サッカー部旅行2007in草津~二日目~
2日目。
前日の夜更かしが災いし,死ぬほど眠い。
朝ご飯は8時。
なんとか全員集合し,みんなでご飯を食べ,
片付けてチェックアウト。
この日は小雨がパラつき,あんまり良い天気とは言えない。
本当は白根山の頭頂部にあるエメラルドグリーンの泉が見たかったんだけど,
宿の人が言うには,この雨だと霧で見えないとのこと。
とりあえず前日の夜更かしによる汗を落とすべく,温泉へ。
グリングリンの山道を僕の車とサトシの車に別れて向かった。
着いたのはバーデ六合という温泉(?)。
浴槽もでかくないし,シャワーも3つしかなかったけど,
貸し切りで,お湯もキレイだったので満足。
疲労と睡魔をはじきとばした。
風呂上がりで車に再度乗り込むと,野反湖へ。
湖といっても,人造湖。元は湿地帯だったとのこと。
ダムと湖には目がないので,ここは是非行きたかったのだ。
湖につくと,なんと,湖のわりとギリギリまで降りていける。
凄い。
岩肌がゴツゴツしていて,崩れそうで怖かった。
みんな(主に僕,俊,さとし)で石を投げて遊んだ。
さらにダムの堤防の上に移動し,石を投げた。
石を投げ飽きると,昼飯を食べに移動。
花楽の里という,道の駅っぽいところ。
山菜そば,マイタケ(名産)そば,カレーがあった。
クリパラがカレー頼んだら辛すぎて,ほぼご飯だけ食べてルー残しちゃったら,
店員のオバチャンが気を遣ってご飯だけお代わりをくれ,それをサトシが食べた。
「今度ごはんだけ残したら,ルーくれるかな」というデブに乾杯。
外が晴れてきたので,諦めかけていた白根山まで行ってみることにした。
車で30分くらい行くと,ロープウェイ乗り場に到着。
車でも上まで上がれるんだけど,折角なのでロープウェイに乗る。
8人いっぺんには乗られないから,4人ずつに別れなくちゃならない。
グーパーで別れることにした。
その結果,親猿にくっつく小猿のように片時も小谷のそばを離れなかったクリパラが,
俊,順平,サトシと4人でゴンドラに乗ることになった。
「いや~~!」という叫びも空しく,引き裂かれる小谷夫妻。ざまあみろ。
さっさと僕らは僕らで乗り込み,後ろのゴンドラを見ると,
早くもサトシがゴンドラをガシガシ揺らして大暴れ。
泣きそうなクリパラ。
ゴンドラは揺れないものの,外は物凄い風なのが分かる。
下界と全く天気が違った。
硫黄の臭いもほのかにする。
このゴンドラを登り切った先からバスで5分,バス停から更に10分ほど歩くと,
目的地である白根山の湯釜があるのだ。楽しみ。
ゴンドラを降りるやいなや,小谷に飛びつくクリパラ。
はいはい,ごちそうさま。
バス停でバスを待とうかとおもったんだけど,待つのも面倒なんで,
歩きで行こうかということになった。
しかし,スーさんカポー,小谷夫妻は,歩きたくないとのこと。
結局二手に分かれた。
僕と俊とサトシ,順平で山道をあるいた。
標高2000メートル級の山の山頂に近いだけあって,
見たこと無い草や花が生えていて面白かった。
巨大なくっつき虫のような,チクチクしたものが印象的。
10分くらいあるいて,バス組と合流。
そこから湯釜をめざして歩く。
めちゃくちゃ寒い。
擦れ違う人はよく見るような登山ジャンパー着たりしてるのに,
特にすーさんは薄い長袖2枚,僕は厚めの長袖1枚という格好は,もはや死に装束。
凍えそうになりながら,何とか山頂へ。
・・・微妙に見える。エメラルドグリーンなのはわかるけど。。。といった様子。
一応みんなで記念撮影。
更にもうちょっと上に行けそうだったので,僕,俊,サトシ,順平で行ってみた。
カポーは脱落。
頂上では他に観光客もいなかったので,「やらねばなるまい」と,上半身裸で記念撮影。
心も体も凍てついた。
這々の体でロープウェイ乗り場まで引き返し,帰りのロープウェイグーパー。
今回は恐怖の一発グーパーとなった。
6人乗りのゴンドラだから,8人が7体1は無理だけど,
6対2なら,やりなおし無し。
一発で決する,仁義なき戦いだ。
その結果,なんとスーさんクリパラの2人と,それ以外という組み合わせに。
クリパラはなかなか引きが強い。
ほぼ初対面のスーさんと二人っきりなのに,何故かさっきの3人組と一緒の時よりもクリパラの顔に余裕がある。
スーさんの大人パワーだ。
逆にこっちのゴンドラは,さとしが入ったことにより,物凄い勢いで窓ガラスが曇り始めてパニック。
ロープウェイを降り,車に戻る。次の行き先は未定。
時間は既に4時。
昼飯食ったところに割引券があった「命と性の博物館」(秘宝館っぽいところ)は,
到着するころには閉館してしまう。
すると小谷が,前に行ったことがある動物園があるというので,そこへ向かった。
着いたのは「草津熱帯園」。
外見は,正直しょぼくれており,期待できないかと思ったら,中は凄かった。
まず入ってすぐ,ネプチューンオオカブトとという,僕が一番好きなカブトムシがいた。
ヘラクレスもいた。
そして,入り口直ぐ脇の水槽には,人の角質を食べるという小魚が泳いでいた。
手を水に付けるとわらわら寄ってきて,手に付いた何かを必死に食べる。
かなりくすぐったいが,面白い。
足湯バージョンもあり,靴下を脱いで,足をつけると,足の角質を狙って沢山寄ってきた。
おもしれー。
一旦外にでると,そこには猿山が。
そして,その奥には円形ドームがあった。
円形ドームの中は,熱帯にいるワニ,トカゲ,カエル,蛇,トリが沢山,
しかも結構めずらしい種類のが多くてびっくりした。
ニシキヘビも,かなりデカイのがいた。
世界最小のサル,ピグミーマーモセットもいた。
ドームを出て,最後にサル山の餌やりを見物し,見学終了。
栃木の家に帰らなくちゃならないサトシとは,ここでお別れ。
僕らもいよいよ帰りモードになった。
高速の入り口が遠いため,一般道を延々と走る。
7人乗りに7人乗ってるため,後ろの方の会話は聞こえない。
助手席の順平は睡眠モード。
孤独な戦い。
1時間以上走り,高速の入り口近くのファミレスで晩ご飯。
旅の思い出,マネジカップルについて盛り上がった。
帰り道,高速は空いてて,何のストレスもない。
後ろの人々が全滅したので,助手席の俊と真面目な話をした。
新宿に到着。
みんな家まで送ろうかと思ったけど,住所がバラバラで逆に時間掛かっちゃうということで,
今回は新宿解散としてもらった。
みんなを降ろし,1人で甲州街道を走りながら,
またみんなで旅行したいなと思った。
願わくば次は僕も誰か連れて。