夏休み長野旅行①
月曜から長野へ旅行。
盆休みで長野の奥さんの実家に帰省中の俊と遊ぶためだ。
新幹線の予約もしておらず,当日買いでは指定席が一杯。
お盆の自由席は小学生以来だ。
でも,30分前くらいに並んだら,すんなり座ることができた。ラッキー。
長野駅に着いて,駅前のソバ屋でざるそばとカツ丼のセットを食べながら,宿の予約。
お盆のど真ん中ということで,どこも一杯。
6,7軒目でようやく空きが見つかり,予約。
チェックインを済ませ,善光寺まで散歩した。
長野には「AC長野パルセイロ」というJFLのサッカーチームがある。
駅前の商店街の多くの店にオレンジのユニフォームやのぼりが飾ってあった。
駅近くのカフェには選手のサインが壁に直書きしてあったり,
写真が沢山飾られていたりした。
写真は試合中のものではなく,飲んでたり,BBQ(?)してたりの楽しげなもの。
地元に根付いてる様子で,いいなあと思った。
善光寺は俊が長野に居たとき以来。既に日も暮れ,人もぽつりぽつり。
怪しげなライトアップよりも雰囲気があって良かった。
お堂の中も,時間ギリギリで拝観することができた。
できたのはいいんだけど,電気も無いし,中は真っ暗。
その真っ暗闇に浮かび上がる閻魔大王のギョロ目。思わずお賽銭を投げた。
夜ご飯は権堂町の春海亭というお店。
インターネットに口コミも全く無い,謎の店。
小さい店だったけど,もろもろ美味しかった。
店員さんも良い人。
翌朝。昼頃俊と合流し,長野のドンキホーテへ。
ドンキホーテといっても,ペンギンマークの何でも屋ではない。
長野で有名なハンバーグ屋の方だ。
俵ハンバーグがむちゃくちゃうまい。
俊と長野で遊ぶときは,毎度足を運んでいたお店。
相変わらず美味しかった。東京にも進出してくれないかな。
あっという間に広がると思うんだけど。
その後,特にすることも無いので,戸隠の「チビッ子忍者村」へ行くことにした。
車で1時間くらい行った山の中。
意外にも家族連れで賑わっていた。
手裏剣を投げたり,吹き矢をやったりして楽しんだ。
しかし,ここの最大の魅力はアスレチックであった。
子どもはうまいことひょいひょい進んでいく。
しかし,おっさんと子どもでは支えるべき体重が違う。
大人の意地で全てを真面目にクリアしたが,
終了後は腕はプルプル,膝はがくがく,汗ビッチョリ。
必要以上に楽しんで,忍者村を後にした。
夜は長野のオリンピックスタジアムで野球観戦。
阪神VS横浜。
たまーに長野にもプロ野球が来るのだ。
当日券で横浜側の指定席を購入。
凄く近い席だった。外野の選手の目の前。
俊が運転なのを忘れて買ちゃった日本酒とビールを両手に持って応援。
音楽と酒も親和性が高いが,野球と酒もとても親和性が高い。
自然と応援に熱が入る。
オリンピックスタジアムに響く「つつごう~!」の叫び声。
攻守交代の合間には,長野の誇るキノコ会社「ホクト」より,
キノコの着ぐるみが5体くらい出てきて踊り狂う。
思わず写真を取ろうとするも,中々こっちを向かない。
「エリンギ!おい,エリンギ!こっちこっち!こっち向け!」と叫ぶ。
踊っている時はこっちを向いてくれなかったが,引き上げ際に良い写真が取れたので良し。
しかし今思い出しても,何故エリンギにそこまで執着したのかは思い出せない。
試合は結局阪神が1-0で勝ち。
横浜は最後の9回裏に見せ場があったが,得点出来なかった。
夜は権堂町の健全な飲み屋で飲んだ。
湯豆腐がうまかった。