小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

日曜は小谷夫妻と江ノ島

日曜日は小谷夫妻とドライブ行くことにした。

3日前くらいに「行こうぜー」と誘い,

小谷のプランニング能力に期待し,「何するかは決めといてくれ」と放り投げた。

そして当日,小谷家に2人を迎えに行き「どこにいくことにした?」と聞いたら,

「読売ランドに行かね?」という驚愕の答え。

ジェットコースター類はダメだといっとろーがー!

急遽,超個人的希望により,新江ノ島水族館に行くことにした。

前に一度行ったことがあるんだけど,どうしてももう一度行きたかったのだ。

その理由は・・・深海に住む巨大ダンゴムシが展示されてるから!

なんとしても見たい!!!

というわけで,行き先は新江ノ島水族館へ決定。

車内では,マネジの今後についての話し合いがもたれた。

次はマネジが説教部屋行きだな。

戸塚を通り過ぎた当たりでちょっとだけ渋滞があったものの,他はスムーズ。

2時半くらいには水族館についた。

駐車場は満車なところが多く,サーファーと家族連れ,カポーが入り乱れてた。

入場料大人1人2,000円を入って中へ。

最初の巨大水槽では,「うおゴコロ」というイベントが始まるところだった。

大きい水槽の前で,ダイバーが挨拶と,軽い説明をしたあと,水槽の中に入る。

そんで,タイとダンスしたり,ウツボを持ってきたり,大活躍。

エイが餌を吸い込んだときは,会場から拍手が。

やるじゃないか,ダイバー。

その水槽には,シノノメサカタザメという,わりかし大きめのがいたのも良かった。

鮫っていう名前だけど,エイの仲間とのこと。

順路通りにすすむ。

アユなどの川魚,釣り方と魚の対比,珊瑚,カニ等の展示を見つつ進み,

ついに到着,「深海コーナー」。

深海コーナーの中は,普通の白色ライトじゃなくて,赤い光で展示されている。

深海の生き物は赤い光を感知できないうえ,

明るい普通の光をあてると,体内の成分が毒に変わってしまうから,そうしているらしい。

熱湯が湧き出るところで生活するゴエモンコシオリエビ(カニみたい)などを横目に,

遂にお目当ての「ダイオウグソクムシ」の水槽が目の前に!

・・・ジャンボ!!

ダンゴムシよりも色の白い便所ダンゴの大きいバージョンって感じだ。

30センチくらいある。

顔も怖い。

全く動かないけど,動く時はシャコシャコ動くのだろうか。

想像すると恐ろしいぞ。

こんなのが海の底にはウヨウヨいるのか・・・深海恐るべし。

これは是非みなさんにも見て欲しい。絶対ビックリする。

クラゲコーナーの直前まで行ったところで,係の人の声。

この日最後のイルカショーが,もうすぐ始まるとのこと。

いくっきゃないということで,会場へ向かった。

直ぐに動いたのが功を奏し,ど真ん中の中段ゲット。

しばらくすると会場は一杯になった。

時間になった。

ファンタジックな音楽と共に,舞台正面の壁の向こうから,

変な格好とメイクした女の人が登場。

そして,それが3人出てきたと思ったら,何か妙チクリンな歌を歌い出した。

そして軽快なダンス。

終わったと思ったら,プールの脇から,青い球体の飾りをぼつぼつ付けたボート登場。

舞台の上にいる3人と同じような格好。

ボートから舞台に飛び移り,

妙チクリンなのが舞台に計4人となった。

何かおかしい。

前に見たときは,こんなディズニー風味じゃなかったぞ。

普通に飼育員っぽい人が出てきて,

イルカを飛んだり跳ねたりさせ,時には上に乗ったりする感じだったのに。

言うなれば,人間2:イルカ8。

今日のは人間6:イルカ4て感じだ。

もっとイルカを全面に出せ!と念じた。

水族館に来てるんだから,人間のダンスなぞ心底どうでもいい。

しかも,多分踊ってる人達は,イルカを操るプロじゃない。

失敗が目立って,ちょっとグダグダになってた。

いくらダンスが上手でも,イルカが上手く操れなかったら本末転倒だ。

改めてパンフレットを見る。

すると,イルカショーには2種類ある事が判明。

1つは前に僕が見た,イルカメインのやつ。

もう1つは,今日のやつ。

・・・残念。

それでも,時折イルカが見せる大ジャンプには興奮した。

一番好きな,キリモミみたいなジャンプは1回しかやらなくて残念だった。

イルカショーの後は,世界の「アリャマタコリャマタ荒俣宏×海洋堂のガチャポンを購入。

1コ200円で,2つ入り。

ジンベエザメと,タカアシガニだった。

クリパラにも無理矢理やらせたら,ミナミゾウアザラシと,何だか気持ち悪いタコが出てきた。

水族館を出ると,物凄く腹が減っていることに気付いた。

小谷たちも減った様子。

折角江ノ島に来たんだから,何か海の物を食べていこうということになった。

車で島の方に移動し,駐車場で止めてから,土産物の並びを歩いた。

生しらすが名物らしく,どのお店でも扱ってる様子。

とりあえず一通り歩いたのち,ぐるナイでもとりあげられたというお店に決定。

結構混んでいて,僕らの前に5・6組いた。

待たされている間,あまりの空腹に口数が減る僕ら。

ちょっとイライラしてきた。

ようやく順番。席につき,僕と小谷は生しらす丼

クリパラはしらすづくしを注文した。

お値段の割りにはおいしく,量も多かった。

みそ汁もおいしかった。

ここでやめとけばよかった・・・・

食後のデザートが欲しくなった僕ら。

メニューに並ぶは「しらす」「サザエ」「タコ」。

これらは刺身でも壺焼きもなく,紛れもなくアイスのメニュー。

怖い物見たさで俺がサザエ,小谷はしらすを注文。

そして出てきたのは,しらすがグサグサささったバニラアイスと,

小さく刻まれたサザエが混入した抹茶アイスだった。

おいしいんですか?と聞くと,店員さんが苦笑いで呟く。

「なんとも言えない味です・・・」

おい!

それでも僕らは希望を捨てなかった。

世の中には色々なアイスがある。

その中には「え!」と思うような組み合わせがあり,

食べた後には「あ,意外と合うな~」となるって,相場は決まっているのだ。

イザ参らん。

・・・おい,責任者呼んでこい。

まじいーーーー!

サザエと抹茶アイスがそれぞれ好き勝手に自己主張。

「サザエアイス」というよりも,サザエを食べてる人が,

口の中にまだ残ってんのにアイスを食べた感じ。

小谷もしらすアイスに渋い顔。

一口貰うとこっちも同様。

しらすとアイスを一緒に食ってるだけ。おいしいワケがない。

嫌がるクリパラにも無理矢理食わせて,

それでも残った奴の押し付け合い。

ジャンケン3番勝負は小谷1口,クリパラ2口ということで,

俺は難を逃れることができました。

店員に「これ,すごいですね」と言うと,

「店長が一生懸命考えてつくったんですけど・・・」とのこと。

店長は自らサザエを刻んでるらしい。

店長の努力は認める。

しかし,しかしあまりにも。

腹も膨れたので帰宅。

小谷はお疲れモードで,うしろで寝てた。

助手席に座ったクリパラと真面目トーク

ここ最近の悩みについて,打ち明けたりした。

2人を送り届けたのち,自分も帰宅。即就寝した。