小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

ロッキンジャパンフェスティバル2018の記録〜また開催日数増えんの?〜

備忘録として記す。

今年もおかげさまでロッキンジャパンフェスに行くことができた。備忘録として、おこったことをできるだけ詳細に記す。

初日(8/11)

朝6:30に新宿駅に向かい、たくみをピックアップ。前に書いた通り、今回は行きは2人きりの参加だ。日曜はドナえもん(婚活中)が加わる。

山手通りから首都高に乗って、外環から常磐道。外環が結構混んでいて時間がかかった。常磐道守谷SAを過ぎても混んでいる。よく考えたらお盆だ。そりゃ混むか。

ひたち海浜公園の駐車場に到着したのは10時過ぎ。今回は2人なので、テントは持ってこなかった。イス2つとシートだけ。レイクステージの脇の森の中に設置した。

でんぱ組、夜の本気ダンス(park)、ももクロ(grass)、mol-74(wing)までカスメるようにチラ見。androp(lake)をしっかり見た。クリーピーナッツとのコラボ曲「SOS!」が良かった。

家入レオ(park)から、the band apart(forest)へ。1曲目がhigher。最高だった。昔の曲もいくつかやってくれた。ロッキン出場は5年ぶりとのこと。最近あんまりロッキンで見てないなと思ってたけど、日程が合わないだけだと思ってた。MCも演奏もとてもよかった。

次はLittle Glee Monster(lake)。ただ歌が上手いだけのグループなのかと思っていたけど、良い意味で裏切られた。完全にmanakaさんとアサヒさんが元気よく歌う姿に心奪われる僕。御年36。曲も良いし、また見たいグループ。

wingtentに移動してMOSHIMO。正直この時間帯見たいものが無く、行きの車中でヒマつぶしに、たくみとある「賭け」をすることにしていた。それはMOSHIMOのボーカルのビジュアル当てクイズ」Spotifyに入っていたMOSHIMOの歌を聞いて、ボーカルのビジュアルを予測するという新時代の幕開けを感じさせる遊びだ。勿論僕もたくみもMOSHIMOというバンドを見たことが無いし、事前情報も持っていない状態。

車中で曲を聞く。YUKIを彷彿とさせるようなかわいらしい声である。僕の立てた予想は「茶髪のショートカット。YUKIガンバレルーヤまひるを足して2で割った顔。すこし下ぶくれ」。たくみの予想は「黒髪でショートカット。顔のパーツが全部小さい」というもの。どういうわけか「ショートカット」は一致。果たして。

wingtentに向かう。すでに演奏は始まっていて、声が漏れ聞こえてくる。女性の声だ。MCをしている様子。聞こえてきたのは「なんだおめーは!!」みたいな、チンピラワード。なんか思ってたのと違った。見た目は茶髪で少し長い髪。ガンバレルーヤまひるには似てないし、パーツもそれぞれ小さくない。2人とも外れた。ふつーにかわいらしいフェイスっぽかった。ただ、顔以前にその喋りのチンピラ感に打ちのめされてしまった。勝手に想像していた我々が悪い。曲はMCと裏腹でそこまで激しい感じではなかったように思う。

心に傷を負った我々。MOSHIMOは全部見ていられず、時間ができてしまったので、サウンドオブフォレストに四星球を見に行った。全然知らないバンドだったし、途中から見たんだけど面白かった。コミックバンド。コミックバンドって初めて見たかもしれない。次はちゃんと見たい。最後の「時間がないときのRIVER」で声出して笑った。

そのままサウンドオブフォレストで清水ミチコ岡崎体育ばりに口パク歌で登場。さすがにベテラン。会場がものすごく盛り上がっていた。観客のリクエストで幸田シャーミンも披露。最後はロッキン2018の4日間の出演者を1日ずつピックアップしたメドレー。クリープハイプが絶妙だった。すごく似てる。

ポルカドットスティングレイ(park)を3曲くらい聞いて、マンウィズアミッションへ。最後にマンウィズを見たのは2016フジロックのグリーンステージ。約2年前だが、ジャンケンジョニーの日本語が上手になっていた。そして、それ以上に弾き語りのクセがすごくなっていた。清水ミチコに真似して欲しい。

森のキッチンでステーキ丼食べて初日終了。

2日目(8/12)

2日目。少し曇っていて過ごしやすい気温。朝一は物販。サザンの40周年記念タオル、Tシャツ、ステッカーを購入。30分くらい並んだ。

そのまま岡崎体育(grass)。口角に泡をためながら頑張っていた。岡崎体育のグッズTシャツは2000円と格安。胸にBASIN TECHNOの文字と合わせてツイッターアカウントが。広告を兼ねて安くしているのだろう。上手。ライブも楽しかった。盛り上げ上手。ミュージックビデオの曲はライブだけだと伝わりにくいから、岡崎体育のライブ行く人は予習するが吉。ウォークオブデスは画面に映して欲しかったな…。2020までに埼玉スーパーアリーナでライブをやるとのこと。楽しみ。

