小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

旅行4日目

15日の金曜日。

旅行最終日。

朝9時半にチェックアウト。

『「佐渡汽船」って書いてあるから,あっちだろ』と車を走らせる。

新潟駅を抜けて,朱鷺メッセという幕張メッセみたいのの前を抜けようとしたら,

人間の大群が側道を歩き,車は渋滞という状態。

どうやら恐竜博をやっていて,それ目当ての人々が集合している様子。

朱鷺メッセを抜けた先っちょに佐渡汽船の発着場があるんだけど,

その近辺の駐車場は既に満車で,入れる様子が全く無い。

佐渡汽船はカーフェリーもあるんだけど,クソ高いので断念。

一旦新潟駅へ戻り,コインパーキングに駐車して,

バスで汽船発着場まで行った。

無事発着場につき,おにぎりセットで朝ご飯。

時間が無かったので,普通のカーフェリーじゃなく,

ジェットフォイルという高速船で佐渡へ向かった。

この船は最高時速80kmで,波の影響も受けにくいという優れもの。

およそ1時間で佐渡島まで行ける。

佐渡島に行くにあたり,一つ気になっていたことがあった。

俺は会社の人に勧められて,「ケータイ国盗り合戦」というのをやっている。

どんなんかというと

『実際にその場所に行って位置情報を取得することにより【国盗り】を行う、リ

アルなスタンプラリーゲームです』(公式より)

というわけで,例えば新宿にいるときに「国盗り」をすると,「新宿エリア統一!」となるわけ。

ハマっているわけではないんだけど,思いついた時にやってる。

で,佐渡島はどうなるんだと。

新潟になってしまうのか?それとも,佐渡島なのか?

たくみにも話をしたら「俺もやりたい!」というので招待メールを送信。

船に乗ってしばらくは「新潟エリアは統一済みだった」となっていた。

あるポイントを超えると,携帯の電波が圏外になった。

そして,島に近づいて電波が復活したので,再度挑戦すると・・・

佐渡エリア統一!」の文字が!

バンザイ!

