小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

【小田原日帰り旅】遊びに来た友人達を、移住者が全力満喫プランで迎え撃った話

前職の同僚が小田原日帰り旅に来る!

「小田原に転職&移住するんだね!今度遊びに行くよ」

2年前、こう声を掛けてくれた億千万の友人たちは、みな奇病で死に絶えたのでしょうか。もしくは、小田原を通過して、真鶴のなみのこ村でBBQをしたり、箱根でゲリクソ高い旅館でも止まってインスタ蠅してるのでしょうか。もっと遊びに来てくれ!僕は小田原にいるよ!

という悲痛な叫びを、東京で誰かと会うたびに伝えていたところ、哀れに思った前職の同僚たちが日帰りで遊びに来てくれました。正確には、「どっかに遊びに行こう」まで決まっていたのですが、場所が決まっておらず、直前のLINEで何となく「まあ小田原でいっか」となったものです。

11時に小田原駅西口の北条早雲像に集合。来てくれたのは男女2名ずつ。本当は当時新卒だったミワ社長は当日ドタキャン。人って変わるんですね。寂しいです。早速出発。

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【観戦レポート】第593回ダイナミックグローブ|永野祐樹選手の2度目の防衛戦は…

2・1後楽園ホール『第593回ダイナミックグローブ

2/1の土曜日、永野選手の二度目の防衛戦が行われるということで、後楽園ホールへ行ってきた。一回目の防衛戦レポートはこちら。
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相手は世界挑戦の経験もあるベテランの小原佳太選手。強豪ではあるが、ここは何とか永野選手に生き延びてもらって、世界で最激戦と言っても過言ではないウェルター級でもう一歩先のステージに進んでほしい。

ちなみにウェルター級の主要団体で世界チャンピオンは、事故で休養中のエロール・スペンス・ジュニア、PFPランキング上位常連のクロフォード、あとパッキャオ。見事に化け物しかいない。

第593回ダイナマイトグローブ。永野祐樹対小原佳太
第593回ダイナマイトグローブ。永野祐樹対小原佳太

第1試合から17:45なので、水道橋で一杯飲む。

この日はフジロック仲間のT野さんと、Tさんの元同僚のO太さん。T野さんは仕事で到着がギリギリになりそうということだったので、O太さんと先に集合し、水道橋で一杯飲むことにした。

店は「たこといかのでん」。イカタコ料理が専門の居酒屋だ。近くにある「もつ焼き でん 水道橋店」の姉妹店だ。もつ焼き でんは凄く混んでいて入りにくいが、こっちの店は比較的空いていて、待たずに入ることができた。

店はイカ好きの僕が提案し、O太さんもOKしてくれたのだが、そういやO太さんはイカタコ好きか確認していなかった。入店し、着席後に今更ながら「そういやイカ好きですか?」と聞くと「イカ好きだよ」とのこと。良かった。

更に、O太さんは頻繁にT野さん、K幡さんと飲んでいるが、彼らはイカを注文するやつを見下しているようで、一緒に飲んでてイカを注文すると鼻で笑われるらしい。なにくそ。イカうまいのに。

タコのつみれや、イカ刺し、串焼きなどを堪能。酒はホッピーにした。値段も手ごろで、大満足。イカ専門店いいなあ。小田原にも出来ないかな。

ちなみにこのお店の若い店員さんは釣りが趣味で正月ブラジルまで行ったらしい。すげえ。ブラジルにもイカいるのかな。
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後楽園ホールへ向かう。

時間になったので後楽園ホールへ。前回は自由席だったが、今回は指定席だったので心に余裕がある。席は前回よりややリングに近く、格段に見やすかった。

【第1試合】●藍原伸太 4回判定 KC・プラチャンダ〇 バンタム級4回戦

プラチャンダ選手が終始アグレッシブに追い回す展開。藍原選手はやや相手の勢いに呑まれたか、前へ出ていけない。プラチャンダ選手も攻撃の精度が高いわけでは無かった。

【第2試合】〇矢代博斗 KO アブドゥル・ラウフ● スーパーフライ級6回戦

矢代選手はプロ2戦目だが、アマチュア戦績は豊富。相手は咬ませ犬感が満載だった。かなり実力に差がある中で1ラウンドは無理をせず、大事に戦って2ラウンドKO勝ち。矢代選手は目標がリゴンドーだという。納得。

