蔵王スノボ旅行②
2日目。
前日3時近くまで麻雀やってたから眠い。
そして外。大雪。吹雪。
前夜の麻雀組は,早くも頭を1日中麻雀することに切り換えた模様。
僕は麻雀派と,それでもスベリたい派の間にポジショニング。
結局,午前中は麻雀,午後はスノボにした。
麻雀は散々で,失意のまま1人着替え,山頂で待つスノボ組のところへ向かった。
リフトを5本くらい乗り継ぐんだけど,上に行けば行くほど,
明らかに気温が低くなり,目に見えて視界がふさがっていく。
4本目のリフトを降りたときには,視界は数メートルしかなくなっていた。
お客もいない。
思わず胸ポケットにチョコレートがあることを確かめる。
リフト乗り場のおっちゃんにルートを聞いて,何とか最後のロープウェイに辿り着く。
ゴンドラの中から外を見ても,昨日あれほどハッキリ見えたモンスターどもの姿が確認不能。
吹雪が凄くて,全く外が見えないのだ。
山頂のレストランではみんなが待ってくれていた。
「吹雪が凄いから,とりあえずゴンドラで降りよう」ということになった。
僕も試しに外出てみたけど,半端じゃない。
顔が痛いほど雪が吹き付けてくるし,体が流される程の風。
こりゃ無理だ。限りなくインポッシボーだ。
退く勇気を選択した僕らは,ゴンドラで中腹まで折り返した。
帰りの方が乗車人数が少なかったからか,かなり揺れた。
ゴンドラを降りた地点,さっき僕がリフトおじさんに場所を聞いたところ。
視界が更に悪化している。
みんなでヒイヒイいいながら下まで到着。
ここで心が折れた者が数名。
僕はもう少し頑張ろうと,2本くらいリフト乗ったけど,
だんだん麓のほうまで天気が崩れてきて,
えらい寒さになってきたので,ホテルに戻った。
ホテルの温泉2回目。
最高。緑のお湯!緑のお湯!
生き返ったぜ。
晩ご飯はこの日も豪華。
牛肉がやわらけー。
刺身も山菜も最高でした。
夜はやっぱり麻雀。
この日はHさんが参戦。
相変わらず負け続ける僕。
-100点くらいいってた。
わざと。わざとです。
偉大なる大先輩Hさんに気持ちよく勝ってさえ貰えれば,
負け役に徹する僕。
企業戦士。
しかし,最終局で事件が。
配牌の時点で僕の手にヤオチューハイ(1,9,字牌)がバラバラで9コ。
その後もツモの数だけ増えていく。
7,8順したところで遂に国士無双テンパイ。
当たり配の9ソーは既に場に3枚出てる。
Hさんが2枚,先輩が1枚。
その1枚切ってる先輩がリーチをかけた。
Hさんは現物で安牌の9ソーを迷わず切る!
「お,ろ,ろーん!」
接待麻雀の常識を根底から覆す,
「役満直撃」という荒技を繰り出した僕。
Hさんはハコ(すっからかん)になり,そこでリタイア。
僕はその価値で+67を得た。
ほくほく。
それでもまだマイナスなわけだけど,
Hさん退出後メンバー変えておこなった東風戦2回でも勝利。
無事ブラスで終えましたが,社会的にマイナスなのは明白。
また3時就寝。