小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

山口旅行(初日と2日目)

書くまで大分時間経っちゃったけど,備忘録として。

匠との二人旅。

平日休みの匠に無理矢理合わせたため,月曜の夜出発して木曜の夜帰京という,

あんまり嬉しくないスケジュール。

前の週頑張って,何とか仕事の目処をつけ,旅立ち。

月曜の夜,羽田から飛行機で山口へ。

飛行機は小さめ。結構揺れるし,音もでかくて怖かった。

山口宇部空港に無事到着。そのまま高速バスで下関へ向かう。

関門橋と,向こう岸に見える門司港が凄く綺麗だった。

着いたのは下関の駅前。

もう少し栄えてるかと思ったけど,駅前は真っ暗。

一旦ホテルに荷物を置いて,飲み屋探し。

飲み屋街っぽいのがあったので歩いたけど,時間が遅いのか店は閉まりがち。

釜山とのフェリーが出ている関係か,ハングルが目立つ。

「ウォン使えます」なんて看板も。

あまり選択肢も無いし腹も減ったので,2,3店の開いている店の中の一つに突撃した。

焼き鳥メインの店だったけど,お刺身もあり,おいしかった。

眠気が最大だったので,あんま長居はせずにホテル戻って就寝。

2日目。

レンタカー借りて,朝から唐戸市場へ。

市場はショボめだったし,ヘンなフグの置物や競りの場面の像しかなかったけど,

昼の海と門司港関門橋の眺めがとても良かった。

口出し

▲競りに参加

フグは下関では「フク」というとのこと。

10時から開いた「ふくの河久」で「ふく刺しぶっかけ丼」を食べる。

ふく刺しぶっかけ丼セット

朝からフグ刺し食べれて感激。

タレも美味しくて満足。

10:30発の船に乗って,巌流島へ。

15分くらいで着いた。

巌流島には武蔵と小次郎の銅像,船のオブジェがあったくらいで,特筆すべきものはなし。

三つ巴に!

▲武蔵と小次郎の争いに加わる(棒は落ちてた)

船で戻った後は車で出発,角島へ向かう。

海沿いを車で北上するんだけど,見える海,むちゃくちゃ綺麗。

角島は「コバルトブルーの海」がウリとのことだけど,ここらでも十分凄い。

匠が「釣りしたい」と言うので,釣り具屋に寄り道したりしながら,1時間ほどで到着。

角島

行く前から色々な人に散々言われました。

「何で山口県?何にもないよ」

そいつらに問いたい,「角島行きましたか?」と。

「コバルトブルーの海」の名に偽り無し。

青い空,コバルトブルーの海,それを真っ二つに割る角島大橋と,その先に見える角島。

日本にこんな場所があるとは。

思わず一旦車を降り,写真を沢山撮る。

どんなヘボカメラマンでもそこそこ良い写真が撮れるであろう絶景。

つのしま

(帰ってテレビ見ててびっくり。今流れてるスズキのスイフトのCM、角島大橋でした!)

角島に渡り,海水浴場へ。

海水浴場はこんな感じ。

後ろ姿はたくみ

水はやっぱり凄く綺麗。

遠浅で泳ぎやすかったけど,波は少し高めだった。

混雑はしていないし,かといって閑散としているわけでもなく,丁度いい海水浴場。

今年初の海だったので,狂ったように泳いだ。

泳ぎ疲れたら棒倒しをして,負けた方が砂を使ってビキニ焼けをする勝負をした。

(参考:「今日から俺は」ハワイ編の今井)

結果2勝1敗で勝利。

しかし,1敗した僕も片パイのみ焼く羽目に。

ある意味両方より厳しい罰ゲームとなった。

砂の城もかなり立派に出来たところで砂浜退出。

シャワー浴びて,イカ焼き食べて,再出発。

長門市駅まで行って,宿探し。

「山奥の温泉がいいなあ」とるるぶを見てたら,俵山温泉というのが比較的近そうだった。

早速電話掛けると「部屋空いてますよ」とのことなので,早速向かう。

カーナビに記された道。

田んぼを通り過ぎて,山の中へ入っていく。

ん,道の先に何かある。

「通行止め」の看板。

側道も無さそう。

仕方なく引き返す。

宿のご主人に電話をかけたら,先日の大雨で道が崩れちゃったとのこと。

怖い怖い。

もう1本しかない温泉街に続く道は,狭いわ暗いわで怖かった。

途中にダムがあったんだけど,灯り無いし,危険だったので見学は断念。

山道走ること20分強。

ようやく目的地の俵山温泉郷に到着。

宿に着いて,旅館のご主人に真っ先に尋ねたのは「ご飯たべられるところはありませんか?」

旅館のご飯はもう終わってしまってるので,どこか開いているお店があればそこで食べるしかない。

20:30位の到着だったんだけど,通りがかりの店はどこも閉店ムードを出していた。

コンビニなんて当然無い。

思えば朝ご飯のフグ丼食べてから,昼にイカ焼き食べただけ。

ご主人は「うーん,この時間だとね・・・」と難しそうな表情。

テーブルの上に乗った温泉饅頭を見つめ,「今日はこれで我慢かな」と覚悟した。

するとご主人が「ちょっとまってね,聞いてみるから」とどこかに電話を掛けた。

そして「近くの『白猿の湯』ってとこのレストランに今すぐ行けば大丈夫だってさ。」とのお言葉。

閉店20:30のところを,お願いしてくれたみたい。

人情ありがたや。

無事トンカツ定食を食べて,温泉入って就寝。