小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

土曜日は大会in波崎

年に一度の恒例行事となりつつある,ZEBRAの合宿に参加してきた。

場所はサッカー合宿のメッカ,茨城県波崎町

前日は久しぶりに大学の友達と夜遅くまで飲んで,

帰って寝たのが夜中の2時だった為,

朝の4時半起きは流石にキツかった。

とりあえずサッカーに必要な持ち物だけ確認して,家を出た。

スネ当てと靴と靴下,短パンがあれば,上のユニは今日新しいのが貰える予定だ。

外はまだ真っ暗。星が輝いて見えるレベル。

待ち合わせ場所の代々木のドコモタワー下に着くと,ようやく白んできた。

今回の参加は15・6人。正確には覚えてないけど,多い。

1泊のサッカー合宿に社会人がこの時期これだけ集まるってのは,

やっぱり凄いと思った。

因みに応援の女の子達も7人くらい来ていた(奥さん含む)。

多い。

車4台で波崎へ向かう。

無事時間ピッタリに到着。

試合順は当日のクジで決まるんだけど,なんと引きも引いたり第1試合。

アップする間もなく試合だった。

試合直前,新ユニが配られた!

zebraユニ

シンプルで格好良し!!

惜しむらくは,シャラポワとウェンズデーに続き,またもや紺色というとこか。

でも長袖だからいーかな。

大会は5チームの総当たりリーグ。

土曜日2試合,日曜日2試合で争う。

1試合目。

僕は左サイドハーフで先発。

軽く柔軟体操しただけだったから,ちょっと不安な中,試合開始。

どうせ今日は一日だけだから,走って走って走りまくろうと思ってた。

そしたらチャンスは最初に来た。

右サイドをZEBRAの大黒柱おぐさんが突破し,

丁寧にマイナス気味なゴロパス。

それを僕がダイレクトで蹴りこみ,先制。

ヨシャー。

パスでほぼ決まってたとは言え,ダイレで鋭い球筋のを蹴れたので,満足。

その後も僕の左サイドを何遍も使って貰えて楽しかった。

もう1点を追加して,前半終了。

前半2-0だったので,結構気持ちの余裕が出来た。

後半の円陣で,DFの中心のくさかべさんが,「次の1点だぞ,次の1点」と言った。

サッカーでは2点差だと危ないと良く言う。

3点差はかなり安心なんだけど,2点差は1点追いつかれると1点差で(当たり前だけど),

相手がまた息を吹き返す可能性があるのだ。

というわけで気を引き締めて臨んだはずの後半。

交代したばかりのDF陣がアタフタしてしまい,失点。

その直後にも,ロングボールから簡単に突破されてしまい,2失点。

ヤバイ,2-2。

2点差を追いつき,俄然勢いに乗る相手チーム。

守りの時間も長い。

僕は,左のDFの人が,まだちょっと浮ついた感じだったので,

下がりを意識したプレーをずっとしてたんだけど,

このままじゃ勝てないってことで,ガンガン行くことに。

そしたら右サイドから良いロングボールが来た。

1人かわして中に切れ込んで,FWのむとうさんにちょっと短めのスルーパス

それをむとうさんが逆サイドに蹴りこんでゴール!

