小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

GW前半戦~田舎へ行こうin新潟~

土曜日の午前中は白金の練習試合だった。

相手は神奈川県1部のかなベーさんと、学生リーグのBRBさん。

僕は午後から家族で新潟の母の実家へ行く予定だったので、

早めに切り上げざるをえなかった。

残念。

まるさん、大宮さん、よっしーと出た時に、

相手の左サイドを突破されて中に折り返されて入れられた1点、

確かにサイドを破られたのはまずかったけど、

その後の砦として戻りきれなかったのは情けなかった。

あれは追いつけた。

申し訳なし。

その他の場面では、相手はうまかったけど、自信もってプレーできた。

途中で練習試合を失礼し、家へ。

家族で新潟までドライビンだ。

僕と親父が免許保持者だけど、基本は僕運転だ。

GW初日という事で覚悟して出発。

いざ走り出してみると、驚くほどスムース。

「こりゃ渋滞ゼロでいっちゃうんじゃないの?」

と期待に胸がふくらんだのも束の間。

3車線中2車線つぶれる事故が発生し、見事にGWっぽい渋滞と相成った。

さらにもう1つの事故渋滞をなんとか抜け、

関越の長いトンネルを抜けると、もう新潟だ。

この辺まで来ると車もスイスイ。

目的のインター直前のサービスエリアでソバを食べる余裕も。

インターを降りたら10分くらいで爺さん婆さんの家。

到着し、玄関に入ると、毎年恒例つばめの巣が4つくらい(1つは作成中)あった。

去年のヒナが帰ってきたのだろうか。

ツバメはもう慣れたもんで、洗面台の上に1つ巣があるんだけど、

下で顔を洗ったり歯をみがいたりしても、全然動じない。

人間様の尊厳を取り戻せとばかりに、口笛で威嚇してみることにした。

頑張ってあらゆる吹き方を10分くらい試したけど、効果無くて諦めた。

うちの爺さんが最近ハマっている事は「カラスの餌付け」だという。

石原都知事が聞いたらブチ切れそうだ。

この爺さんはまた一体何を初めやがったかと思ったら、朝食の残りを庭に置いておくだけだった。

よかった、カラス専用の餌とか、おびき寄せソングとかを作ったのかと思ったよ。

効果あってかしらないけど、家の近くにいるカラスは無駄に毛ヅヤがよく、

でっぷりと太っていた。

日曜日は親父と山の上にある打ちっぱなしでゴルフ鍛錬。

2度目の挑戦だったけど、前回よりも飛んだ。

それでもショボショボですが。

あれを300ヤードも飛ばす奴らは一体なんなんだろうと思う。

この日は死ぬほどゆっくりした。

月曜、帰る日。

午後出発ということで、午前中はどこかへ行きたいと思ってた。

家族は田アfd舎でごろごろしたかったらしいから、

一人で温泉行ってきた。

山奥の入広瀬にある洞窟風呂に行ってみようと思ったんだけど、

まだ僕の運転を信頼していない爺さんから「あげな遠くまでいっちゃいかん」と言われ、

しぶしぶ違うとこを探した。

カーナビで調べてみると、「守門温泉」てのがあったから、そこへ向かう。

そこも結構遠そうで、爺さんに言うとまた反対されそうなので、黙って出発。

GWとは言ってもさすがにこの辺は混まないため、スイスイ。

田舎道を30分くらい運転すると、到着した。

旅館の入り口前には、SL(?)の車両が、オブジェなんだか捨ててあるんだか、あった。

車ないからもしやと思ったけど、客はやはり僕だけ。

狭いお風呂だったけど、お湯は白くて、温度もちょうどよかった。

一人っきり、「俺の風呂」を楽しんだ。

一つしかない露天風呂は女性の日だったらしく、入れなかった。

「客いねーんだから、入れてくんろ」と言えないジャパン人。

目的の温泉入浴を達成したから、もう帰ろうかと思ったけど、

方向的に入広瀬も近かったので、言ってみる事にした。

洞窟温泉はさすがに温泉入ったばっかだからパスして、

道の駅で入手した地図を見て、他の目的地を探す。

すると「破間川ダム」というのがあった。

ダム好きとしてはぜひ行きたいところ。

車で15分くらい走る。

途中から道は只見線と並んで走るようになる。

道の脇は崖で、下には深そうな川が流れてる。

水はきれいで、底まで見えそう。

落石防止のトンネルを抜けると、ダムがあった。

車を停めて、景色のいいところに行ってみる。

奥只見のダムに負けないくらい立派なダムだ。

デカイ。

僕サイズの人間にとっては、ダムも湖も海もかわらないなと感じた。

水がこんだけあると圧倒されるし、怖い。

吸い込まれそうになる。

ダムを横目に見ながら再度車を走らせる。

この時点で風呂上がり後30分ちょっと経っていたので、

まあせっかくだし、洞窟風呂でも入っちゃおうかと思ったのだ。

ほんの5分ほどで着いた。

もっとショボイと思ってたら、思いのほか大きく、

りっぱなコンクリの建物だった。

さーて入るかと建物にちかづくと、

・・・なんか様子がおかしい。

・・・閉まってる?

入り口には「本日貸切のため、一般のお客様はご利用になれません」との立て看板。

ナニー!

無念。

でも貸切というわりには中に人がいる風でもないし、妙な感じだ。

念のため道の駅で入手した地図に書いてあった電話番号にかけてみたけど、出ない。

これはもしや潰れたか?

失意のまま帰宅。

爺さんには「なぜ言う事をきかん!」とおこられた。

お詫びに土産の和菓子を買っておいてよかった。

洞窟風呂はやはり潰れていたらしい。

潰れる前に行きたかったな。

午後3時くらいに新潟を出発。

帰りの高速も、混んでたのは出口くらいで、ほかは比較的空いてた。

お土産の筋子入りおにぎりを食べながら帰った。

~総評~

やはり食べ物は最高にうまかった。

初日は5杯、2日目は4杯のご飯を食べた。

朝もしっかり腹が減り、毎回おかわりした。

婆さんが毎朝採ってくる山菜が本当にウマい。

アケビのツルのさきっちょが大好物なんだけど、

これは本当に東京じゃ食べれない(みたことない)。

もちろん、オーソドックスなウドも好きだ。

また来年まで食べられないなあと思うと、寂しい気持ちになるのでした。