小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

GWのメインイベント~浜松さとし電撃訪問編③~

5日,さとしは朝から仕事だったので,

僕らは後で職場まで鍵を届けると約束し,惰眠を貪った。

昼前に起きて,何するか相談。

小谷が凧揚げを見たがったので,昨日に引き続き凧揚げを見た。

ルートは昨日と同じ。

この日も沢山の凧が空に浮かぶ。

特に何をするわけでもなく,ぼーっとしばらく凧揚げを見ていた。

空腹と温泉欲が出てきたので,移動。

近くに八扇乃湯という天然温泉があるというので,そこに向かった。

900円と割高だったけど,前日のスーパー銭湯より湯船も広く,

露天風呂も開放的で満足した。

風呂の後は飯。

名物のうなぎを食べることにした。

八百徳という店がおいしいとサトシに聞いていたので行ってみたら,

店外に10人以上並んでいたので断念。

サトシに鍵返しがてら,おいしい店を聞こうと,やつの職場へ向かう。

駅ビルのなかにあるその店。店員は女性ばっか。

大げさでもなんでもなく,男はサトシだけだった。

東京にも同じ店があるけど,こっちは若い子が働いてるイメージ。

浜松店は,年齢層は幅広かったけど,東京よりも上が多い感じだ。

サトシもちょうど昼飯の時間だったので,

一緒に昼飯をと思ったけど,忙しい日らしく,

店の前まで案内して仕事に戻ってしまった。残念。

さらばサトシよ,達者で暮らせ。

案内されたのは,さっき満員で入れなかった鰻屋「八百徳」の支店。

(西麻布にも支店があるらしい)

