小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

【会津慈母大観音最高】福島・猪苗代&会津の旅(2019年10月)~台風19号直撃編

10月の3連休。台風19号と一緒に福島・猪苗代湖まで北上する旅

10/5~7の3連休。福島県の猪苗代に旅行へ行く予定だったが、歴代最強クラスの勢力を持つという台風19号の本州襲来とバッチリタイミングが合ってしまった旅行そのものをキャンセルすることも検討したが、台風が本格的にヤバいのは土曜の夜からということなので、仕事を調整して金曜午後に出発して、旅行自体は決行することにした。小田原にいようが猪苗代にいようが台風は来るのだ。

金曜日の昼過ぎに車で出発。今思えば圏央道を使えば良かったが、間違えて首都高経由で東北道を選択してしまった。そういうこともある。僕の場合はよくある

福島までは5時間ほど。1回で行くのは骨だなと思い、途中の那須塩原で一泊することにした。当日泊まれる宿を検索して、「常盤ホテル」というホテルを選択。西那須野塩原ICを降りて、山道をしばらく走ると着く。途中軽自動車にソフトに煽られたが、無事到着することができた。建物自体は古いようだが、リフォームが絶妙に行き届いており、部屋も広い。温泉も気持ちよかった。雨はまだ小降りだ。

土曜。朝早く出発し、福島・猪苗代を目指すが…

翌朝、ホテルで朝食。ホテルの朝食バイキングをこよなく愛する僕は、バイキングじゃない時点で元気が6割減。でも、ボリュームも味も文句なしで良かった。ごはんの用意をしてくれたのは外国人の方で、日本語は若干怪しかったが、優しくて良い接客だった。

ホテルの方に「今日はどうされるんですか?」と問われたので、猪苗代まで行くことを告げると、この辺りの道も雨が降ると通行止めになることがあるので、早めに出発された方が良いと思います」とのこと。確かに外を見ると、前日よりも雨が明らかに強くなっている。本当はのんびり10時頃出発するつもりだったが、早めて8時には出ることにした。

ホテルを出発し、前日降りた東北道の西那須野塩原ICへ向かう。車で20分ほどだが、かなり雨が強く、前が見えにくい。ICに着くころには前が見えにくいほどの土砂降りになっていた。

高速に乗って走る。雨は強まったり弱まったり。強まったときは一瞬「目的地まで行くのを諦めて、近場の宿でやり過ごすか」という選択肢が脳裏によぎるほど。まだ台風19号は上陸すらしていないのに。最強台風恐るべし。

そもそも、本当はこの日は昼頃会津若松を訪問する予定だったが、急遽そのまま宿泊地であるホテルリステル猪苗代に向かうことにしていた。降り口は猪苗代磐梯高原IC。

80kmくらいでチンタラ走りつつ、何とか無事に11時頃猪苗代磐梯高原ICに到着。早めに出発したのが英断だった。多分2時間遅れてたらもっと酷いことになっていただろう。

無事ホテルに到着。リステル猪苗代ウイングタワー

コンビニにささっと寄って、ホテルへ。リステル猪苗代には本館とウイングタワーがあって、ウイングタワーの方。ここに2泊する予定だ。チェックインまで大分時間があったが、流石に外に出ていく気にはなれない。館内のファムネットという店で昼ごはんを食べたりしていたが、12時頃には部屋の準備ができたとのことで、チェックインできた。ありがたい。

ホテルは立派な建物だったので、これなら台風でも大丈夫だろうと一安心。室内の温水プールで泳いだり、コンビニで買ったビールを飲んだり、のんびり過ごした。夜ご飯は無しのプランだったが、やはり外に食べに行く気にはならず、館内の「庄助」という居酒屋で済ませた。居酒屋なんだけど、禁煙&やきとりがおいしかった。特に、〆で食べたおにぎりがとてもおいしかったのが印象的。

遂に台風19号上陸。小田原の家と酒匂川の様子が気になる

さて、自分たちは比較的安全な場所にいるとはいえ、小田原のことが気になる。調べてみると、やっぱり大雨で酒匂川を含むいくつかの川の水位が上昇しているようだ。上昇するスピードも、前回の台風15号の時と比較して明らかに早いペースだ。

僕んちは酒匂川からそこそこ近い。ハザードマップ上は浸水リスクは無いはずだが、仮に浸水したとしても賃貸だから気が楽だ。大家さんゴメン。

ただ、これが持ち家だったら気が気ではないだろう。遠方にいたとて、眠れぬ夜を過ごすに違いない。と思うと、川の近くに家を買うというのは、中々大変なことだなと思う。自分は小心者なので、買う時はそのあたりをしっかり確認したい。ただでさえ想定外の災害が起きる世の中なので、100%は無理かもしれないけど、過去を振り返ればヒントがあり、被災する確率を減らす努力はできる。

台風は過ぎた。駐車場の惨状。

日曜日。朝起きると雨は止んでいた。台風の最後っ屁か、風はまだ少しある。朝食はバイキングだ。メニューも豊富。愛してやまない「おかゆ」もある。おかゆ最高。

ホテルのエレベータには気になる張り紙が。見知らぬ車のナンバーとお伝えしたいことがございますので、フロントまで起こしください」の文字。なんだろねと思ったが、のちには判明することになる。

前日行けなかった猪苗代へ行くため、駐車場へ。前日の台風の風で、巨木が裂けるチーズのように裂けていた。そして、別の場所では、ある倒れた一本のそこそこ大きな木がモロに車に圧し掛かっているのが見えた。恐らく張り紙はこの車の持ち主に向けたものだったのだろう。たしかに「お宅の車にそれなりのサイズの木が圧し掛かっています」とは書きにくい。

