小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

サトシ家ノンアポ突撃悪ふざけ(佐野編)part2

4日の夜は、漫画喫茶に宿泊した。

宿泊つっても、リクライニングの椅子で仮眠というのが正確。

しかも、僕に至っては、鳴ってた音楽が耳障りで、

全く寝られなかった。まさかのゼロ睡眠。

俊とフキーは2時間程度寝たとのこと。

5日の朝。

漫画喫茶を出ると、早速サトシの家へ。

もはや定位置となったベランダ脇の観察スポットからのぞくと、

サトシはこちらに頭を向けて寝ていた。

寝顔を撮影し、僕らも記念撮影。

起こすのもかわいそうなんで、飯と風呂を求めて移動。

まず朝飯を食べに、ファミレスへ。

この時間帯、フキーの体調は最も悪くなっていた。

デニーズの駐車場に着いたのに、後ろの座席で寝たまま、起きない。

仕方ないので、車のエンジンかけっぱなしにして、

僕と俊だけ食事をとった。

腹ごしらえを終えたら、次は風呂だ。

漫画喫茶にシャワーはついていたんだけど、使わなかった。

この1日の汚れはなんとしても大きい風呂で落としたいと思ったから、我慢したのだ。

「佐野やすらぎの湯」へ行った。

前に佐野アウトレットに行った帰り、ここで風呂に入ったなあと、

昔を思い出しオセンチな気持ちになる。

その辺を露天風呂にて俊にちらっとぶつけるも、やはりスルーされた。

ここは美人の湯というお湯を使ってる。

風呂の広さはまあまあ。露天と、壷の風呂があった。

飯と風呂終了。

コンビニで寝顔写真をプリントアウトし、再びサトシ家へ。

すると、駐車場にサトシの車が無い!

急いでドアまで行くと、昨日挟んでおいた夜の写真が無くなってる。

これは・・・出かけやがったな。

おそらく仕事だろう。

8時くらいの訪問でまだ寝てたから、今日は休みだろうとたかをくくっていたぜ。

お店の仕事なら、遅番とかあるよなあ。

あの写真を見たという事は、僕らの存在に気付いてるということだ。

むむむ。

どうやって決着すべきか、この旅行。

疲労と睡眠不足でゆるゆるの頭で考える。

・・・思いつかん。とにかくサトシの店へ向かう。

昨日の夜とはうってかわって、人だかり、車だかり。

やっとこさ車を停めて、サトシの店へ。

遠目から店をのぞくと、いた。

かわいい雑貨屋に似つかわしくない巨体。

サッカーの時と変わらず,大きい声を出している。

僕は日本代表のユニを来て、店のなかに入った。

しばらくうろうろしたけど、特に気付かれる様子もなかったので、

行ったん退避。

さとしの車にいたずらすることにした。

とは言っても、車がどこにあるのかは全く分からない。

従業員の駐車場は、一般のお客と違うところにあるのだろう。

ダメもとでインフォメーションで聞いたけど、

やっぱり教えてはもらえなかった。

しかし諦めきれない。

そんなに遠くではないはずだ。

アウトレット沿いの道路を注意しながら歩く。

すると、一般の駐車場の隣に、少し雰囲気の違う駐車場があった。

ここか?

サトシのティーダを探す。

あった!助手席にあるSMAP のCDが何よりの証拠。

まさか見つけられるとは。ミラコー。

ちょっと埃っぽい銀色の車体。

そのあらゆる面(窓含む)に指で「さとし」もしくは「サトシ」と書き込んでいく。

最後にワイパーに日本代表ユニを挟んで完成。

大満足。

そのまま帰るかっていう話にもなりかけたんだけど、

せっかく来たんだから話していこうということになった。

もう小細工はせず、お店でレジにいるサトシの所に突撃。

「おーわ、久しぶりー!」という普通の反応。

続けざま「昨日来た?来たよね?」と聞かれた。

写真を見て、何が何だか分からなかった様子。

混乱が見て取れた。

正直なところ、さっき店内を代表ユニでうろうろしたとき、

気付かれたかな?という瞬間があったんだけど、どうやら気のせいだったみたい。

鈍感度増してるな。

昼飯まだ食べていないということなんで、

一緒に飯食いながら雑談した。

小谷の結婚式以来の再会。

夜に家に突撃していたこと、漫画喫茶に泊まった事などをはなしたが、

恐怖の年賀状、洗濯バサミの寝顔写真、車へのいたずらは伏せた。

お楽しみはとっておいたほうがよいだろうという心遣いの出来る男。

たこ焼きおごってくれたサトシに、心の中で「すまん」と謝っておいた。

1月中旬、さとしの帰京時にフットサルでもやろうかという話をし、

おすすめの佐野ラーメン屋を聞いて、さとしと別れた。

たこ焼きで食欲を奪われた俊と、それに風邪が加わり全く食欲の失せたフキーを連れて、

さとしおすすめのラーメン屋へ強制入店。

おすすめだけあって、うまかった。

東京では最近とんこつとか、とんこつ醤油ばっかり食べてたので、

このあっさり中華そば感は新鮮だった。

長旅も遂に終焉の時を迎える。

帰りの高速では眠気に教われたが、俊もフキーもそれ以上の眠気っぽいので、

運転手交代を断念。

それぞれがかつてウ●コ漏らした話をして、気を奮い立たせた。

無事事故も無く、2人送り届けて帰宅。

具合の悪さゲージがMAX、そろそろ超必殺技出せるんじゃない?

っていう顔したフキーに別れ際「あんまり無理するなよ」と言っといた。

「お前が言うな!」と、やはり突っ込まれた。

追記:その後、やはり僕も風邪を引きました。

やはり、病人を引きずり回すもんじゃないですね。