【第3試合】〇野田賢史 KO トマス・トペ・フレク● ライトフライ級6回戦

2試合目と同じく実力差明白。

【第4試合】●遠藤健太 TKO 赤岩俊〇 スーパーライト級6回戦

前回見に行った大会でも目立っていた遠藤選手。色黒筋肉ムキムキでいかにもパワーありそう。相手の赤岩選手は長身でひょろっとしたタイプ。序盤は前回見た時同様、遠藤選手がとにかく前へでる。1ラウンド後半、遠藤選手がいいのを当てて、ラッシュを掛ける。終了ゴングが鳴ったと同時か、赤岩選手がカウンターの左フックをヒットし、遠藤選手ダウン。まさに起死回生。何とか立ち上がり、1ラウンド終了のゴングは聞いたもののダメージは深く、2ラウンド開始と同時に赤岩選手が攻め立て、遠藤選手が崩れ落ちたところで、レフリーがストップ。
試合を決めた左フックは、ややゴングよりも遅れ気味の一打だった気もする、微妙なタイミングだった。が、結果は動かない。

【第5試合】●辻夲純兵 TKO ワチュク・ナアツ〇 スーパーウェルター級6回戦

辻夲選手は元々ウェルター級で試合してた選手。ワチュク・ナアツ選手はミドル級の選手。今回は間を取ってスーパーウェルター級での試合。マッチメイクの経緯は分からないけど、普通に考えるとワチュク選手有利。試合始まって、やはり体の厚みがかなり違う。特にワチュク選手の力コブが凄い。パワー差明らかだが、距離が近い。辻夲選手はもう一歩距離を取る必要があるように感じた。ワチュク選手が距離を取らせなかったとも言える。結果2ラウンドできっちり捕まってしまった。

セミファイナル】〇波田大和 TKO 石井龍誠● 日本ユース・スーパーフェザー級王座決定戦

波田選手はここまで全勝。期待のホープのようだ。石井選手も応援団が来ていた。試合は波田選手が的確なヒットで主導権を握る。石井選手は的が絞れず、なかなか有効打が当てられない。2ラウンド早々に波田選手がダウンを奪取。その後もジワジワ削り続け、5ラウンドにストップ。波田選手はスピードもパワーもあり、バランスよし。今後が楽しみ

波田選手、wikipedia見たら、「元大相撲小結・旭道山の甥」って書いてあって驚いた。石井選手の試合後twitter、潔し。次頑張ってほしい。


波田大和選手対石井龍誠選手
波田大和選手対石井龍誠選手

【メインイベント】●永野祐樹 TKO 小原佳太〇 日本ウェルター級タイトルマッチ

メインイベント。開始直後、小原選手が猛然とリング中央へ駆け、パンチを打ち込む。沸く会場。会場の声援は小原選手の方が多いか。

永野選手がガードを固めながら前に出てプレッシャーを掛ける。小原選手は多少下がる場面もあるが、しっかり足を止めて的確なパンチを打ち込む展開。永野選手は正に頑張って、愚直に出続ける。が、如何せん有効打の数で差があった。永野選手は4ラウンドには得意の左をクリーンヒットする場面もあったが、逆転に繋がる程のダメージは与えられず。
恐らく7ラウンドはもう最後のラウンドと決めていただろう。が、疲労とダメージからか、前には出るが、動きは鈍っている。ラウンド終盤に小原選手が有効打を連続で当てたところで、レフリーストップ。カルロスリナレストレーナーはタオルを手にしていた。

改めて振り返ると、小原選手の完勝であった。正面からの打ち合いにも応じ、打ち勝った上で格の違いを見せつけた。ただ、永野選手はマジで頑張った。試合前から小原選手を「格上」と認めており、試合が始まってからも小原選手のやりにくさ、上手さを肌で感じていたと思う。それでも決して諦めず、前に出続け、逆転の目を探り続けた。その姿勢と闘志に感動したし、敬意を表したい。