レイクステージに移動して、遅れてきたドナと合流。モーニング娘。’18。初めて生で見た。ダンスのキレ&運動量が凄かった。みんなアイドルらしい感じで、ハロプロの層の厚さを感じさせる。ガチヲタと思われるおじさん達のすぐ隣でみていたが、皆さんジャンプ力が半端ない。大迫ぐらい飛んでた。声量も凄い。「あいあいあいあい愛されたい!!!」と絶叫。理由は見当もつかないが、気持ちが入りすぎていやしないだろうか。

森のキッチンで昼ごはん。昨日の夜と同じステーキ丼を食べた。僕のは昨日と同じく美味しかったが、たくみとドナのは脂身が多かった。当たり外れがある模様。

ドナはヤバイTシャツ屋さんを見にグラスステージへ行くというので別れる。俺とたくみは基地でプリングルス休憩をして、ACIDMAN(park)へ。とても格好良かった。赤橙聞けて良かった。

おいしくるメロンパン(forest)をチラ見して、グラスステージへ移動。みなと屋でカレー食べて、04 Limited Sazabysを遠目に聞く。声が高い。茶屋ビレッジでフレンチフライ専門店「AND THE FRIET」の細いフライドポテトを食べる。いたって普通であった。元の味を知らないが、おそらく実店舗で食べるともっとおいしいのだろうと思う。

バズステージへ移動して、アンジュルム。最高。上國料さん最高。「上國料」ってピンクの大きな刺繍が入ったTシャツを来たおじさんを見かけたが、気持ちが分かる。曲も良い。勝田さんも好き。めちゃくちゃかわいい。

Superfly(grass)。前回ロッキンで聞いた時(もう7年くらい前?)の初見の時よりは声量が落ちたような…もしかすると思い出補正かもしれません。最初聞いた時は本当に腰抜かすかと思うくらい、圧倒的だったので。とはいえそれでも充分凄い歌唱力。ヒット曲もたくさんあって、楽しい。

Superflyの最後1曲を聞かずに再びバズステージへ。SPECIAL ACTのブルゾンちえみwithBを見るためだ。少し早めに行ったにも関わらず、人がバズステージのテントからハミ出ていた。人気者。

時間になると、曲がかかり、大歓声。そして両サイドからwithBがゆっくり入場。そして後からブルゾンちえみが入場。舞台袖へ消えるwithB。一人ステージに残されたブルゾン。「何が始まるのか」。観客の期待感がMAXに達したその時、ブルゾンが何やら「チョットマッテ」みたいにつぶやくと、舞台袖へ消えてしまった。誰もいなくなったステージ上。音楽はなり続ける。照明も切り替わったりする。音楽はネタ用っぽい。ところどころで「栄養士」とかワードが入ってるし。でも誰も出てこないステージ上。2分弱ほどそのままだったと思う。突如2回ほど「わかめ」というワードが差し込まれ、音楽が終了。「前衛的なギャグなのだろうか…」と思っていると、ブルゾン再入場。「ごめんなさ〜い」とのこと。どうやら音楽が間違ってしまったらしい。めちゃくちゃテンパっている様子のブルゾン氏。いつもの35億のネタも噛み噛み。1回目の「ダメウーマン」も言い忘れていたように思う。でも面白かったから結果オーライ。

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最後はサザン。前回ロッキンは2005年に出場とのことなので、実に13年ぶりとなるらしい。あの時と同じく、今回も画面には歌詞が字幕で表示された。親切。愛しのエリー、希望の轍愛の言霊、マンピーのGスポットなど、間違いない感じ。最高。僕は「栄光の男」はちゃんと聞いたことがなかったんだけど、歌詞もメロディもすごくよかった(後でspotifyで聞こうと思ったらサザン自体が入ってなくて残念だった)。最後はみんなの歌で終わり。カラオケ行きたくなった。

例のごとく「阿字ヶ浦温泉 のぞみ」で風呂入って帰宅。人数が少なすぎてどうなるかと思ったが、非常にスムーズだった。ライブも満喫。雨も降らなかったし、異常な暑さも無く、快適なロッキンだった。

まとめと、来年の5日間開催について

今年も最高のロッキンであった。その上で。

来年は20周年を記念して5日間開催とのこと。ロッキンジャパンフェスが何を目指しているのかが不明である。せめて、「最終的に1週間ロックフェスをやりたい!」とか、なんか先に描いてるものは無いのか。事業として日程を増やしてお金を稼ぎたいのは分かるが、あんまりにも露骨ではないだろうか。隠す気すら感じないストロングスタイル。そういや、4日間開催もなし崩し的に始まった。

ロッキンがもはや「ロックでは無い」のは理解できるけども、「今日から俺は」の智司が言うように「カッコもつけられなくなったらおしめーだよ」という風にも思う。

もう18年も参加してるからイベントとしては非常に好きなんだけど、なんとなしの残念感をここ何年か感じ続けている。「じゃあ行くなよ」って話だけども。

なお、前回記事で書いた短パンも、非常に快適だった。フェスに行く人にはおすすめ。
tukamen.hateblo.jp