小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

沖縄旅行2011

匠と2人で沖縄行ってきた。

一番の目的は小中の友人仙北屋とテッシー(呼んだことないけど)に会うこと。あと,海。

金曜の午後,13:30の飛行機で沖縄へ。

離陸する際に飛行機がかなり揺れた。

この前博多行くときに乗ったのと全然違う揺れ。怖い。

安定飛行に入ってもちょくちょく揺れる。台風5号の影響だ。

着陸態勢に入ってからは揺れが尚更増した。もうグワングワン。

この時点で墜落すると確信する。

そして最後の最後,もう滑走路に着陸するだけというところで,機体が大きく左へ傾く。

「あー,死ぬんだ」と覚悟するも,そこから奇跡の挽回で,無事怪我もなく沖縄に降り立った。

那覇空港からレンタカー屋へ移動し,車を借りる。

外は豪雨が降ったり止んだり。悪天候の中,首里城へ。

暴風雨に閉館間際とあって,流石に観光客が少ない。

真面目に資料館などを見学して脱出。

那覇で晩御飯を食べる店を探していると,仙北屋から着信。

どうやら早めに仕事終えてくれた様子。

一旦ホテルにレンタカーを起き,仙北屋カーに乗り換えて晩御飯へ。

連れていかれたのは,「おふくろ」というおでん屋さん。

http://okinawakuukan.com/index/shop/food/naha/ofukuro/

2000円で食べ放題飲み放題という奇跡の店。

しかも何食べても美味しい。てびちーが特に良かった。

飲んでたら隣の席の人々に話しかけられた。

地元の土建屋さんとのこと。

「ちゅらうみ水族館も,首里城もウチが造ったさー」とのこと。

写真撮ってやると言われカメラを渡したら,「ハイチーズ」と自分を撮影しだした。

古から伝わるボケをかまされ,沖縄の荘厳な歴史を感じると共に,少しだけイラっとする。

仙北屋は次の日も仕事なので,1次会で別れ,僕らは2軒目に。

国際通りから少し入った所にある謎のバーへ行った。

店は暗め狭めで良い感じ。しかし,なんと空調が壊れてるとのことで,クソ暑い。

店内中程にピアノと巨大な弦楽器が1台ずつ。

暫くすると,その脇に座ってたアベック風の2人が楽器の前に立ち,

どこからかギターを持った男が1名加わって演奏スタート。

すると,店内は完全に静まりかえり,お客はみんな演奏者を見つめる。

僕はたくみと旅の話をしたかったんだけど,なんだか喋りづらい雰囲気。

簡単に言えば,入る店間違えた。

つまみで注文してあった島らっきょうと野菜スティックをガリガリ食べて小さな抗議をしたのち,退店。

失意のままホテルに戻り就寝。

土曜は朝から美ら海水族館へ。

台風接近による暴風に車をグワングワン揺さぶられながら,何とかたどり着いた。

ずっと行きたかった水族館だったので,無茶苦茶楽しかった。

最初の指でヒトデやナマコをさわれる所は,この前行ったジェノヴァの方が良かった(エイなどがいたので)けど,

とにかく「黒潮の海」が凄かった。

超巨大水槽に,弱小水族館なら確実に目玉級のマンタやサメが泳ぎ回る。

そしてジンベイザメのでかいのが3匹。

ウツボやカエルも良い。他の水族館よりもガラスが奇麗な印象。

ちゅらうみ恐るべし。

そのほか,マナティやイルカショーも鑑賞し,満ち足りた気分で水族館脱出。

その後,前夜の飲み屋のオッサンに進められた「備瀬集落」に行くも,暴風雨で何も見えず。

今帰仁(なきじん)という世界遺産の近くで雨が小降りになったので,下車。

急な突風で匠の傘がボッキボキに折れ,入場券が吹き飛ばされて行方不明になるというアクシデントを乗り越えて見学。

昔のお城の跡とのこと。壮大な感じ。人も少なく,「世界遺産」の肩書きの割に,寂れてる。

本州の城跡とはまた違う趣があって,良かった。

車に戻り,仙北屋とてっしーと飲むため南下。

途中,腹が減ったので定食屋に寄った。名前は「くろちゃん」。

道すがら何度か看板を見かけたのと,他に選択肢が無さそうだったので,そこに決めた。

店員はおばちゃんと,厨房に数人。

お客は僕らの他に観光客らしきアベック一組。

僕はジューシーとかいう変な名前の混ぜご飯と沖縄ソバ食べた。

ちょっとしょっぱかったけど,うまかった。

お会計の際に,店員のおばちゃんと話した。

「店長がもうすぐ帰ってくるよ」と言うので,「その人がくろちゃんなんですか?」と聞くと,

「違う違う,くろちゃんはその人」と,入り口でメシ食ってたオッサンを指さした。

どうやら,くろちゃんの奥さんが店長とのこと。

くろちゃん自信の仕事は不明。

(くろちゃん食べログにあった!http://r.tabelog.com/okinawa/A4702/A470201/47002065/

