小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

長野2日目~朝はプリキュア~

前日の酒量から考えると,意外なほど朝スッキリ起きれた。

仮面ライダー電王ではまだ少し眠かったけど,

プリキュアが始まる頃には完全に覚醒。

しゅんはまだ睡眠中だったので,プリキュアの実況中継で起こした。

この旅行はあくまでスノボー旅行なので,もの凄くスノボーがしたくてたまらん感じでしたが,

小雨がぱらついていたので「危険」と判断し,断念。

運が悪いとしか言いようがない。

とりあえず朝飯を食いに行く。

「小布施で朝食を」と車で向かったけど,

行くつもりだった店が発見できず,結局先に温泉に行くことにした。

この日向かったのは,五色温泉という温泉。

大粒の雪が振る中,山道を車で走る。

この温泉を選んだのは,本見て温泉自体に行きたかったというのもあるけどもう一つ,

途中にある「雷滝」が見たいというのがあった。

山道の途中に,滝へ通じる道の入り口を発見し,元気出た。

でも,なんと雪のため通行止め。ガックシ。

泣く泣く再度車に乗り込む時に感じた違和感。

デカイ滝にしては音がしないな・・・

もしかしたらあんまり大きな滝じゃないんではないだろか。

更に山道を登ること数分。

五色温泉の旅館を発見。

すると,なんとこっちも休館。なんてこったい。

ついてない。

カーナビ見ると,更なる山奥に,七味温泉というのがあると表示されてる。

そっちに移動。

秘湯と呼ぶにふさわしい山奥っぽさにつつまれて,七味温泉はあった。

山道から橋が伸び,対岸にある温泉宿街と繋がってる。

街と言っても,旅館が3軒あるだけだけど。

雪が積もってる道ばたでは,外人男と日本人女のカポーが雪投げて遊んでた。

僕らはとりあえず橋を渡って一番近くの館でお風呂をお借りすることに。

紅葉館という民宿。

紅葉館

内湯は狭く,7,8畳といったところ。

お湯は熱めで,白く濁ってる。

シャワー1つに,蛇口が3つというシンプル構成。

しばらく浸かったら,いよいよ露天風呂にチャレンジだ。

足を入れてすぐわかった。「熱すぎ!」

雪が振ってて気温は死ぬほど低いのに,風呂は地獄の熱さだ。

お湯をすくっては体に掛けて,慣らそうとするものの,

ちょっと熱さが超越しすぎてる。

内湯より露天が熱いなんて。

ただ,ここまできて入らないで帰ることなぞ出来ない。

意を決してお湯の中に立った。

足がひりひりするぜ。

気合い一番,肩まで浸かる。

「ワチー!」

コレを何回か繰り返した。

本当に熱かった。

この前の夏油温泉と良い勝負だ。

風呂上がったら,僕もしゅんも足が真っ赤になってた。

風呂も上がったので,次はいよいよ飯だ。

山道を下る。

さっきの滝ポイントに通りがかった時、何か変なもんが見えた気がした。

車停めて、もう一度確認してみると、やっぱりだ。

滝が凍ってる!!!