そんだけ。

船が港に到着し,佐渡島初上陸。

両津港という港らしい。

どこに行くかは決めてなかったけど,佐渡と言えば「金山」。

レンタカーは混んでて借りられないので,バスで行くことにした。

相川まで一旦出てから,タクシーで金山へ。

タクシーの運ちゃんがおしゃべりで,色々観光案内をしてくれたんだけど,

残念なことに殆ど聞き取れなかった。

道ばたにマムシがいた。

金山は洞窟が2つあって,そのうち1つは動く人形を使った当時の再現が展示されてるやつ。

もう1つは今年オープンしたという,普通の洞窟。

最初にまず,人形が展示されている方に行った。

洞窟の中は半袖じゃ寒かった。腹が冷えるぜ。

人一人分くらいの細長い狸穴と呼ばれる穴がそこここに空いている。

ここに人が入ってって,金を取ったとのこと。

穴から出てくると顔が真っ黒で狸みたいだから「狸穴」(タクシーの運ちゃんより)。

楽しみだった人形は,思っていたよりも良くできていて,面白かった。

「工事現場で働かされている様子」や「晩御飯を食べている様子」などが,

ちょっとだけ動く人形で表現されている。

声も吹き込んであって,「早く外に出て,酒が飲みてえなあ。なじみの女に会いてえなあ・・・」

という台詞に気持ちが入っていて面白くて,たくみと物まね合戦となった。

2つめの穴は普通の洞窟だった。

綺麗な水が流れてるわけでも,鍾乳洞があるわけでもなく,本当に普通。

ただ,トロッコを乗せるレールが引いてあるだけ。

つまらん。

お土産屋では,家用に金箔が振ってある饅頭。

会社用にはクッキーを買った。

自分も何か欲しいなと思って探したところ,良い感じのキーホルダーを発見。

サドガシマンという,ご当地ヒーローのやつだ。

「ザクザクゴールド」「トキレッド」「シマナガシブルー」の3人組。

敵役として「ズルガシマン」がいる。

ちなみにシマナガシブルーは前科アリだ(更正済み)。

「ザクザクゴールド」のキューピーバージョンを購入した。

金山を後にし,バスに乗って再び相川へ。

天気も良く,泳ぎたかったので,海水浴場に行くことにした。

タクシーの運ちゃんに聞くと,「達者海岸」というのが近いというので,そこに行ってもらった。

途中,海岸沿いにひまわりが沢山咲いていて,海と合わさって凄く綺麗だった。

ビュリホー。

海水浴場には,休憩所の建物と,小さな海の家が5,6コ。

あと100円シャワーがあった。

海はというと,波もなく,スゲーきれい!

ジャイアントコーン馬場さんワンダホー!と海へ飛び込み,北島の気持ちで泳ぎまくった。

人も少なくて,アテネの時よりチョー気持ちよかった。

去年の岩手の浄土ヶ浜も良かったけど,こっちも最高。

海も,江ノ島や湘南じゃなくて,こういうのが東京の近くにあればいいのに。。。

ま,関東にあったら汚れちゃうか。

僻地大好き。

しばらく泳いだら腹が減ったので,海の家へ。

客も少なくて暇そう。

2人ともサザエご飯を食べた。

うまいうまい言って食べてたら,おばちゃんが色々話かけてきた。

「今日東京に帰るんです」といったら驚いてた。

「おまけ」と言って,サザエご飯をもう茶碗1杯ずつサービスしてくれた。

腹ごしらえした後,また海でしばらく泳いでから,上がった。

100円3分のシャワーを1分半ずつ浴びる。

そういや,帰りのバスの時刻を全く気にしてなかった。

バス停に戻ってみると。。。こりゃまずい,しばらく来ないぞ。

しかし,時刻表をよく見ると,「臨時ライナー」の文字。

この時期だけ走ってる,ちょっと高めの高速バスがあると書いてある。

時刻は2分後。

これに乗ればOKだ。

しばらくすると,それらしきバスが来た。

乗客は1人だけで,その人が降り,バスには運転手と添乗員さんだけ。

「すみません,乗りたいんですが」というと,「チケットある?」と言われた。

当然持ってないので,「ないです」と答えると,

少し考えたあと,「じゃあ乗ってください」と。

本来はチケットを先に買ってないと乗られないバスだったらしい。

フェリーの時間を考えると,ギリギリだったので助かったぜ。

相川まで乗せて貰い,そこで行きと同じバスに乗り込む。

フェリーの最終便は18:40。

港に着いたの18:30。セーフ。

行きとは違い,まったりとした進行のフェリー。

ジェットフォイルはそのスピード故にシートベルトの着用が必須。

潮風に当たることもできなかった。

フェリーはいろんなところに出ることができる。

施設も充実していて,食堂やゲーセンまであって驚いた。

しばらく船を色々散策し,写真撮ったりした。

フェリーの周りを鳥(カモメ?)がずっと飛び回ってくっついてきた。

このままだと新潟まで一緒だぞと思っていたら,途中で離脱しやがった。

最近の鳥は根性が無いねえ。

新潟に着いた頃には9時を過ぎていた。

もう朱鷺メッセにも人影あまりなし。

バスで駅まで戻り,車と再会。

さあこっからだと気合いを入れ直し,東京までのドライビン。

たくみは「国盗り」にハマったらしく,「もっと早く教えてくれたら山形も制覇

出来たのに」と文句言われた。

うるせーポンコツ

道は空いていたので,スイスイだった。

4時間くらいで東京到着。

たくみを家まで送って,帰宅したら3時でした。

最近多いな,3時帰宅。

・今回の旅行の各MVPは以下の通り

食べ物:米沢牛

音楽:チャットモンチー

温泉:姥湯温泉

海:達者海岸

スナックで熱唱賞:しゅん

彼女が時東あみに似てる賞:たくみ

運転賞:つかだ

銀メダル:つかだまき

敢闘賞:該当無し

以上のようになりました。

佐渡のきれいな海>・・・あんま伝わらないけど。

綺麗な海