永野選手は試合後のtwitterで引退も選択肢にあることを書いている。部外者、いちファンとして好き放題言わせてもらうならば、もういっちょ試合が見たい。もし万が一、もう一回小原選手とやったとしても、僕は永野選手が勝てるとは思えない。その想像を超えてほしい。


スクリーンに映し出された控室の永野祐樹選手
スクリーンに映し出された控室の永野祐樹選手
永野祐樹選手と小原佳太選手リングイン
永野祐樹選手と小原佳太選手リングイン
永野祐樹選手と小原佳太選手の試合中
試合中の様子
試合終了後。勝ち名乗りを上げる小原選手と、コーナーでうなだれる永野選手
試合終了後。勝ち名乗りを上げる小原選手と、コーナーでうなだれる永野選手

試合後は恒例。水道橋の「スタンドヒーロー 水道橋」へ

後楽園ホール来た時は必ず立ち寄る「スタンドヒーロー 水道橋」。その名の通りの立ち飲み屋だ。料理はおいしいし、安くて最高。T野さん、O太さんと3人で楽しく飲んでいると、同じテーブルのOLらしき2名から話しかけられた。これは逆ナンだ。間違いない。先方のヴィジュアル面は特に必要が無いので触れないが、とにかく逆ナンなのは間違いないだろう。令和初の逆ナンだとも思うが、そもそも昭和も平成も逆ナン0件だった。

どうやらその2名のうち1名がO太さんをいたく気に入った様子。O太さんばかり見て話す。そして、ややこしいことに同じテーブルにいたおっさん1名も参戦。そのおっさんはO太さんを気に入っている女子を、いたく気に入っているようだ。「電話番号教えてよ~」と言っていた。年のころ50半ばだろうか。1人で立ち飲み来てナンパするようなオッサンにはならないでおこうと思う。みっともないから。この超短時間で見事な三角関係が発生した。僕とT野さんは残念ながら部外者として、その時間を楽しんだ。僕の新幹線の終電に合わせて解散。

後楽園ホールの後は、スタンドヒーロー 水道橋と決まっている。
スタンドヒーロー 水道橋

こはる食堂|小田原の定食屋界の最高峰。丼マングループ恐るべし

小田原の「こはる食堂」初訪問

国道255沿い。かつてあの名店「丼万次郎」があった跡地*1にできた「こはる食堂」。

多分お店が出来たのは2019年半ばだと思う。
中々行く機会が無かったのは、休日のランチ時はいつも駐車場がパンパンで、
どうしても目先の空腹に負け、スマホで予約できるくら寿司に行きがちだったからである。
この人気っぷりは、系列店である福造ダイニング、丼万次郎と共通している。どれもいい店だ。

今回訪問したのは平日の夜だったので、空いていた。
入ると、丼万次郎時代と同じく壁に模造紙でメニューが貼ってある。
メニューの違いと言えば、海鮮とか、刺身系のメニューがほぼ無く、焼き魚やフライなどが多いということか。

刺身が食べたかったので、刺身がついている「こはる定食」を注文した。

小田原「こはる食堂」のこはる定食
小田原「こはる食堂」のこはる定食

これで880円(税別)だ。税込みでも1,000円行かない。
小鉢の刺身も新鮮でうまい。丼マングループ品質だ。さすが。
そして、エビフライも唐揚げもうまい。
油でベチャベチャ揚げではなく、カラッと揚がっている。
丼マンさんありがとう。いつもおいしいごはんを作ってくれて。
卵焼きのわきに添えられたピーマンすらうまい。

やはり「こはる食堂」も最高だった。

丼マングループが満を持して世に解き放った定食屋「こはる食堂」。その実力はさすがの一言だった。
このままでは小田原が丼マングループに牛耳られると思う。味もコスパも抜群だからだ。
安定感が凄すぎて、他のところに行く気持ちがなくなってしまう。
最近できた「横浜中華街」を謳う怪しい餃子屋「餃子伝説」も攻めなくてはならいのに。
困った。