ヨシャー(2回目)。

これは本当に嬉しかった。

ここからまたZEBRAの時間帯になり,ゴール前のゴチャゴチャからもう1点追加。

これで4-2。

流石にここから追いつかれる事は無く,そのまま逃げ切り。

ちょっとヒヤヒヤしたけど,結果的には良いスタートだ。

後半むとうさんにアウトサイドでかなりエンジェルなパスを出せたんだけど,

シュートが宇宙開発になっちゃって残念だった・・・

アウトサイドでカーブかけた浮き球が思い通りに行くと,かなり気持ちが良いなあ。

フットサルではあり得ないから。

2試合目まで1時間くらいしか空きが無かったので,

グラウンドの脇でボール蹴りながら時間つぶし。

右サイドのかわむらさんがセンタリングを延々と上げ続け,

それを中でみんなが合わせて遊んだ。

今回初参加の同い年,コンノのヘディングがハイパワーで驚いた。

僕はヘディング苦手なので,ウマイのは本当に羨ましい。

2試合目。

1試合目フル出場だったのにもかかわらず,2試合目も先発だ。

幸せな事です。

相手は少しヤンキーライクなチーム。

苦手なタイプだ。

和やかなムードで始まったから良かったけど。

でもヤンキーライクなチームには特徴があって,

態度が中途半端なんだよね。

最初の挨拶の時は一瞬「礼儀正しいのかな?」と思うんだけど,

スポーツの最中になると,彼らはとたんに全てを忘れるんだよね。

恐らく,上辺だけの「礼儀」だから,試合始まると忘れちゃうんだろうなと思う。

罵詈雑言の嵐です。

そんな経験もあったので,気を付けて様子を見ようとしてたら,やっちゃいました。

きっかけは完全に僕。

真横から思いっきりモモカンをかまして(わざとじゃないよ),

大転倒させてしまいました。

直ぐに駆け寄り「大丈夫?ごめんね。」と言う僕。

すると,彼はシンナーでスカスカになった歯を見せて二カッと笑い,

さわやかに「大丈夫ッス!」と・・・・

そんなハズもなく,帰ってきたのは「ぶっ殺すぞ!」という言葉でしたとさ。

ほんとに痛そうだったから心配したのに。

気の弱い僕は震え上がり,自分のポジションに戻りながら,

新品のユニの袖で溢れ出す涙を拭きました。

まあ恐らく泣きたかったのは渾身のモモカンくらった彼だったのかもしれないけど。

しばらくうずくまってたし。

ただ,「ぶっ殺すぞ!」と言われたからには,そのチャンスも与えないと失礼だなと思った。

その彼は,僕が逆サイドに出張してるときにファウルした相手だから,

僕の逆サイドのDFだったので,「ぶっ殺す」にはちょっと遠いのだ。

だから,点差が開いて試合が決着してた時間帯に,

何度も逆サイドまで出張したのに(勿論プレーの流れも読んでのことですが),

全然当たりに来てくれませんでした。

冷たいんだから。ぷんぷん。

ケケケ。

試合は結局4-0で勝ち。

最後の方では走りすぎて足が吊りました。

でも楽しかったー

やっぱり長い距離を走るのも楽しいな。

サッカーのチームも入りたいな。

サッカーもフットサルも,やっぱり両方楽しいぞ。

2試合終わったけど,ラインズマンをやる人がいるので,

またグラウンドの端でボール遊び。

僕は途中でやめて,試合を見てました。

そしたらちょっと寝てしまい,起きたら1試合分以上寝てた。

1時間半くらい。

ビデオ班に寝顔を収められたらしい。

闇市場で高額取引されないことを祈るばかりです。

宿に戻ったあと,晩飯までに温泉に行くことに。

1時間くらいしか時間が無かったんだけど,

僕が帰らなきゃならないってことで,7人くらい来てくれた。

1人だったら民宿の風呂入って帰ろうと思ってたから,

これは本当に嬉しかった。

みなさん,ありがとうございます。

入浴時間は30分くらいしかなかったけど,やっぱりサッカー後の温泉はサイコー。

みんなで髪が濡れたままデカイ車で帰った。

僕はそのまま駅に降ろしてもらって帰るつもりだったんだけど,

「降ろしてる時間がない!」というわけで,宿に一緒に戻った。

晩飯は焼肉。

僕は「晩飯は食わないで帰ります」とか言ってたのに,

蓋を開けてみれば誰よりも食ってしまった。

となりのコンノが少し引いてたね。

腹の形が変形したまま,みんなに別れを告げ,

銚子の駅まで送ってもらった。

まだ8時前だったんだけど,期待してた「特急わかしお」は既に終了。

仕方なく成田線でチマチマ帰ることに。

この電車初めて乗ったんだけど,エライ景色が寂しい。

夜ってのもあったんだけど,とにかく景色に灯りが無い。

千葉,ここまでとは・・・

何とかその日のうちに家に到着。

焼肉臭いまま,布団にダイブ。

日曜日は結婚式なのに・・・大丈夫か?