自分の車にもスキマや車体のあらゆるところに木くずや葉っぱがくっついていたが、先ほどの車のオーナーを思えば泣き言は出てこない。

朝からDEN DEN COFFEEとCHANTILLY-2Fへ

ホテルの近くに洋服売ってるセレクトショップがあるというので訪問。CHANTILLY-2Fという店。「デンデンコーヒー」というコーヒーショップとフロアを分け合っている。

chantilly-2f.com

tabelog.com


丁度開店のタイミングだった。入り口側がコーヒーショップ、奥がCHANTILLY-2Fさん。CHANTILLY-2F は店自体はあまり広くない。レディースとメンズ、その他雑貨で5:3:2のような割合の品揃え。

EEL<Easy Earl Life> Productsの商品が置いてあった。このブランドは年2回訪問する魚沼のセレクトショップDyna」にもよく置いてある。夏にはDynaで「OFRANCE」と書いたTシャツを買ったが、こちらのCHANTILLY-2Fには同じロゴのパーカーが置いてあった。地方のセレクトショップがセレクトしがちなブランドなのだろうか分からない。ちなみにDynaで買ったEELの「OFRANCE(おフランス)」とプリントされたTシャツが僕のお気に入りで、今年の夏は週2で着てた。そのパーカーバージョンが売っていて欲しくなったが、周囲にフランスかぶれと思われそうなので我慢した。他のブランドも、わりとシンプルな見た目の物が多かった。

それ以外に目についたのは、福島名物の「赤べこのカフェオレバージョン「カフェベコ」。小さいのから大きいのまで4サイズほどあった。
 

DEN DEN COFFEEの看板

DEN DEN COFFEEの看板

小物も

Tシャツとか

この豆みたいのがデンデンコーヒーの主要キャラっぽい

何かとオシャレなDEN DEN COFFEE

360flyで巨大観音「会津慈母大観音」の撮影に成功

コーヒーを飲んで退店。会津若松会津村へ向かう。会津村には「会津慈母大観音」という名の巨大観音がある。

施設案内 | 祈りの里 会津村 
駐車場に車を停めて、施設の中へ。入ってすぐ左側に巨大観音。ここの観音はちゃんと中に入れる。階段をトントン上がっていくと、一番上のところには外が見えるように小窓が開いている。あんまり外はよく見えないが、まあそれはそんなもんだろう。掃除のおばちゃんが何やら話てくれたが、方言が強くて5割くらいしかわからなかった

会津の巨大観音からの眺め

会津慈母大観音からの眺め

この巨大観音を見るのは2回目だが、相変わらず良い。この日は360flyという360度カメラを持ってきたので、満を持して撮影した。ピョコっと不自然に観音が飛び出た、良い写真が取れて良かった。 

あと、iPhoneのパノラマを活用して、縦長の写真も撮った。巨大観音、巨大仏を撮影するときには必須の技術だ。多少手振れで歪んでも、それもまた味。

360flyで撮影した会津慈母大観音

360flyで撮影した会津慈母大観音

iPhoneのパノラマ機能で撮影した会津慈母大観音

iPhoneのパノラマ機能で撮影した会津慈母大観音

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」

会津若松での用事を終えて、再び猪苗代湖へ。朝寄ったセレクトショップ「CHANTILLY-2F」に置いてあったショップカードの中に、気になるものを見つけていたので、そこへ行くことにした。それは古道具屋「glow」というお店。

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」外観

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」外観

店に着いたときは既に夕暮れになっていた。女性が一人で働いていた。店内にはスタンドもあって、コーヒーなども飲めるようだ。置いてあるものは軍もの、食器、家具など。いい感じのソファがあったが、ちょっと今回荷物が多くて車に乗らなそうだ。来年また来た時に残っていたら買うかもね。

 

軍ものとか

食器とか

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」店内の様子

古くてカッコいい額縁があったので、2つ購入。あとは、なんか名刺入れっぽいけど絶妙に名刺が入らない、元たばこ入れを買った。何に使おうかな。

 

そろそろ腹が減ってきたので、「ここらでご飯のおいしい店はありますか?」と聞くと、「CAFEオヤジは、何食べてもおいしいですよ」と教えてくれた。何度か店の前を通って、存在は知っていたがまだ行ったことのない店だ。行ってみることにした。

 

ちなみにglowは以前CAFEオヤジの隣に店を構えていたらしい。今は別の雑貨屋になってるとのこと。翌日CAFEオヤジの隣で現在営業している雑貨屋も訪問したが、バリバリのアジアンテイストのお店だった。 

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」で晩飯

古道具「glow」から湖畔を車で10分ほど走ると、左手に野口英世記念館、右手にCAFEオヤジがある。すでに辺りは暗い。

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」

店内に入ると、オシャレな家具がたくさん。あと、数は少ないが雑貨もあった。やはり輸入物、古道具がメイン。ハンバーグとチキンのセットを食べた。おいしい&ボリュームもあって満足。コーヒーもおいしかった。

幸い入店した瞬間は空席が多くてすぐ着席できたが、そのあと続々人が来て満席になったので、行く際は事前に確認した方がいいかもね。

まとめ

猪苗代湖はかつてスノボをしに来たとき、ウェアから車のキーを落として大変なことになったという苦い思い出があるが、今回はとても楽しい旅行だった。会津の巨大観音は相変わらず良い。また行く。