*1:丼万次郎は同じく国道255沿いの「福造ダイニング」跡地に移転。  移転後も変わらぬスーパークオリティの地魚海鮮丼を出し続けている。 tukamen.hateblo.jp

みそか、さんぱち、柏木由紀

2019年 大晦日~国民的アイドルとの遭遇

昨年12/31。世間的には大晦日。個人的には誕生日。また1つ年をとり、38歳になりました。

去年に続き、年末年始は小田原を離れて都内の実家に帰ることにしました。大晦日、自分への誕生日プレゼントを探し求めて、あてどなく渋谷を歩き回っていました。意外と大晦日もお店は開いているもんですね。人も多かった。

「革靴欲しいな、でも僕には似合わなそうだなあ」なんて思いながらプラプラすること数時間。歩き疲れて、昼ご飯を食べに入ったパスタ屋さん。着席してパスタを待っていると、近くの席に尋常ならざる美貌の女性が座りました。AKBの柏木由紀さんでした。


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国民的アイドルが紅白前にタパス&タパスに来るのか。目を疑いましたが間違いありません。これは完全に天からの誕生日プレゼント。以前から好きなアイドルだったので、とても嬉しかったです。「握手したい!」と思い、声掛けようか迷いましたが、ファンの方々はCDを買って握手してもらっている、いわば彼女の手は商売道具であること。あと、万が一「近寄るなよ、おっさん」などと辛辣に拒否された場合、2020年を棒に振る精神的ダメージを受けかねないため、声はかけずに心の中で「超応援してるよ、ゆきりんというフレッシュネスワードを呟くに留めました。

好きな有名人との偶然の遭遇と言えば、15年ほど前に新宿アルタ脇の果物屋の前でヴァンダレイ・シウバを見かけたぶりだったので、非常に興奮しました。結局何も買わずに帰ってきました。

2020年 元旦~たなくじ、いい感じ

年が明けて2020年元旦。風邪を引いたので、近所の神社へ初詣に行った以外は寝ていました。この風邪は、大晦日に柏木さんから頂戴したものである可能性もごく僅かに存在しているため、逆に「ありがたいな」という気持ちです。症状としては、微熱、そして淡がすげえ出ます。

テレビを見てたら、大好きな「たなくじ」がやってました。爆笑問題の田中さんが手に持っている板に書かれた言葉が高速で変わり、その画面をスマホで撮影します。写っていた言葉があなたの「たなくじ」の結果ですよ、というもの。いいくじが引けた気がします。今年も頑張ろう。

今年のたなくじ。いい事ありそう。
今年のたなくじ。いい事ありそう。

2020年に向けた意気込み~TRICERATOPSって最高

さて、2020年を歌った曲と言えば、TRICERATOPSが2002年に発売した「2020」という素晴らしい曲があります。当時この曲を聴きながら、あまりの時間的距離に「2020年なんて本当は来ないのではないだろうか」と思ってました。待てば来るもんですね、2020年。この流れだと、2040年もいつか来るのかもしれません。その時に振り返って「2020年は転換点となる良い年だったなあ」と思える年にしようと思っています。今年もよろしくお願いします。

特にオチは無いので、昨年こっそりリリースされていた、hitomiさんの「LOVE2020」のPVを共有します。大ヒットした「LOVE2000」のセルフカバーで、オリンピックイヤーを彩るほっこり珍ソングとなっております。ご賞味あれ。
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【会津慈母大観音最高】福島・猪苗代&会津の旅(2019年10月)~台風19号直撃編

10月の3連休。台風19号と一緒に福島・猪苗代湖まで北上する旅

10/5~7の3連休。福島県の猪苗代に旅行へ行く予定だったが、歴代最強クラスの勢力を持つという台風19号の本州襲来とバッチリタイミングが合ってしまった旅行そのものをキャンセルすることも検討したが、台風が本格的にヤバいのは土曜の夜からということなので、仕事を調整して金曜午後に出発して、旅行自体は決行することにした。小田原にいようが猪苗代にいようが台風は来るのだ。

