小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

岐阜のH家、東京のH家

とある日曜。晃さんを拾ったのが高円寺9:30。10:00に河合さん夫妻を拾って、出発。目的地は岐阜。今回はただの観光ではなく、平松さんの結婚式二次会で流す映像の撮影が主題。勿論平松さんには秘密。

 高速道路上の車中。平松さんとは小中一緒の河合さんが、地元の友達に色々電話掛けて、平松さんの少年時代のエピソードを聞きだそうと努力。しかし不発。高校の親友に掛けて、引き出せたのは「サッカー頑張ってたなあ・・・」というお言葉。黄信号。

 岐阜に着いたのは5時過ぎ。岐阜駅で河合さんの奥さんキョウコさんを降ろし、男3人パーティとなる。そのまま金津園へ。ここは新宿で言ったら歌舞伎町、長野で言ったら権堂町にあたる、噂の歓楽街とのこと。清らかな精神を持った僕らには、そんなもの害悪でしかないのですが、「敵を知り己を知らば百戦危うからず」ということで、無料案内所を冷やかす事にしました。正直入り口で僕がウロウロしている動画さえ撮影できれば良かったのですが、中からおばちゃんが出てきて「中も見てきなさい」というので、案内所の中も撮影させてもらった。僕らを完全に風俗目的の観光客と思ったらしく、色々教えてくれた。ナイスアドバイス。また今度ね。

 そして念願の平松さんの実家に到着。当日アポイントの突撃訪問にもかかわらず、お父さんお母さん共に快く迎えてくれた。ありがとうございました。お母さんが嬉しそうに「香子さんがくれたの」という花束を見せてくれた。何で花束?と思ったら、なんと、この日はお母さんの60歳の誕生日だった!そんな大事な日に、誠に失礼致しました。しかも、ケーキまでごちそうになってしもうた。おかげさまで良い映像が取れました。

 晩御飯は岐阜在住の平松さんの地元友人女子3人組と共に。良い映像が取れた。一人僕の好みドストライクな人がいたんだけど、なんと平松さんが小学校の時に好きだった人と判明。平松さん、お互い中々見る目がありますな。

 二日目。平松さんの高校へ突撃。たまたまいた野球部の生徒にお祝いメッセージを貰う。そんだけ。中学校にも行った。たまたまいた先生にお祝いメッセージを貰う。

 平松さんが昔よく利用したというエロ本の自動販売機(跡地)を見学した後で、再び平松さんちへ。連日の訪問に驚くお母さん。「なんか下さい」。二次会の商品として、平松さんが「もう使わない」と実家に送り返した「ぴちょんくん風スノボウェア」をゲットした。

 観光もしたいということで、岐阜城にも行ってきた。モノレールに乗ってお城まで行く。資料館も充実の内容で、とても良かった。リスにエサをあげられる「リス園」が山頂付近にあるんだけど、この日は観光客が多すぎて、リスがお腹いっぱい。エサをもう食べてくれないという情報が寄せられたので、断念。観光客向けに鎧武者の格好をした人がいるんだけど、バイトの交代の時間なのか、下りのモノレールで一緒になった。シュール。iPhone持ってた。そうそう、この前河合さんの結婚パーティに来てた岐阜の人と偶然再会。奇跡。

 岐阜城の立派さに気を良くした僕らは、「もう1城いっとく?」ということで、最近建築されたという「墨俣城」にも行くことにした。しかし、こっちは資料館もショボく、全くパンチ無し。あんまりメジャーじゃないからバレてないだけで、日本有数のガッカリスポットとなる素質を感じた。訪れた人は、資料館の4階のやる気の無さに是非注目してほしい。

 という感じの岐阜のビデオ撮影旅行だった。

 そして結婚式の1週間前。ビデオの編集は難航していた。いわゆる「オチ」の映像を撮影していなかったため、最後の所がどうしても納得できなかったのだ。思い悩んで、河合さんと晃さんに相談。打開の切っ掛けは、河合さん。自身の結婚パーティで嫁さんに色々バラされた恨みを晴らしたいと言い出した。というわけで、きょんきょんから合い鍵借りて、平松さんの自宅に突撃してきた。平松さんを晃さんに呼び出して貰い、その間に僕と河合さん、きょんきょんの3人で色々やってきた。内容は文章にするとつまらないので、ここでは伏せさせていただきます。映像の時間が長くなってしまい、かなりカットせざるを得なかったのが残念。

 結局きょんきょんの友人のビデオが3分強。僕らのビデオが15分という非常にアンバランスな時間配分となった。でも反省はしてない。ケケケ。