狭い店で,カウンターの中では若い店員さんがてきぱき働いていた。

おばあさん店員が真ん中でのろのろして,足を引っ張り気味。

僕らは鰻茶漬けと白焼きを頼んだ。

2500円くらいしたけど,正直値段ほどウマくはない。

量も少ないし,全体的に不満足。本店は違うのかな。

名物なんだから,もっと頑張ってくれ。

俊も言ってたけど,長野で食べたやつの方が色々勝ってた。

デザートに,ビアードなんちゃらのシュークリームを買い食いし,出発。

俊が「夢の吊り橋渡りたい」と言いだしたので,そうすることに。

寸又峡温泉の近くにある吊り橋だ。

国道を外れて山道に入ると,そこからはグニャグニャ道が曲がる曲がる。

そんでその道が続く続く。

既に外は真っ暗。

対向車も途中からはなくなった。

本当にこの先に温泉郷があるのか・・・と運転すること1時間以上。

遂に到着,寸又峡温泉

もっと小さい集落かと思ったけど,意外としっかり観光地。

旅館やお土産屋が軒を連ねていた。

どうやら吊り橋までは、ここからさらに車の入れない山道を1時間くらい歩いたところにあるとのこと。

お土産やの老人の「やめとけ」というアドヴァイス、

さきが全く見えない真っ暗の山道。

やんちゃ盛りの僕らですが、さすがに断念した。

しかし、せっかくここまで来たからには、何かしたい。

すると、昔のパチンコをうたせてくれるお店が開いていた。

500円づつ払って、みんなで遊んだ。

今みたいに自動でぽんぽん玉が弾かれない。

指でレバーを引いて、自分で弾くのだ。

店員のおっさんはサービス精神旺盛で、やりかたを丁寧に教えてくれた。

俊はギャンブラーの血が騒ぐのか、ハマっていた。

僕と小谷は全然狙い通り玉が入らず、さっさと飽きた。

20分もやると俊もスッカラカンになったので、

お店を出ようとしたら、店員のおっさんが追いかけてきた。

玉をサービスするから、もうちょっとやってけとのこと。

あ、ありがとうございます。

せっかくなので再チャレンジ。

台をかえると、僕も結構玉が入るようになった。

ありがとう、おっさん。

寸又峡を後にし、車内は帰るムード。

冗談じゃない。僕は行きたいところがあるんだ。

勝手に車を走らせ、帰るルートを少し外れ、長島ダムへ向かう。

小谷は助手席で心底帰りたそうな顔。知らん。

山道を抜けると、右手にダムが見えてきた。

なんかすごいぞ。

ライトアップされてるのだ。

小谷と俊も、盛り上がってる。ほらみたことか。ダムはいいのだ。

記念撮影を済ますと、ダムの堤防まで行った。

この時間でさすがに放流はしていないみたいで、

左手には静かな湖、右手は放流する側。

ドバーっというくらいの放流はさすがにしてなかった。

ここのダムはどうやら見学者にやさしい設計で作られたらしく,

放流する側には細い橋が架かってて,そこからダムの大きさを存分に味わうことができた。

記念撮影も済み,満足。

結局1時間くらい見学してしまった。

山道を下り,東名に乗り,途中のSAで予定を話し合う。

予定つっても,このまま帰るか,

高速を降りて小谷んちで飲むかの2択。

疲労度から言ってどちらも有り得たけど,

せっかくなので小谷んちで飲むことにした。

嫁(まだ仮)は出かけてたから,この日は不在。

それをいいことにイラズラをいろいろしておきました。

この日記をmixiで見てる可能性アリなので詳細は伏せます。

俊が暴走して局部を露出したので,僕がそれを撮影し,

サッカー部のメンバーにメールで転送した(午前4時)。

もちろんマネジ(一応女性)にも。

真面目な話題としては,小谷が結婚式でみんなで歌いたいというので,

その曲を選んだりした。

朝まで飲んで楽しかった。

結局3日連続朝まで飲んでしまった。

6日,やはり起きたのは昼過ぎ。

ロイヤルホストで遅めの朝食をとり,

小谷と別れ,俊の家へ。

まだ高速は混んでなかったため,2時間くらいで到着した。

俊も長野からこっちに帰ってきて,一人暮らししてる。

せっかくなので,家に上がった。

すると,本当に凄い。

凄い汚い。

玄関には何が入ってるんだか分からない半透明ゴミ袋がいくつも産み落とされ,

肝心の部屋の中も,寝る用の敷き布団の上に,洗濯物が積み上げられ,

そこからはみ出た服や漫画が,足の踏み場を容赦なく奪っている。

僕も部屋の汚さには定評があったけど,これはそれを越えている。

長野の時はこんなじゃなかったぞ。

やっぱり部屋は長野と比べるとかなり狭い。

収納の少なさも影響しているか。

すると,俊は「面白いもんがある」といって,バズーカみたいのを取り出した。

「あの辺に向けて打って」と洗濯物の山を指すので,

そこをめがけて引き金を引くと,ボンッと音がして,中から色とりどりの紙テープが。

クラッカーだ。

確かに面白いけど,洗濯物が紙テープまみれになったぞ。いいのか?

と思ってたら,「もう一つある」とかいって,

今度は連射式のを取り出し,自らが洗濯物に向かってトリガーを。

ぼんぼんぼんぼんぼんという音が小気味よく聞こえて,

見事に金銀のテープが洗濯物のに降りかかった。

あ,この人はバカなんだなと思いました。

バズーカは新入社員歓迎パーティで使おうとしたら,

会場からストップがかかったから使えなくてとっておいたらしい。

俊の家の近くのチェーン寿司屋「三崎港」で寿司食べて,俊を家まで送って帰宅。

旅終了。

~まとめ~

毎晩朝まで飲み明かすという日程だったものの,

昼まで寝られたので,辛くはなかった。

さとしのドッキリも,オートロックじゃなかったらもっと色々できたんだけどな。

唯一の悔やまれる点です。

久しぶりのサッカー部旅行は少数精鋭のメンバーによるものでした。

旅行中も「次はみんなで行きたい」という話が何度も出た。

次こそ。

サトシはいきなり家に上がられた上に,脇毛まで剃られるという,

嵐のような2日だったと思う。ドンマイ。

小谷はもう6月には式だし,俊もプロのポーズを完遂したとのこと。

三角もお家事情でそろそろだろう。

サッカー部に結婚ウェーブが押し寄せてきている。

もっとみんなスローダウンしていこうぜ。

サトシは突然訪ねていきなりナオンが出てきたらどうしようとか思ったけど,

同棲その他一切の気配を感じられなかった。

すーさんに彼女が出来たことが旅行直前に判明。

そのうちみんなの彼女やら嫁やらを連れてくるような飲み会を開催したい。

サッカー部の嫁とは長いつきあいになるだろうし。

俺とさとしと福田はリカちゃん人形でも買って参加するよ。

年末くらいにドウデスカ?

泊まるところも観光地も何も決めずに出発したわりに,

飽きることなく良い旅ができた。

やはり地方の友達を訪ねるのは楽しいぞ。