金曜日の昼過ぎに車で出発。今思えば圏央道を使えば良かったが、間違えて首都高経由で東北道を選択してしまった。そういうこともある。僕の場合はよくある

福島までは5時間ほど。1回で行くのは骨だなと思い、途中の那須塩原で一泊することにした。当日泊まれる宿を検索して、「常盤ホテル」というホテルを選択。西那須野塩原ICを降りて、山道をしばらく走ると着く。途中軽自動車にソフトに煽られたが、無事到着することができた。建物自体は古いようだが、リフォームが絶妙に行き届いており、部屋も広い。温泉も気持ちよかった。雨はまだ小降りだ。

土曜。朝早く出発し、福島・猪苗代を目指すが…

翌朝、ホテルで朝食。ホテルの朝食バイキングをこよなく愛する僕は、バイキングじゃない時点で元気が6割減。でも、ボリュームも味も文句なしで良かった。ごはんの用意をしてくれたのは外国人の方で、日本語は若干怪しかったが、優しくて良い接客だった。

ホテルの方に「今日はどうされるんですか?」と問われたので、猪苗代まで行くことを告げると、この辺りの道も雨が降ると通行止めになることがあるので、早めに出発された方が良いと思います」とのこと。確かに外を見ると、前日よりも雨が明らかに強くなっている。本当はのんびり10時頃出発するつもりだったが、早めて8時には出ることにした。

ホテルを出発し、前日降りた東北道の西那須野塩原ICへ向かう。車で20分ほどだが、かなり雨が強く、前が見えにくい。ICに着くころには前が見えにくいほどの土砂降りになっていた。

高速に乗って走る。雨は強まったり弱まったり。強まったときは一瞬「目的地まで行くのを諦めて、近場の宿でやり過ごすか」という選択肢が脳裏によぎるほど。まだ台風19号は上陸すらしていないのに。最強台風恐るべし。

そもそも、本当はこの日は昼頃会津若松を訪問する予定だったが、急遽そのまま宿泊地であるホテルリステル猪苗代に向かうことにしていた。降り口は猪苗代磐梯高原IC。

80kmくらいでチンタラ走りつつ、何とか無事に11時頃猪苗代磐梯高原ICに到着。早めに出発したのが英断だった。多分2時間遅れてたらもっと酷いことになっていただろう。

無事ホテルに到着。リステル猪苗代ウイングタワー

コンビニにささっと寄って、ホテルへ。リステル猪苗代には本館とウイングタワーがあって、ウイングタワーの方。ここに2泊する予定だ。チェックインまで大分時間があったが、流石に外に出ていく気にはなれない。館内のファムネットという店で昼ごはんを食べたりしていたが、12時頃には部屋の準備ができたとのことで、チェックインできた。ありがたい。

ホテルは立派な建物だったので、これなら台風でも大丈夫だろうと一安心。室内の温水プールで泳いだり、コンビニで買ったビールを飲んだり、のんびり過ごした。夜ご飯は無しのプランだったが、やはり外に食べに行く気にはならず、館内の「庄助」という居酒屋で済ませた。居酒屋なんだけど、禁煙&やきとりがおいしかった。特に、〆で食べたおにぎりがとてもおいしかったのが印象的。

遂に台風19号上陸。小田原の家と酒匂川の様子が気になる

さて、自分たちは比較的安全な場所にいるとはいえ、小田原のことが気になる。調べてみると、やっぱり大雨で酒匂川を含むいくつかの川の水位が上昇しているようだ。上昇するスピードも、前回の台風15号の時と比較して明らかに早いペースだ。

僕んちは酒匂川からそこそこ近い。ハザードマップ上は浸水リスクは無いはずだが、仮に浸水したとしても賃貸だから気が楽だ。大家さんゴメン。

ただ、これが持ち家だったら気が気ではないだろう。遠方にいたとて、眠れぬ夜を過ごすに違いない。と思うと、川の近くに家を買うというのは、中々大変なことだなと思う。自分は小心者なので、買う時はそのあたりをしっかり確認したい。ただでさえ想定外の災害が起きる世の中なので、100%は無理かもしれないけど、過去を振り返ればヒントがあり、被災する確率を減らす努力はできる。

