小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

旅行3日目

14日の木曜日。たくみが合流し,3人体制になった旅行。朝は小雨。宿をチェックアウトすると,ガイドブックに載っていたラーメンを食べに行った。「赤湯ラーメン」というとこ。

 

開店30分前に着いちゃったので,飯の前にひとっ風呂浴びる事にした。近くの赤湯温泉共同浴場「とわの湯」に行った。入湯料100円の良心価格。ここはシャワーもあって,良かった。お湯は熱め。良いお湯良いお湯ナイスお湯。

 

風呂上がってさっぱりして,再びラーメン屋へ。そこで信じられない光景が!なんとアラレちゃんの巻きウンチのようにとぐろを巻いた行列が,駐車場まではみだしている。

 

流石に並ぶ気は起きず,ラーメン断念僕残念。後ろを振り返ることなく,この日のメインターゲットである,新潟の海水浴場へと向かうのであった。

 

とはいえ,飯を食わずに新潟まではたどり着けまいということで,腹ごしらえ。道沿いの店に適当に入ってみることにした。そして選ばれたのは,米坂線というマイナー路線の手ノ子駅近くにあった「いわはなや食堂」。

 

ちょっと(味の面で)危なそうなオーラを放っていたので心配だったけど,店に入ってみるとお客も多くて,ちょっとほっとした。カツ丼とラーメンのセットを注文。両方,ふつーにおいしかった。量が多くて嬉しかった。お腹いっぱい。

 

変形した腹をポンポン叩きながら,手ノ子駅を冷やかすことにした。「駅」といっても,小さな待合室とホームがあるだけ。勿論無人くん。電車は1時間に1本あるかないかというレベル。時刻表はすっかすか。スタンドバイミーして楽しんだ。

 

再出発の後は,ひたすら走る,走る。BGMはチャットモンチー奥田民生。あとパフュームなど。

 

そして到着した瀬波温泉海水浴場。少し肌寒い気温,空は小雨模様。しかし入らぬわけにはいかないと,服を脱いで突撃。

 

・・・水温はたいしたことなし。 しかし,波の引きが半端じゃない。ぐぐーっと持っていかれる。怖いぜ。沖にはとてもじゃないけど行けないんで,砂浜にて,持ってきたフットサルボールを蹴って遊んだ。あんまり人もいない。

 

ちょっと期待はずれの海水浴を終え,瀬波温泉で入浴。海の一望できる露天風呂を満喫した。でもやっぱり,温泉は山のが好きだな。

 

風呂を出て,新潟駅へ向かう。しゅんが新幹線に乗って帰宅するためだ。一旦東京に戻ってから,またその日のうちに彼女と旅行に行くとのこと。ハード。

 

俺とたくみはまだ残って旅を続ける。しかし,この日の宿は予約してなかった。

携帯で予約したいんだけど,俺は運転中。たくみに頼んだけど,やりかたが分からない様子。ポンコツ野郎。仕方ないので,泊まらないしゅんに頼んで新潟駅近くのビジネスホテルを予約してもらった。

 

道中,謎の巨大「親鸞」を発見。なぜこんな事になってしまったのか。最初に言い出したのは誰なのか。巨大仏像はいつも心を掻き乱す。

 

新潟駅に着いたのが6時半。しゅんと別れ,ポンコツたくみと二人きり。宿にチェックインし,荷物を置いてから飲みに行くことにした。予約したビジネスホテルは,駅から近いし,なかなか綺麗なところ。フロントで名前を書き「1部屋ですが,よろしいですか?」と聞かれたので,「大丈夫です」と返答。ホテルマンがちょっと微妙な顔をしたので「?」と思いつつ,部屋へ。

 

そしたら,おもくそダブルベッドだった。

 

速攻フロントに電話して「すいません,ダブルベッドなんですけど・・・」と言うと,「ダブルで予約されています」とのこと。しゅん,覚えとけよ。

 

「いや,男二人なんで」「ですよねー」とのこと。ホテルマンもおかしいとおもいつつ,言い出せなかったとのことだ。ツインは生憎の満室。仕方なく3000円ずつ追加して,シングル2部屋にしてもらった。

 

ホテルにあったガイドを見て,おいしそうな日本海料理屋に狙いを定め,突撃。「土筆」というお店。マスター夫妻とその息子の3名でやってる,小さな料理屋だった。

 

店舗を新しくしたばかりと書いてあったけど,その通り綺麗な店だった。でも,マスターのおっさんに聞いたら,新しい店舗にした理由は,前のテナントで火事があって仕方なくとのこと。ドンマイ!

 

刺身の盛り合わせの一番いいやつを一人ずつ注文。後は,オリジナルの日本酒,天ぷらなど,適当に注文。酒の勢いもあって注文しすぎ,カウンター席2人分一杯に料理が。ブルジョワジーな気分で楽しんだ。おっさんとおばさんもいい人だった。

 

次の日の夜帰る予定だったんだけど,昼間どこを観光するか全く決めていなかったので,二人と話しをしてて話題にあがった佐渡行きを決意。あやしい2軒目までこなして就寝。

 

<手ノ子駅 衝撃の時刻表>

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