小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

【夏フェス用】理想の短パンとの出会い

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夏フェスに最適な短パン

ロックインジャパンは2001年から、フジロックは2010年からほぼ毎回行き続けているわたくしが、遂に「夏フェスに最も適した短パン」を発見しました。

夏フェス短パン問題の要点(超個人的)

夏フェスの最大のストレスポイントはトイレです。最近では駅のトイレですらめちゃくちゃきれいな日本ですが、夏フェスのトイレは汚い。工事現場にある仮設トイレと同じものだと思いますが、フジロックでは雨が降って泥だらけの人が利用することも多く、見た目もニオイもなかなかです。ロックインジャパンも似たようなもの。(ニューアコも行ったことがありますが、トイレについては記憶がない。)

汚いと何が問題かというと、「物を落としたらジエンド」ということです。先日のブログに書いた通り、かつてフジロックで同行女性I氏がトイレの中にスマホを落としたことがありました。仮設トイレなので当然ボットン便所。ボットンの中に落としてしまえば、救出は100%不能です。その時も係りの人に問い合わせましたが、例年数件同様の事例が発生し、例外なく救出できていないとのことでした。なお、I氏のスマホは(ボットン)没後もしばらく生きており、当日の夜に電話をかけるとコールはされる状態でした。我々は、コール音を聞きながら、誰もいない仮設トイレのボットンの中で振動とともに深く深く沈んでいくスマホを思い、熱い涙を流したものです。

とはいえ、救出されたところでそのスマホを利用できるかといえば、メンタルの観点からほぼ難しいということについては、議論の余地がないでしょう。そんなスマホを使っている人がいたならば、「肥溜め糞スマホマン(ウーマン)」というあだ名がつけられても仕方ありません。

「ボットンの中に落としたら終了」。それは当たり前です。何が言いたいかというと、「ボットンの中じゃなくても試合終了だよ」ということです。仮に足元に財布やスマホを落としてしまったとして、それを拾い上げて手でパッパと払って使う…ということは、通常の衛生観念をお持ちの方であれば不可能かと思われます。床に落ちているのは泥かクソかどちらかが、なんらかの事情で水分を得、液状化した物体であるからです。完全防水スマホで丸洗いできれば、百歩譲って洗剤などで復活も可能かもしれませんが、財布の場合は皮、合皮、その他素材だったとしても再起不能でしょう。少なからず何かが染み込んでいるはず。そんな財布を使っている人間は苗場(ひたちなか)の伝統工芸糞染財布利用者です。

仮設、汚れる、和式。これは夏フェスの特性上仕方ないことです。人間は物を落とす生き物。完全に防ぐことは難しい。となるとできること。それは「ウォレットチェーンの活用」ということになります。スマホは落としたらご臨終です。諦めるしかない。ただ、財布はそうもいかない。糞まみれの財布を拾い上げて、カードとか免許とか取り出さないといけない。そうならないよう、「落とさないようにすることが重要」ということです。
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結局夏フェスに最適な短パンとはどんなものか。

ウンコとウォレットチェーンの話ばかりしてきましたが、それ以外にも要素はあります。僕の考える「夏フェスに最適な短パンの条件」は下記の4点です。

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①ウェストにゴム入りのベルト一体型(前でカチっととめられるやつ)
②チャックあり(おしっこしやすい)
③乾きやすい(汗、雨が乾く)
④右手側にベルト通しがある(ウォレットチェーンが掛けられる)
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①については、ずり落ちないことをベルトに100%頼った場合、トイレで両手を話した瞬間にズボンが床までストンと落ちる危険があります。そうなれば、ズボンの裾は一瞬で糞まみれです。なので、ゴムが入っている方が安心です。また、ベルトを持たないことで荷物削減にもつながります。

②チャックがあることで、劇的におしっこがしやすいです。おしっこするのにズボンを下ろす=間違ってズボンが床に落ちるというリスクにつながります。

③フェスでは雨が降ったり汗を書いたりビールをブチまけたりすることがあります。乾きやすい方が優れています。

④右利きの場合、ウォレットチェーンは右手側のベルト通しにつけることになるためです。

④が難所だった。

①〜③だけの条件であれば、普通にあります。が、④を満たすものはなかなか見つかりませんでした。おそらく大きな理由は、①の条件である「ベルト一体型」と、右手のベルト通しを共存させるニーズが少ないからだと思います。ベルトを使うことを想定していないので、ベルト通しが必要ない、という合理的な判断だと思います。ちなみに、左手側にベルト通しがあるものはよく見つけられます。これは、ベルト一体型で元からついているベルトが余った場合に差し込んでいく場所として必要だからだと思います。

そしてついに見つけた夏フェス短パンの正解

なかなか見つからず、今年のフジロックも結局④を満たしていないグラミチの短パン2つで乗り切りました。これはこれで使いやすく、そこまで悪くないのですが、ウォレットチェーンを前の「カチッ」部分に付けざるを得ず、ウンコ時に前を外した際にウォレットチェーンがぶらんぶらんするという状態でした。

そして一昨日、二子玉川ライズに買い物へでかけ、そこで何気なく寄ったOSHMANSで運命的な出会いが。グラミチのOSHMANS限定ショートパンツです。ネイビーのMサイズがラスト1着でした。Sサイズはまだ店舗に在庫がありました。WEBでは既に全色売り切れているようです。

www.oshmans-online.jp


③の「乾きやすさ」の実力は不明ですが、それ以外は全て満たしています。これでロックインジャパンが快適になること間違いなし。ワーイ。