台風は過ぎた。駐車場の惨状。

日曜日。朝起きると雨は止んでいた。台風の最後っ屁か、風はまだ少しある。朝食はバイキングだ。メニューも豊富。愛してやまない「おかゆ」もある。おかゆ最高。

ホテルのエレベータには気になる張り紙が。見知らぬ車のナンバーとお伝えしたいことがございますので、フロントまで起こしください」の文字。なんだろねと思ったが、のちには判明することになる。

前日行けなかった猪苗代へ行くため、駐車場へ。前日の台風の風で、巨木が裂けるチーズのように裂けていた。そして、別の場所では、ある倒れた一本のそこそこ大きな木がモロに車に圧し掛かっているのが見えた。恐らく張り紙はこの車の持ち主に向けたものだったのだろう。たしかに「お宅の車にそれなりのサイズの木が圧し掛かっています」とは書きにくい。

自分の車にもスキマや車体のあらゆるところに木くずや葉っぱがくっついていたが、先ほどの車のオーナーを思えば泣き言は出てこない。

朝からDEN DEN COFFEEとCHANTILLY-2Fへ

ホテルの近くに洋服売ってるセレクトショップがあるというので訪問。CHANTILLY-2Fという店。「デンデンコーヒー」というコーヒーショップとフロアを分け合っている。

chantilly-2f.com

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丁度開店のタイミングだった。入り口側がコーヒーショップ、奥がCHANTILLY-2Fさん。CHANTILLY-2F は店自体はあまり広くない。レディースとメンズ、その他雑貨で5:3:2のような割合の品揃え。

EEL<Easy Earl Life> Productsの商品が置いてあった。このブランドは年2回訪問する魚沼のセレクトショップDyna」にもよく置いてある。夏にはDynaで「OFRANCE」と書いたTシャツを買ったが、こちらのCHANTILLY-2Fには同じロゴのパーカーが置いてあった。地方のセレクトショップがセレクトしがちなブランドなのだろうか分からない。ちなみにDynaで買ったEELの「OFRANCE(おフランス)」とプリントされたTシャツが僕のお気に入りで、今年の夏は週2で着てた。そのパーカーバージョンが売っていて欲しくなったが、周囲にフランスかぶれと思われそうなので我慢した。他のブランドも、わりとシンプルな見た目の物が多かった。

それ以外に目についたのは、福島名物の「赤べこのカフェオレバージョン「カフェベコ」。小さいのから大きいのまで4サイズほどあった。
 

DEN DEN COFFEEの看板

DEN DEN COFFEEの看板

小物も

Tシャツとか

この豆みたいのがデンデンコーヒーの主要キャラっぽい

何かとオシャレなDEN DEN COFFEE

360flyで巨大観音「会津慈母大観音」の撮影に成功

コーヒーを飲んで退店。会津若松会津村へ向かう。会津村には「会津慈母大観音」という名の巨大観音がある。

施設案内 | 祈りの里 会津村 
駐車場に車を停めて、施設の中へ。入ってすぐ左側に巨大観音。ここの観音はちゃんと中に入れる。階段をトントン上がっていくと、一番上のところには外が見えるように小窓が開いている。あんまり外はよく見えないが、まあそれはそんなもんだろう。掃除のおばちゃんが何やら話てくれたが、方言が強くて5割くらいしかわからなかった

会津の巨大観音からの眺め

会津慈母大観音からの眺め

この巨大観音を見るのは2回目だが、相変わらず良い。この日は360flyという360度カメラを持ってきたので、満を持して撮影した。ピョコっと不自然に観音が飛び出た、良い写真が取れて良かった。 

