小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

GWのメインイベント~浜松さとし電撃訪問編②~

4日,まずスーパー銭湯へ出かけ,前日の汚れを洗い落とすと,

さとしオススメの天ぷら屋へいった。

天錦というお店。

なんと鍋でグツグツいってる油に指つっこんで揚げる。

何故指が天ぷらにならないのだろうか。

その技を使った,卵の黄身の天ぷらは最高でした。

エビも。

味も良かった。油はイマイチ。

僕らは開店直後に行ったので並ばなかったけど,

食べ終わって外に出ると10人以上並んでた。人気だ。

浜松はこの時期,街をあげてお祭りしていて,

車道には山車が走り,大人も子供もハッピを着て騒ぐ。

各々が小さいラッパで,短い節を繰り返し繰り返し鳴らす。

さとしによれば,普段は本当に人が少なく,静かなとこだという。

年に1回のイベントに,ピンポイントで来てしまったのだ。

そのでかい祭りのメインイベントの一つが,ケンカ凧。

町ごとにチーム分けし,それぞれが大きな凧をあげ,

糸を切ったりぶつけたりして,ケンカするのだ。

凧には,その町でその年生まれた子供の名前を書くとあって,

ガチンコの真剣勝負となる。

それを見にいくことにした。

会場は海岸沿い。砂丘のすぐ脇にある広場だ。

車が規制されていて,前夜に車を停めた所までは入り込めず,

国道1号沿いのお店の駐車場を拝借して,そこから歩いた。

強い日差しの中,沢山の人が一つの方向へ歩く。

ロッキンのフェスで見たような光景だ。

本当にそれくらい大勢の人達がいた。

空を見ると,黒ごまみたいに沢山の凧があがっていた。

まだ模様までは見えない。

一度砂丘の入り口まで出て,そこから海沿いの細い林道を歩く。

大人に引き連れられた子供のラッパ隊とすれちがった。

もう帰って来るということは,負けちゃったのかな。ドンマイ。

林道を10分ほど歩くと,会場に出た。

だだっ広い芝生の上は,ハッピを来た人で一杯だ。

大人10人ちょいくらいで,凧をあげている。

まだあがってないやつもある。近くで見たらデカイ!

3畳~4畳くらいあるんじゃないの?

3人でぼんやりしてたら,丁度真上でケンカが。

破れた一方は悲しげに落ちてくる。

落ちてくる。え,こっちくる。

ウ,ウワー!

しゅんはギリギリ安全圏。

僕もギリギリ(ちょっと避けた)。

さとしは・・・なんと逃げ損なって両手のひらで防御。

すりむいてました。大事には至らず。チッ。

それにしても怖かった。いきなり洗礼を浴びた。

映画のツイスターを思い出した。

人間,上からの落下物には反応出来ないというけど,本当ね。

恐怖の凧初体験を終え,暫くぼーっと上を眺める。

派手なクラッシュもたまにはあるけど,

凧本体がガツガツぶつかり合いをするのは珍しく,

紐と紐が絡み合って,2つともしっとり落ちてくるのが多かった気がする。

紐が切れちゃってんのもあった。

我関せずで,普通にのんびりあがってる凧もあった。

凧揚げを見た後は,掛川城を見に行った。

車で40分くらい。

こっちもGWのイベントということで,混んでいた。

天守閣の展望台から,漫画「シュート」の舞台となったという噂の,掛川西高校を眺めた。

日本画展も見た。

「この部屋には魚が何匹いるかな?」というクイズが部屋の入り口にあったので,チャレンジ。

金魚2匹と鯉2匹を発見したけど,これは発見というより,

そもそもそれがモチーフなので,嫌でも目に入る。

引っかけの可能性を信じ,僕らは5匹目の魚を探したが,結局見つからず。

入り口で答え合わせをすると,4匹で正解だった。

僕らの情熱と時間を換金して払い戻せ。

城をさっさと後にし,ヤマハつま恋リゾートへ行って,

ゴーカートを楽しんだ。

普通のゴーカートと,スポーツタイプがあって,

スポーツタイプを選択。

普通免許が無いと乗られない本格派。

3人でレース開始。

俊,さとし,僕の順にスタート。

俊はこういうのが無駄にウマイので,到底追いつけない。

というわけで,サトシに狙いを定めた。

ピッタリうしろにつくも,抜くタイミングが分からず,3週くらいそのまま。

ラスト1週のフラッグが振られたので,勝負に。

キュイーンと近づいた。

その瞬間,なんとサトシが目の前でスピン!

マリオカートでバナナ踏んだみたいに見事に回った。

僕は急ブレーキをかけ,すんでのところでぶつからずにすんだ。

カートは壊したら弁償ということだったから,かなり焦った。

結局つま恋ではカートに乗っただけで帰ってきた。

その後,さとしたっての希望でフットサルをやることに。

個人参加をやってるコートがあるとのこと。

なんで旅行中にまでフットサルをやらなきゃならんのだと思いながらも,

スポーツショップでシューズを買う,やる気満々の僕。

丁度履いてたやつが壊れたので,買っても損じゃない。

あんまり品揃えが無い店だったけど,前と同じアンブロのがあったので,それにした。

着いたコートは屋外のだだっぴろい駐車場の中にぽつんとあった。

受付はなんとワゴン車。移動式だ。こんなの初めて。

受付のお姉ちゃんが東京に連れて帰りたいくらい可愛かった。

個人参加の初参加ということで,僕らは参加費無料。

ラッキー。

短パンはさとしに借りて,たまたま持ってたマラドーナのTシャツ着て参加した。

ウマイ人は1人もいなかったけど,ぬるーい感じで楽しめた。

ただ,個人参加にありがちな,「個人参加のヌシ」的な存在の人が,

偉そうに意味不明な文句を言ってきてイラッとしたけど,

概ね楽しかった。

サトシは昔に比べて小技が上手くなってた。

フィジカルの鬼さは相変わらずだったけど,

僕が頑張って拾得した技を3回くらいで完成させられてムカついた。

そんなキャラじゃなかったろ?

シュートも相変わらず強烈。

まだまだ競技でもいけそうだ。東京帰ってこい。

2時間の参加で汗を流した後は,当然スーパー銭湯へ。

ただし,小谷が結局この日の夜には来るということになったので,

カラスの行水に。

浜松駅で小谷を拾った。

サトシと小谷はそれこそ何年ぶりだろうっていう再会。

最初は飲み屋で少し飲んでたんだけど,

隣の席が祭りモードでラッパを吹き鳴らしてうるさすぎたので,

飲みグッズを購入し,さとしの家に移動した。

途中で何故か小谷が「さとしの脇毛を全部剃る」とか言いだし,実行。

物凄く汚いショットだった。

僕は小谷のデジカメでそれを撮影。

その後は,お菓子を食べたりテレビを見たり,

コンビニで買ったエロ本をみんなで品評したりしながら,朝方まで飲んだ。