就職活動のおもひで
多くの人が通る道。
そして,僕も通ってきました。
終わったから言えるかも知れないけど,
あれはあれでなかなか楽しかった。
一番覚えてるのはエロ本の会社かな。
面接官3人の受験者俺1人。
面接官はみんなラフな格好。
変なアクセサリー付けてる奴いたなあ。
1人はかなりファットボーイスリムマイナスボーイスリム。
いきなり目の前に数冊のエロ本を出され,
「採用が決定したら,これのどれかをやって貰うことになると思います。」
と言われた。
「お,結構ドギツイね。」と心の中でつぶやく。
気になったのは後ろで聞こえる電話。
「お前久しぶりだな~。どこ行ってたの?捜索願出るとこだよ。
何?性病?」
ほんと,勘弁して下さいよ。
何とか面接に意識を戻し,
質問攻めを受けきる。
・AV見る?
・好きな女優は?(AV限定)
・エロ本見る?
・中学生の時読んでたエロ本は?
・親は了解してる?
・彼女いる?
・彼女了解してる?
・年下好き?年上好き?
覚えてるのはこれくらいかな。
まともな質問一個も無いよ。
僕は全て元気よくハキハキ答えました。
今考えると,おれよく頑張ったなと。
因みに好きな女優は紋舞らんと答えました。
そして,合格しました。
今の会社の3次面接の結果待ちくらいだったから,
その結果を待ってもらうことに。
親や彼女には先に心の準備さしといた方が良いかなと,
合格して直ぐ報告。
親は渋々だけどあっさり,「そこしか無いなら仕方ない。」って感じ。
彼女はもっとあっさり「がんばれー」って感じだった。
でも,その後に彼女とコンビニ行ったら,
あの日,目の前に広げられたセクシー雑誌があったので,
「これこれ,この本だ。」と言ったら,
想像を超えていたらしく,暫く無言になった後に,
「もう1コの会社絶対受かって。」と,
怖い顔で言われました。
結果は何とか今の会社に受かることが出来たので,丸く収まりました。
でも,アッチの会社も結構楽しそうだったんだよなあ。
これほど後輩の役に立たない就活話も無いな。
めんぼくね。