あと、iPhoneのパノラマを活用して、縦長の写真も撮った。巨大観音、巨大仏を撮影するときには必須の技術だ。多少手振れで歪んでも、それもまた味。

360flyで撮影した会津慈母大観音

360flyで撮影した会津慈母大観音

iPhoneのパノラマ機能で撮影した会津慈母大観音

iPhoneのパノラマ機能で撮影した会津慈母大観音

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」

会津若松での用事を終えて、再び猪苗代湖へ。朝寄ったセレクトショップ「CHANTILLY-2F」に置いてあったショップカードの中に、気になるものを見つけていたので、そこへ行くことにした。それは古道具屋「glow」というお店。

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」外観

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」外観

店に着いたときは既に夕暮れになっていた。女性が一人で働いていた。店内にはスタンドもあって、コーヒーなども飲めるようだ。置いてあるものは軍もの、食器、家具など。いい感じのソファがあったが、ちょっと今回荷物が多くて車に乗らなそうだ。来年また来た時に残っていたら買うかもね。

 

軍ものとか

食器とか

猪苗代湖畔の古道具屋「glow」店内の様子

古くてカッコいい額縁があったので、2つ購入。あとは、なんか名刺入れっぽいけど絶妙に名刺が入らない、元たばこ入れを買った。何に使おうかな。

 

そろそろ腹が減ってきたので、「ここらでご飯のおいしい店はありますか?」と聞くと、「CAFEオヤジは、何食べてもおいしいですよ」と教えてくれた。何度か店の前を通って、存在は知っていたがまだ行ったことのない店だ。行ってみることにした。

 

ちなみにglowは以前CAFEオヤジの隣に店を構えていたらしい。今は別の雑貨屋になってるとのこと。翌日CAFEオヤジの隣で現在営業している雑貨屋も訪問したが、バリバリのアジアンテイストのお店だった。 

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」で晩飯

古道具「glow」から湖畔を車で10分ほど走ると、左手に野口英世記念館、右手にCAFEオヤジがある。すでに辺りは暗い。

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」

野口英世記念館の目の前にある「CAFEオヤジ」

店内に入ると、オシャレな家具がたくさん。あと、数は少ないが雑貨もあった。やはり輸入物、古道具がメイン。ハンバーグとチキンのセットを食べた。おいしい&ボリュームもあって満足。コーヒーもおいしかった。

幸い入店した瞬間は空席が多くてすぐ着席できたが、そのあと続々人が来て満席になったので、行く際は事前に確認した方がいいかもね。

まとめ

猪苗代湖はかつてスノボをしに来たとき、ウェアから車のキーを落として大変なことになったという苦い思い出があるが、今回はとても楽しい旅行だった。会津の巨大観音は相変わらず良い。また行く。

【小田原駅の女ランボー】ヅマさんが小田原の洗礼を浴びた話と各種おもてなし【最凶】

「小田原移住するなら遊びに行くよ」

そんな言葉を間に受けた。小田原に引っ越してきて1年半が経つ。その間本当に小田原に着たのは小谷、しゅん、さとしの3名だけだ。

小田原を通り過ぎて箱根や熱海でノンビリする不届き者ばかり。舛添か。

ヅマさん、いきなり小田原の洗礼を浴びる

そんな中、フットサルの元チームメイトでもあり、隣の中学校の先輩でもある高山村の旬野菜ヅマッキーニことヅマさんが、小田原まで遊びに来てくれた。ヅマさんは人生初の転職を控えており、今は有給消化中だ。

その他特筆すべき点として、8月に前十字靭帯再建手術を受けたばかりのため、若干歩き方がカクカクしていることが挙げられる。

お昼13時に小田原駅待ち合わせ。車で向かった僕は、少し到着が遅れてしまった。先に駅に着いたヅマさんに「新幹線口でお願いします。ラグビーオーストラリア代表のユニを着た北条早雲像がありますよ。」とLINEを送ると、「脱がせておくわ」と勇ましい返事。

そんな軽口も虚しく、しばらくしてヅマさんから送られてきたのは「魚民があるよ。像は無い。」というもの。どうやら逆の出口に出てしまった模様。

そんな1つの小さなミスが、地獄への入り口であった。いつも東口にいる女浮浪者の方とヅマさんが期せずして初遭遇。「なんか将軍みたいな人がいるよ」と来た。小田原駅を利用していて、あの女性を知らない人はいないだろう。