滝の上部分から馬鹿でかい氷柱が垂れ、

滝つぼには氷の大きな塊が。

滝って凍るのね。

だから音がしなかったんだ。

絶景。

携帯のカメラじゃ届かない距離だったので残念。

滝の景色に心はいっぱいになったが、お腹は限界。

多少の無機物なら消化出来そうな勢いだ。

焦る気持ちと荒ぶる胃袋を押さえて,善光寺の近くに定食屋へ行った。

そこは丸清というお店で,ソースカツ丼がおいしいとのこと。

量に不安があったので,ざるそばも一緒に頼んだ。

ソースカツ丼なんてものを初めて食べたけど,これがウマイ。

ソースかつ丼

ご飯の上に目玉焼き,甘めのソースがかかったカツが乗ってる。

ソバもおいしかった。

腹も膨れたついでに善光寺にもお参りし,お土産買った。

七味唐辛子やら,黒ごまバームクーヘンやら。

ばあさんに長寿祈願お守りも買った。

そのソースカツ丼屋に観光マップが置いてあり,

そこにあった「茶臼恐竜公園」に目を付けた僕ら。正確に言うなら僕。

一直線に茶臼山へ向かった。

到着し,そこにあった地図を見てみると,大きな「茶臼公園」という括りの中に,

動物園や自然博物館,恐竜公園があるという作りになってるらしい。

僕らが車を停めたのは,動物園の近く。

恐竜公園はその裏っかわで結構遠そうだ。

「じゃあまた車でそっちに移動しようぜ」というしゅんを言いくるめ,

ついでに動物園も見学することにした。

閉園が4時半で,既に4時をまわっていたこともあって,

お客は僕らの他に数名しかいなかった。

まず行ったのはライオンの檻。表の檻にはいなくて,

裏側の控え室っぽいところにいた。

雄と雌が別々の部屋に1頭ずつ。

最初は大人しかったんだけど,飼育員のオジサンが檻のそとから手を近づけると豹変。

物凄いうなり声を出し始めた。「がおー」なんてカワイイもんじゃない。

今にも襲ってきそうな感じだ。

飼育員のオジサンによると,メスの方が太りすぎなため食事制限中で,

「もっとよこせ」と怒っているとのこと。

なるほど,腹が減ってたのだ。

それなら僕の顔をお食べとか,迂闊に冗談も言えない雰囲気。

大迫力だった。

メスライオン

その後,生まれたばかりのキリンの子どもに,

上半身を左右に激しく揺さぶって威嚇し,怖がらせた後は,チンパンの部屋へ。

チンパンも外にはおらず,部屋の中にいた。

部屋の隅っこを行ったり来たりして落ち着かない様子。

そこで,僕としゅんはまたも手足をバタバタさせ,

チンパンを威嚇することにした。

暫く黙って様子を見ていたチンパンだったが,

「しっしっ」と手で「あっち行けよ」という素振りをした。

それでも僕らの動きは激しくなるばかり。

しゅんは「サッカーの時より動けてるんじゃないの?」というくらいの動きだ。

あまりの動きに,遂にブチ切れたチンパン

なんと,ガラスに体当たりしてきた!

チンパンのクセに生意気な!

次の標的はゾウだ。

ゾウも部屋の中。

やはりゾウ舎はくさい。鼻曲がる。

やるっきゃないということで,しゅんがゾウを怒らせる事に挑戦。

僕は携帯カメラで一部始終を撮影した。

ゾウはおっとりしているからか,しゅんの素早い動きにあまり興味を示さない。

僕の携帯動画のメモリが終わりに近づいたその時,

ゾウ舎に響き渡る,しゅんの「見てる見てる!こっち見てる!」の声。

しゅんが最後の力を振り絞り,気持ち悪い動きをする。

その瞬間,ゾウが鼻をブオーンとしゅんの方に振り上げて,

息をブファーと吹きかけた!

やった,遂にゾウも怒らせたぞ!

ヘイホー。

大満足で動物園を抜けると,いよいよ恐竜公園だ。

なんかでっかい張りぼてみたいのが一杯あった。

どれも中に入れたり,滑り台みたいになったりしてたけど,

正直,サイズ以外はショボイ。

しかし逆に,このショボさが何とも言えない変な空気を出してて面白かった。

張りぼてには一個一個,恐竜の説明が書いてあるんだけど,

そこには一般公募した,その恐竜の愛称が書いてある。

それがもうメチャクチャ。

ティラノサウルスは「茶臼王」とかいうあだ名にされてて,吹いた。

ティラノは,公園のわりと高い位置に設置されてて,

中に入れるようになってる。

中に入ると,口の当たりから光が漏れてるので,体内の改段を上がっていくと,

光はたしかに漏れてるけど,外がほとんど見れないステキ仕様。

昔のクソゲーをやったときの様な,ムカツク楽しさを味わうことが出来た。

一通り恐竜を見終わって(何故か途中には昔話のオブジェもあった),さあ困った。

もう動物園はとっくに閉園してるので,中を通っては駐車場まで帰れない。

仕方ないので,ぐるっと大回りして歩く事に。

そういや駐車場は5時までで閉まると書いてあった。

道もわからないし,完全に間に合わない。

とぼとぼ山道を歩き,ショートカットし,行き止まり,

歩くこと50分強。

遂に動物園の入り口に到着。

同じタイミングで出てきた1台の軽自動車が停まり,

中からおばちゃんが話しかけてきた。

「もしかして,車の人?」

受付にいたおばちゃんだ。

広い駐車場に1台だけ残った車を気にしながらも,

もう帰るところだったらしい。

助かった~

駐車場を開けてもらい,車に乗り込もうとする。

するとタイヤの脇に,置き手紙が。

「門にはカラの鍵が掛かってるので,閉めてから出て下さい」

やさしいのう・・・

長野で初めての優しさに触れました。

サンキュー,受付のおばちゃん,フォレバー。

旅もいよいよラストステージへ。

客が2人しかいないパチンコ屋を冷やかしたり,

ゲーセンでクレーンゲームにお金を使いすぎたりしながら,

善光寺の近くへ戻り,ウナギを食べる。

鰻丼を食べた。

肉厚の国産だ。

タレも焼き加減も秀逸。やわらけー。

量も多くて,ウナギが重箱のなかで重なってたよ。

豪華。

うなぎ

お会計のとき,本当は2人で5120円だったんだけど,

なぜかレジのばあさんが120円まけてくれた。

サンキュー,ばあさん,アイニージュー。

この日は,善光寺のライトアップの最終日だったので,

旅の締めとして見に行った。

善光寺の本堂は真っ赤に,脇にある釣り鐘は真っ黄色に,

その他のお堂は青や緑に染められていた。

他の色はともかく,緑は暗視カメラみたいで嫌だなあと感じた。

消灯は9時。

見届けた。

善光寺ライトアップ

9時40分の最終の新幹線に乗って東京へ。

新幹線の椅子に座ったら,疲れが押し寄せた。

でも何だか眠れなかったので,B級アングラ雑誌を見て過ごした。

今回の旅は,前年度に比べるとおとなしめとなった。

スノボーにかける時間は年々減少傾向にある。

そもそも論ですが,やっぱり僕らはあんまりウィンタースポーツは得意じゃないみたい。

いろんな意味で。