オボンヌin岩手~最終日~
岩手四日目。
帰宅日。
6:30にセンボクと飼い猫に別れを告げ,出発。
1時間半くらい車を走らせ,宮城の港町,気仙沼に到着。
朝飯を食べてなかったので,腹ごしらえだ。
魚の市場は一般でも上から見学することが出来る。
丁度マグロのセリの最中だったらしく,でかいマグロが沢山並べられていた。
辺りは血の海。地獄絵図。
見学を終えて,いよいよ朝食。
刺身を食べずにはいられないということで,刺身定食にした。
朝はワンコイン500円で定食が食べられる。
刺身は新鮮プリプリで肉厚。
一仕事終えた漁師さんも,この店で食べていた。
満足じゃ。
すぐに運転する気にもなれなかったので,隣接する「リアスシャークミュージアム」に入ってみた。
サメ好きにはタマラン内容で,なかでも小さなサメにさわれるコーナーが良かった。
鮫肌。
メガマウスの映像も初めて見た。
ジャンボだ。
更に,その下にある「氷の水族館」にも行った。
受付にあるベンチコートみたいのを着て,中に入る。
サミー。
短パンからすきま風。
すね毛が凍るかと。
中には氷漬けされた魚が並べられていた。
面白かったけど,寒すぎてそれどころじゃなかった。
家のお土産にイクラとホタテを購入し,出発。
途中,釣りがしたくなり,歌津で小休止。
ウタツ魚竜の化石を見たあと,近くの釣具屋でイソメ購入し,釣り開始。
・・・全然釣れん。
やはりビギナーズラックは続かない。
暫く粘ったけど,地球を釣って,針が取れなくなったところで断念。
次に僕が停車したのは,志津川。
「サンオーレそではま」という海水浴場の近くにある釣りスポット。
近くの釣具屋でオススメポイントを聞いて,イザ釣り開始。
近くには何人か先客がいた。
気合いを入れて糸を垂らす。
・・・ダメだ。
やはり昼間はだめなのか?
周りの釣り師もボウズみたいだ。
僕も2時間ほど粘ったけど,結局釣れたのはコンブだけ。
やっぱりもっとセンボクみたいに潮とか,タイミングを知らなきゃ難しいみたいだ。
ビギナーが勝てそうで,勝てない。
釣り糸垂らしてる間はぼーっと出来るという点では,パチンコに似てるなと思った。
似てないか。
仕方ないので釣り竿を片付けると,海水浴場を冷やかすことに。
でも,僕の興味は海水浴場ではなく,水着のお姉ちゃんでもなく,
海に浮かんだ島に向けられた。
その島には砂浜から道がのびていて,島の入り口には立派な鳥居が。
鳥居をくぐって,山道を登る。
思ったよりも全然整備されていなくて,草はぼうぼうで,地面は小雨でぬるぬるしてて怖かった。
サンダル,短パン,Tシャツという格好はあまりにも心細い。
気を強く持って,テンポ良く泥改段を上っていくと,中には真っ赤な社があった。
そこをジロジロ見物し,さらに奥の道があったけども,格好的に厳しかったのと,
またもやスズメバチがブンブンいってたので断念。
曇り空のせいか,海水浴場には人があまりいなかった。
活気のない海の家で,磯ラーメンを食べた。
店のおばちゃん(東南アジア系?)とちょっと会話。
荒嶋の他に,砂浜から見える岩があるんだけど,
それが寝かせたモアイに見えるという話を聞いた。
改めてみると確かに。
さあ,後は帰るだけ。
とりあえず国道を延々と走る。
次の目的地は福島にあるスーパー銭湯。
延々と続く国道。
思ったよりも信号が多く,進度がよくない。
銭湯に着いたのは閉店の9時ギリギリだった。
サウナや露天風呂を満喫し,長旅の疲れを落とした。
Jヴィレッジが近くにあるということで,審判ライセンスを持った人達が露天風呂にいた。
内情に詳しい上級ライセンス取得者らしく,
川縁キャプテンがらみのお家騒動の話をしていて,面白かった。
やっぱ内からも人気無いみたいね,あの人。
風呂を出て,くん製卵を食べながら運転再開。
この時点で10時近くになっていた。
国道に舞い戻り,家路を急ぐ。
でも,思ったより車も信号も多くて,進度がよろしくない。
11時を過ぎた段階でも,まだあのロッキンのひたちなかにすら着かない状態。
ナビの到着予定は何と朝の5時になってる。
最初は6時だったから,頑張って縮めたとも言えるけど,
どんなに今から急いでも3時半くらいまでが限界だろう。
次の日は白金の練習。
寝不足は避けたい。
というわけで,11時半頃,ひたちなか近辺についたあたりで高速にシフト。
そこからは快調にとばし,夜中の1時に家に着くことに成功した。
流石の僕もくたくたで,帰宅と同時に就寝。
長かった岩手旅行が幕を閉じたのでした。