「あー、あの人のことだな」と思ってたら、次のLINEに衝撃的な内容が。

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FEEDER@渋谷クアトロ(2019.9.20)

FEEDERの単独@渋谷クアトロへ行ってきた

2016年のfredperry主催「SUBCULTURE LIVE」以来の生FEEDER。最近TAKA HIROSEのtwitterには、今後の日本単独公演は無さそう、フジロックも来なそうな雰囲気を感じるツイートがいくつかあった。とにかくチャンスがあるなら見ておくしかない、ということで速攻申し込み。フジロック仲間のT野さんと2人で行ってきた。

FEEDERは一番好きなバンドのうちの1つ。とにかく音楽がかっこいいし、メロディも最高。個人的には大好きだった元カノにアルバムを貸したままフラれたという思い出も含めて、思い入れのあるバンド。

当日。会社を出て一度帰宅。所用を済ませて、16時頃車で東京へ向けて出発。3連休前の金曜日とあって、道は混雑。特に東名高速横浜町田までがやたら長い渋滞になっていて、「これは間に合わないかも…」とヒヤヒヤした。
何とか都内で車を置いて、渋谷駅に到着したのが19:10。19:30開演なのに、まだ発券もしておらず、センター街のファミマで慌てて発券。そのファミマでT野さんと合流し、急いで渋谷クアトロへ。
クアトロ、1階はブックオフじゃなかったけ?GUになっていた。ビートクルセイダーズがhidaka、thai、umu、arakiの4人体制だった時に来て以来、は言い過ぎかもしんないけど、相当に久しぶりに来た気がする。

クアトロに入る

エレベーターで5Fに上がる。物販ではTシャツは既に売り切れていて、サイン入りのキャップが残っていた。ゆっくり見る時間も無かったので、そのまま場内へ。当日券もあったとのことで、どのくらい入っているのか気になっていたが、かなり混雑していた。ステージ向かって右側のやや後方で見ることに。周りを見渡す限り、お客さんの年齢層は高そう。30後半〜40後半あたりまでか。

19時30分ぴったりにライブ開始

時間ぴったりに開演。律儀。新しいアルバム「TALULLAH」からyouthでスタート。そこからマジで全曲名曲のライブだった。初期から最新まで、幅広くやってくれて凄く良かった。全曲知っていた。

新しいアルバムも本当に良い。特に好きなKYOTOが聴けてよかった。

Pushing the sensesのTAKA HIROSEはいつ観ても最高にカッコイイ。最高。

なんかの曲のすごいシリアスなあたりで、GRANT NICHOLASがマイクを頭でゴチンしていた。かつてのチームメイト中澤たいすけさんの結婚式で、お父さんが最後のあいさつの時に頭をマイクにぶつけて、笑いをこらえて死にそうになったことを思い出したが、今回は笑わなかった。僕も成長しているのだろう。

セットリストは以下参照。
Feeder Concert Setlist at Shibuya Club Quattro, Tokyo on September 20, 2019 | setlist.fm

また日本に来てくれよ、FEEDER

とにかくこれだけいいたい。「また生で見たい」。
TAKA HIROSEのtwitterで「フジロックで誕生日を迎えることは多分もうない」みたいなことを書いていて、マジでショックだった。そんなこと言わずにまた出てほしいんだけど、下のツイートを見る限り、やっぱりなかなか厳しいんだろうな。

「TALLULAH」もイギリスのチャートでは4位まで行ったとのこと。洋楽にとっては日本市場が魅力的ではないんだろうし、ビジネスだけで判断したら、日本まで来る理由は見つけにくいのだろう。そういう意味では、今回本当に日本に来てくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱい。MCで「来年も来るよ」って言ってた気がするから、それは全力で信じたい。


▲イギリスで一番有名な日本人、TAKAさん

こうなったらイギリスまで観に行くしかない。ロンドンコーリング。
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