小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

フットサルと釣りが趣味の男へ

この日は、対戦相手をネットで探す「出会い系フットサル」。

3チームまわし。

エンジョイで2時間楽しんだ。

全部で9人と、思いのほか集まっちゃったため、

ちょっとやりたりなかったかな。

相手のレベルはちょうどよく、楽しめた。

高校サッカー部のフキーも来た。

一緒にボール蹴るのは何年ぶりだろうか。

明らかにパワーダウンしてて,愉快だった。

終わった後は、俺、だいけ、しゅん、遠藤、たくみで飯。

ちょっと高級に、ロイヤルホストと洒落こんだ。

ステーキ丼がうまい。

さらにその後、飲みにいこうと思ったんだけど、

みんな次の予定があるということで、

暇人のしゅんと二人で電車に乗った。

途中の駅で、「飲むより、釣りのほうがよさそうだ」ということになり、

家で車に乗り、海へ向けて出発。

途中、環八沿いの釣り具屋で装備を整える。

リールの糸、ルアー、針、青イソメを購入。

店員さんが親切で良かった。

東京湾の釣りスポットを頭に叩き込んで、再度出発した。

東京湾の運河に着いたのは7時頃。

あたりは真っ暗。

多少何かの柵を乗り越えたりしつつ、

適当に良さそうなスポットを探し、スタンバイ。

うねうねする青イソメをブチブチちぎり、

針の先っちょにくっ付ける。

そして振りかぶって投げる。

そして待つ。

この繰り返し。

夜の海は暗くて寒い。

サッカー部関連の話をするには絶好だ。

マネジ、三角、すーさん、順平、さとし、フキー、こたに、話は尽きん。

それぞれがそれぞれの状況で、面白い事になってると思う。

俊は、もう俺の現状に対して言う事は1つしかないと心に決めてる様子で、

それ以外はあんまり言おうとしない。

あわよくば気分が一発で晴れるような「魔法の言葉」が欲しい俺の弱さを見抜かれたようだ。

いやな野郎だ。

流石にそろそろそのアドバイスを聞くべきか。

しばらくすると、何か竿の先に手応えを感じる。

俄然盛り上がる。

「なんだなんだ!」「でかいぞ!」

数分間に及ぶ大格闘(左右に揺さぶる。時には緩める等)の末、

海面に見えたのは、なんか黒い固まり。

「何だあれ?動いてない?」「いや、、、」

おそるおそる引き上げてみると、黒いビニール袋だった。

ショボーンてなった。

俊は「人の頭髪かと思った」とのこと。

結局その日一番盛り上がったのはその瞬間。

二度目にワカメ風の海藻を水揚げしたときなんか、落ち着いたもんだったよ。

一匹も釣り上げることなく、運河を後にするのでした。

魚は目の前で何度も飛び跳ねていたのに。

馬鹿にしやがって。

負けたままでは立場が無いということで、

築地の寿司屋へ移動。

魚をたんまり食べて、上下関係をはっきりさせておいた。

ただ、あの運河にマグロはいないだろうから、

逆恨みで食われたマグロがいると言えるでしょう。

中トロがすごくおいしかった。溶けた。

腹もいっぱいになったので、俊の家でボンバーマン対決。

かつてボンバーマンを「勉強」した俺に俊が敵おうはずもなく、

コンピューターと3人まとめてぼこぼこにし、

上下関係をはっきりさせておいた。

家帰ったら結局深夜の一時。

なかなか充実してた。

釣りのリベンジは行く予定。

俊も次までに釣り竿買っとけよ。