小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

こたにけ蹂躙の土日

一足早いサッカー部のクリスマスパーティーが,この土日で開催された。

土曜の昼,フキーを拾って会場となる小谷家へ。

途中で順平,すーさんとあゆ子(彼女)と合流し,小谷夫妻の家に突撃した。

小谷とクリパラは,最初は俺だけ行って,夜にみんな来るものと勘違いしてたようで,

いきなりの客人に動揺していたが,こちらは気にしない。

着いて最初のイベントは,10月に行った陶芸作品のお披露目。

俺んちに段ボールで届いたので,空けずにそのまま車に積んできてた。

開封すると,最初に出てきたのは俊のカレー皿。

平べったい皿の真ん中に,「うまい」と書かれた逸品。

誰もがその焼き上がりを案じた作品だったが,意外にもイイ感じに仕上がっていてムカついた。

そのほか,次々と出てくる,意外とよくできた作品群。

俺のドンブリも,大盛りを欲している様子が一目瞭然の良作に焼き上がっていた。

サラダボールじゃないよ。

電動ロクロを使った3名の作品は,どれもお店で売れるくらいのできばえだった。

電気の力は偉大だ。

そして,一番の話題をさらったのは,やはり我らがマネジの作品。

魚の平皿なんだけど,まず,生物学的に明らかに間違った位置にヒレがある。

そして,皿の表面が,なんだか波打っている。

皿の縁も指でコネクリすぎたらしく,ぐねぐねしてる。

「もう飽きちゃった」という声が聞こえてきそうな,もの悲しい作品となった。

心なしか,魚の目も死んでる。

マネジの作ったもう一つの作品は,ビアマグ。

ビアマグという形式にとらわれない、ブリンブリンのハート型の形状,

真っ青のうわ薬によるアクセントがピリッと効いた,絶望テイストの逸品。

「どこから飲むの?」という質問は,野暮ってものでしょう。

一通り盛り上がった後,みんなで晩飯の買い出しに。今夜は鉄板焼きだ。

ちょっと買いすぎじゃない?ってくらい買い込む。

肉が足りなかった時の絶望感は味わいたくない。

買い出しのあとは,俺,小谷,フキーの3人で,スーファミのコントローラーを探して中古屋巡り。

フキーがスーファミエキサイトステージ持ってきたんだけど,

2コンの下が効きづらくなってしまってるのだ(高校時代から)。

ゲオとブックオフと地味な古本屋まわったけど,無かった。残念。

小谷はゲオで,買ったばかりのPS3のソフトを買った。

小谷家に戻ると,既に鉄板がセットされ,野菜も切られ,肉は皿に盛られていた。

「ありがとう」

しかし,その言葉をグッと心にしまい込み,スーファミをセットする俺とフキー。

ソフトは勿論エキサイトステージだ。

かつてほぼ毎日のようにフキーの家でプレーした,思い出の名作。

ちょうどフキーが同級生にストーキングされていた頃だ。

ストーキングされているフキーを,さらに後ろから俺がストーキングしたりしたっけ。

そんな思い出を想起しながら,対戦。

フキーはだいぶ腕がなまっていたので,快勝した。

GKシジマールを中心とした堅守が光った。

とかやってたら,料理が完成したようだ。

俺はまだゲームやりたかったのに,空気に屈したフキーが電源切りやがった。

みんなで乾杯して,肉やら野菜やら焼きまくる。

後からくる3人の事は忘れて食べる,食べる。

鉄板焼き終わったら,もんじゃ焼きも食う。酒も進む。

盛り上がってきたところで,3人が来た。

三角,マネジ,しゅん。

これでサトシキャプを除き,いつものメンバーが集結したことに。

より一層酒が進み,下らない話をし,既にニューカマーの影(×2人)がちらつくマネジを罵倒して楽しんだ。

そして登場。

最終兵器,エロガシャポンの登場だ。

このブログにも以前掲載した,女子のあられもない姿を造形したガシャポンだ。

1コ500円と、納得のお値段。

前は俊と順平とDSを買いに来たときにたまたま見つけて,

俊がジャンケンで負けて購入した。

今回は一人きりで買いにいった。

小谷家のクリスマスを彩るべく,前日に単身秋葉原に乗り込んだ。

この姿だけは親には見せられないなと思いつつ,小谷家の為に頑張った。

2個目はお金を入れても出てこない難産だったので,

店員に「すみません,お金入れたんですけど・・・」と。

自分に厳しい男。

そんな苦しみを経て得た,3コのモンスターボール

それを遂に解き放った。悲鳴をあげるクリパラ。

「絶対持って帰れよ!」と小谷。

「うほほほほおほほほ」と俊。

盛り上がったので大成功。

クリスマスツリーのてっぺんに飾ったりして楽しんだ。

盛り上がったので,良かったは良かったんだけど,一つ問題が。

誰が持って帰るかということ。

俺は死んでも家には持ち帰りたく無かったので・・・

何とかして処理したということだけは記しておきます。

因みに俺は一個も持って帰ってない。

すまん,○○。こうするしかなかったんだ。

俺にできるのは,発見された時に,まわりに第3者がいないことを祈ることのみ。

無力。

楽しい飲みの時間は過ぎ去り、お開きの時間。

終電で帰っていく阿呆ども。

マネジは元彼の作った陶芸作品置いていきやがった。

最低です。

残ったのは俺と俊。

それに家の主の小谷を加えた3人で、近くの銭湯で垢を落とす。

酒と風呂の熱気が相まって、ふらつく場面もあったけど、

無事小谷家へ帰宅。

ワイン効果により下から上から大変な小谷の体調を慮り、この日は寝る事にした。

そして日曜日。

10時くらいに起きだし、延々と3人でプレステ3のアクションゲームをプレー。

インディジョーンズ風味の冒険もの。1人用。

最初こそ「くそゲーじゃねえの?」という気持ちでいっぱいだったけど、

途中から楽しくなってきて、ハマった。

3人で画面に向かいながら、「そこでジャンプだ」とか「L2(ヒントマーク)出た!」とか、

途中で起きて来た栗パラほったらかしで楽しんだ。

ゲーム中の小谷は、見た事無いくらい真剣な顔をしていた。

そのゲーム中の真剣な小谷を撮影する撮影会が開かれ、

栗パラの凡庸な作品、俊の無難な作品を押さえ、俺がドアップの一枚で優勝した。

夕方くらいまでゲームを楽しみ、その後車で月島へ移動。

ウマいもんじゃ焼きを食って、帰宅。

充実した休日だった。