1時間半くらいのドライブを終え,糸満に到着し,仙北屋,てっしーと合流。

てっしーは中学時代以来の再開であったが,特に何も変化していない感じ。

てっしーは女なんだけど,中学の時誰と付き合ってたという話は,

「マジで!あいつと?全然知らなかった」という事ばかり。

そういや,1週間くらい前にあった中学のプチ同窓会でも,

所謂「リア充」達による当時の会話の内容が全く分からず,

いかに自分がサッカーとスーファミばっかりやってたかを思い知らされた。

泡盛が美味しくて飲み過ぎた。2次会は沖縄まで来たのに4時過ぎまでカラオケ。

てっしーは途中でダウンして車ん中で寝てた。

僕と匠は代行呼んで仙北屋んちへ。

朝起きたら,仙北屋が渡してくれた折りたたんだ敷き布団を枕にしてフローリングで寝てた。

日曜日。

朝ご飯は仙北屋おすすめの店でテチーそば。肉とろとろ。おいしい。

東京に進出してくれないだろうか。月1くらいで通いたい。

腹ごしらえを終え,国際通りへ。

匠が行きたがってたハブボックスというTシャツ屋を冷やかした後,シーサー作り体験教室へ。

仙北屋は友達が来ると毎度ここでシーサーを作るらしい。

僕が大学の時に作ったシーサーは紙粘土みたいなやつだったけど,

今回のはちゃんと焼き物。

図工苦手な僕にしては,とても良くできたと思うんだよね。

1か月後くらいに送られてくる。すげー楽しみ。

シーサー工作を終えた後は,ビーチで人生初ビーチサッカーをした。

足取られて難しい。ドリブル技術を磨いた。

てっしー(サッカー上手い。昔は超俊足だった)も来るかもと言っていたんだけど,

前夜の飲み会が響いたらしく,連絡付かず。

男3人でボールを追いかけまくった。

ゴールもちゃんとついていたので,試合をしたかったな。

夜は前夜満席だった糸満の料理屋に行った。

大将すげーいい人。仙北屋はもう顔覚えられてるらしい。やるじゃん。

サービスでマグロのキモを出してくれた。無茶うまい。不思議な食感。

仙北屋とはここで別れ,僕と匠は那覇へ。

一旦ホテルに荷物を置いて,飲みに繰り出した。

匠が前にクラブ(「彼氏」と同じイントネーション。倶楽部じゃない方)に行ったことがあるというので,そこに挑戦することに。

でも場所を覚えてないとのこと。,タクシーつかまえて運ちゃんに聞いた。

すると「3軒くらいあるよ。でも兄ちゃん達時間制(←多分キャバクラのこと)の方が楽しいよ。そっちにする?」

「いや,とりあえずクラブに連れてってください」

「そっか,でもクラブ行ってもつまんないよ。時間制の方がいいと思うな。そうする?」

「いや,とりあえずクラブに・・・」

という会話が5回ほど繰り返される。

何故か僕らをキャバクラへキャバクラへと誘導する運ちゃんを振り切り,何とか目的地へ到着。

しかし,何やら身内のパーティらしきものが繰り広げられてるとのこと。

入れるは入れるみたいだけど,やめた。だって怖いじゃん。

結局前回の山口旅行と同じく,スナック→バーとハシゴし,朝4時にホテルへ。

最終日。

朝9時に起きて,近くのビーチへ。

さっそうと砂浜に降り立つも,僕らの他に客は無し。

監視員に聞くと「台風の後片付けで遊泳禁止」とのこと。

どこまでも邪魔する台風よ。

でもやっぱり泳ぎたい。

匠と二人の車内,昔のテレビ番組「どうなってるの」のテーマを口ずさみながら,更に北上し,真栄田岬へ。

そこでもやはり一般のお客の遊泳は禁止。でも業者を通せば出来そう。

飛行機は17:30発。既にお昼過ぎだったので,急いで適当なパンフ見て,お店に電話。

すると,「すぐ来れば大丈夫」と言ってもらえた。

ダイビング体験をしたかったのだけども,飛行機乗る日はダイビングできないんだと。

シュノーケリングにした。

真栄田岬にある青の洞窟とかいうところ。

ボートで近くまで行き,そこから入水。

魚すげーいる。当たり前だけど,佐渡とまた違う魚の種類。

家で飼う熱帯魚を巨大化させたようなのがウジャウジャいた。

ガイドのお兄ちゃん曰く,「今日は人が少なくてラッキーですね」とのこと。

リップサービスかもしれないけど,忙しいときは洞窟に入る事ができないことすらあるらしいので,

それを聞くと確かにラッキーじゃないかと思った。

洞窟の中でゆっくり写真も撮れたし,他の観光客の人々とゴツゴツぶつかる事もなかった。

それにしても泳ぐのは楽しい。夏休み何もまだ決めていないけど,またどっかの島行こうかな。

沖縄は夏混むだろうから,やっぱ佐渡島

そして旅行終了。

最後,ブルーシールでアイス食べたり余裕かましてたら,飛行機に遅れそうになるアクシデントも乗り越え,無事帰京。

おつかれちんすこう。立派なしーさー