小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

ちょっくら行ってきました(米子編①)

長崎から羽田に着いたのが22時頃だったかな。

家に忘れ物をしていたため,一旦帰宅。

飛行機の中で聞いたアンダーグラフの「遠い日」が良かったので,

iTunesのミュージックストアで購入。

次の日は5時半に起きて,6時に家を出た。

7:25羽田発の飛行機で鳥取米子空港へ。

長崎の便よりかなり機体が小さい。

飛行機が苦手な僕は,「こんなんで鳥取に行けるのだろうか」と震え上がりました。

でも,いざ飛んでみると,あまり揺れなかったし,快適だった。

ベルト着用サインが消えたら,会社の人に借りたゲームボーイmicroでマリオ3をやった。

長崎往復する飛行機の中で,狂ったように無限1UPを繰り返していたため,

準備は万端。

何回失敗しても大丈夫。

久しぶりのマリオはやっぱり楽しい。偉大なゲームだ。

僕は3とワールドが好き。

米子に着くと,駅行きのバスが丁度停まっていたので飛び乗った。

駅までバスで30分もあるらしい。

外をずっと見ていたけど,噂に違わず何にも無い。

駅の近くは,結構お店もあるんだけど,やっぱりなんだかマバラ。

米子駅から電車に乗って,境港にある水木しげるロードに向かう。

記念館はお休みの火曜日だったんだけど,とにかく行ってみたくて。

JR境港線には鬼太郎の絵が描かれた妖怪列車が走る。

時間によっては違う列車が走ることもあるそうだけど,

運良くピッタリ鬼太郎の電車が来ました。

2両編成で,外装も内装も妖怪が一杯。

途中停車する駅にも,本来の駅名の他に,「泥田坊駅」とか名前が付いてる。

うほほほほ。

駅に着いて売店でスタンプラリー台紙付きパンフレットと絵はがきを購入。

商店街のお店にスタンプが置いてあって,全部押すと駅の観光案内所でシールが貰えるのだ。

駅を出ると,早速,机に向かう水木サンと鬼太郎達のブロンズ像が。

そこを始めとして,道沿いにブロンズ像が一杯並んでいる。

小雨が降る中,一つ一つじっくりと見ながら歩く。

一人旅の気楽さってもんで,好きな妖怪の像の前には5分以上立ち止まる。

(写真はキンタマ袋をかぶった狸の妖怪です)

\"キンタマ狸\"

妖怪ブロンズ像に囲まれたあまりの嬉しさに,だんだん顔がほころび,

徐々にエスカレートし,本日最高潮のニヤニヤになった時,

観光の老夫婦と目が合ってしまい気まずかった。

彼らの目には僕が妖怪に映ったんではなかろうか。

スーツで大きいリュック背負って,スタンプを押しながらニヤニヤですから。

彼らに罪はない。

途中で濡れせんべいと今川焼きのカスタード,

でこちゃん焼きという大きめの人形焼きみたいのを2コ食べた。

全部うまかった。

途中の妖怪ポストで,手紙を送った。

鬼太郎の消印が付くぞ。

僕が欲しいくらいだ。

スタンプラリーは見事全部押した。

スタンプラリーの台紙と,手帳に両方押した。

最後のスタンプを駅の観光案内所で押すと,

係員の人が「スタンプ17コ以上押しましたか?」と聞いてきた。

僕が自信を持って「ハイ」と答えると,

「じゃあ妖怪博士ですねー」と言い,妖怪博士のスタンプを押して,シールをくれた。

圧倒的な満足感と,一握の羞恥心を感じた。

そのまま係の人に,おいしいお店を聞いた。

海沿いを歩いて向かう。

やっぱり砂浜より港が好きだ。

海鮮丼1000円で,とてもおいしかった。

境港は日本で6番目の水揚げ高を誇る大きい港だ。

さすが。

絶対また行く。今度は記念館空いてる日に。

駅に戻り,また鬼太郎電車で米子駅へ向かう。

長くなったので続く・・・