報が無さ過ぎて困ると思うので、その人たちに向けて&備忘録として書く。

報徳更生寮の歴史

建物は10数年前に建て替えられて新しいが、この寮の活動自体は関東大震災の頃ということで、非常に歴史があるという。罪を償い出所しても、生活を構築できずに再犯してしまうケースが多々あるため、そうならないようにサポートする施設。この寮に住みながら仕事をして生活資金をため、自立していくという。寮の従業員は5名。入寮者は現在約25名(訪問時点)。小田原少年院があったから、若い人のための寮なのかと思いきや、多くは成人で、若い人は少数に制限しているとのことだ。

報徳更生寮の中を見学させてもらった

事務員の方に館内を案内して頂いたが、どのフロアも凄く手入れ、掃除が行き届いていて驚いた。風呂場もトイレもピカピカだ。聞くと、今入所されている寮生が自主的に掃除をしてくれているとのこと。管理人さん曰く、「トラブルメーカーがいて寮の雰囲気が悪いときは風呂場が汚くなる」という。見せていただいた風呂場は、めちゃくちゃピカピカだった。それに加えて、今の寮生は自主的に近隣のごみ拾いもやっているという。今は寮の雰囲気が良いらしい。

入寮者はトラブルを起こさないのか

この寮の入寮期間は最大でも6か月と短いため、人の入れ替わりは多い。寮の人が全国の刑務所に赴き、仮出所する方と実際に面談し、犯した罪の内容、集団生活ができるかどうかなどをチェックし、入寮を決めているという。勿論目利きは100%ではなく、集団生活になじめない人がいたり、ごく稀にではあるがトラブルを起こす人もいるという。寮のすぐ近場でのトラブルはさらに稀で、通常電車に乗ったりして多少離れた場で起こすという。トラブルの内容としては無銭飲食や盗撮などが主という。

トラブルの程度について、重大な事件は昨今起きていないとのことだ。ただ、昭和の終わりごろには、寮内で注意された入寮者が、その腹いせに近隣の民家に火をつけたということもあったという。

退寮後の再犯については、残念ながら少なくないとのことだ。元犯罪者が新たに落ち着いた生活を手に入れるのは大変なことなんだろうと思う。

寮の空き部屋を見せてもらい、ベランダに出る。外を見ると、目の前は既に役目を終えた小田原少年院。久野の山々も見える。良い眺めだ。

報徳更生寮での食事はどんなものか

食堂も案内して頂いた。寮生の方が2名いたので挨拶させて頂いた。食堂には立派なキッチンが併設されている。以前は寮の従業員に調理担当がいたが、辞めてしまったため、現在は業者に依頼しているという。1人あたりの1日の食事にかける金額は1,200円と法務省に決められているとのことだ。中々シビアな金額である。寮生はこの寮から仕事に出るため、昼飯は弁当を持たせてやりたいが、夏場で食あたりのリスクがあるため、弁当のかわりに現金400円を渡しているという。そうすると残りは800円。これを朝300円、夜500円に分けて、その予算でご飯を提供する。献立を見るとおいしそうな品目が並んでいるが、工夫と苦労の賜物だろう。

どのような犯罪を犯した人間が入所しているのか

率直に質問したところ、すんなり答えて頂いた。殺人や強盗などの重大犯罪を犯した人間は基本的には入所せず、軽微な犯罪を犯してしまった人が主。ただし、痴漢や性的ないたずらなどの性犯罪者が入所する可能性は「ゼロとは言えません」とのことだ。

前述のとおり半年程度で入所者は入れ替わるので、「今現在どんな犯罪歴の人が入所してるのか」というのを継続的に把握し続けることは困難だ。既に罪を償い出所してきた人をことさらに異物視するのも良くないとは思うが、「痴漢や性的ないたずら」に関しては結構問題が深い。入所者を物理的に制御する何かがあるわけではないので、近くに住んでいる小さなお子さんがいるご家庭は不安を感じる人もいるかもしれないし、その不安は合理的なものだと思う。

受刑者の出所後は民間頼み?

この寮を含む厚生保護施設は法務省から補助金を得ている。金額を調べたところ、少し古いが平成20年の資料を見ると年間約3千7百万円だ。
http://www.moj.go.jp/content/000024528.pdf
もっと手厚くならないものかと思う。そもそも民間業者に任せる事業ではない。しっかり公的に面倒を見るべきで、それができないなら十分な金額でフォローしてほしい。これも調べたところ職員の平均給与は22万円。ボーナス無しではワープアだ。ボーナスがあって、仮に年収400万円だとすると、5人雇って2,000万円。のこり1,700万円でこの特殊な寮を日々運営し、各地で面談をして入寮者を集める活動をしている。もちろんこの金額には食事代も含まれているだろう。到底利益目的で割が合う事業ではなく、公益性の強い取り組みであるにもかかわらず、冷酷とも言える金額だと思う。犯罪を犯した者のためではなく、再犯によって将来傷つく人を減らすことが重要なので、出所後自暴自棄にならないよう、税金使ってキッチリ仕組みを作ってほしい。

寮内の壁に巨大なアシダカグモを発見したときは心臓止まるかと思ったが、それ以外にはトラブルなく見学終了。

まとめ

まとめるとこんな感じ。

  • 更生保護法人 報徳更生寮は犯罪者の社会復帰を応援する寮
  • 民間団体が国から補助金をもらって運営している
  • 入寮中のトラブルはごく稀
  • 退寮後の再犯率は高い

行って見るまでは「元受刑者が沢山いるなんて怖いな」と思ったが、実際見て話を聞くと、やれることは最大限やって運営されていると感じた。ただ、食事の予算や、職員の人数を見るに、お金が足りなそうだと感じた。お金が足りなければ管理すべきところも疎かになる。

一度犯罪を犯した人間が、出社後に生活がままならず自暴自棄になった場合、まっとうに生きている人間が結果的に傷つくことにつながる。きちんとリスタートできる環境を提供することを民間に丸投げするのではなく、国や自治体が主導権を取って、予算を付けて仕組みを作ってほしい。

*1:通常この対応をして頂けるとは限らないので注意

BOOKOFFの百円コーナーを愛する【大判の棚編】

せどり

「副業でせどりをやろう」とか言ってるのをたまに見かける。古本屋で安く買って高く売るみたいなことらしい。違法行為では無いし、別に何か悪いことをしているわけでは無いんだけど、なんか気持ち悪いなと感じる。価値ある本を探して高く売ろうということではなく、薄利でも値段に差があれば仕入れて売る、みたいなことをしているらしい。僕が学生の頃は駅のゴミ箱でジャンプ拾って古本屋に数十円で売るおじさんがたくさんいたけど、それに通じるものを感じる。

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木村花選手とネットイジメについて思うこと

木村花選手が亡くなった

木村花選手が亡くなった。詳細はまだ分からないが、ネットイジメを受けての自殺という可能性が高いそうだ。
www.tokyo-sports.co.jp


バッシングの発端は、テレビ番組で放送された木村選手とある他の出演者とのトラブルとのこと。テレビ番組の中での出演者の行動に文句を言いたくなる気持ちは分からなくはないけど、「その気持ちをSNSで本人のアカウントにぶつける」という行動は共感できない。

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