土日で新潟へ
朝起きて,親父の運転で母、妹、犬と一緒に新潟へ。
弟は留守番。
丁度1年前に大往生した曾婆ちゃんの一周忌のためだ。
新しくなった家の車で良い気分。
あまり寝ないでの出発だったので,関越に乗ってしばらくしたら寝てしまった。
起きたらもう関越トンネルも抜けてた。
親父と運転を交代するため、SAで小休止する。
うちの天然パーマ犬は各サービスエリアで大好評。
毎回「パーマかけてるんですか?」と聞かれていた。
写真を撮影するおばちゃんまで現れた。
さすがうちの犬。
30分ほどで高速を降りて,懐かしの小出インターへ。
遠藤と2人でプチ卒業旅行に来て以来だ。
新潟の家に着くと,丁度じいさんが家から出てきたところだった。
じいさんももう結構な年(80オーバー)だが,まだまだ元気だ。
長旅で疲労したため,今でゆっくりしていると,
近くに来て「おい,何かくさくねが?」
と話しかけてきたので辺りをくんくん嗅ぐと,場所が場所なら事件になるような
壮絶な臭いが。
爺さんが屁をこいたのだ。
あまりの臭いに「うわっ,くせー!」と悲鳴をあげると,
「臭いことあるか~」と,なんだか嬉しそうで意味不明。
困った爺さんだ。
大きい風呂に入りたくなり,親父と妹を連れて温泉へ。
温泉というよりもスーパー銭湯みたいな所だった。
そこは冬場は小さなスキー場になるところだから,
こんな真夏に客なぞいないだろうと思ってたら,結構賑わってた。
ミストサウナと水風呂を繰り返し,新陳代謝を活性化させて帰宅。
家では婆さんが色々食べ物を用意していてくれた。
僕の田舎はモロに米どころなんだけど,ご飯が本当においしい。
爺さん婆さんが苦労して育てたからだと思う。
同じお米を東京に送ってもらってるから,米自体は普段食べてるのと同じなんだ
けど,
東京で食べるのと全然違う。
水がいいからなのだろうか。
ちなみにこちらに遊びにきたFCシャラポワ随一の美食家エンドウも、
こっちのご飯を絶賛していた。
遠藤はそのとき、お土産にお米を持って帰ったんだけど、それを食べた遠藤の両
親も絶賛だったらしい。
遠藤一家からほめられるのだから、実際たいしたもんだと思う。
「稀代の味音痴」「食べさせがいのない男」「不感症」と数々の不名誉な異名を
持つ僕ですが、
このような環境にいるため、お米にだけはうるさい男に成長しました。
不謹慎な話題ではありますが、爺さん婆さんがいなくなったら、
どこの米を食べればいいのか真剣に不安です。
この日の夜のおかずは、漬物、焼き魚、筋子、納豆、蕗、鯨の味噌汁。
ご飯大盛り3杯を食べた。
調子に乗って、爺さんと一緒に日本酒もゴクゴク飲んだ。
いい気持ちになって、まさかの19時就寝。
雨の音と、蛙の鳴き声がものすごかったけど、わりとすんなり寝付けました。
そのおかげか、次の日はAM5:30にすんなり起床。
この時間に起きて眠たくないのは奇跡だ。
久しぶりに山でも行って虫採って鯉に食わせたり、
良い形の枝を拾ったりしたかったんだけど、
前日からの雨が止まずに断念。
朝ごはんは炊き込みご飯。
朝からまた3杯食べた。
田舎の漬物があると、ご飯が異常にすすむ。
腹いっぱい食べた後は、一人で車に乗って、
親戚の旅館で朝風呂。
誰もいなかったので、平泳ぎ、背泳ぎ、クロールの鍛錬をした。
家に帰ったら、旅のメインである法事だ。
坊さんがお経を読み、ポクポクと。
2階で待たされている天パー犬の鳴き声が時折聞こえた以外は無事に終了。
その後、バスで移動して、またご飯を食べた。
朝ごはんから時間が経ってなかった上に、量も結構あったんだけど、
おいしかったので間食した。
家に帰ると、手伝いをしていた人たちはご飯を食べていなかったので、
その人達用のお蕎麦が届いた。
僕も一緒に頂いた。
こっちはお蕎麦もかなりおいしい。
一緒についていたてんぷらもうまかったのでバリバリ食べた。
爺さんが畑からもいできたスモモをデザートに食べて、食事マラソンは終了。
腹一杯になると、1時間ほど仮眠をとったのち、田舎の家を出発。
何度も何度も「気をつけていきんしゃい」と爺さん。
孫の運転は心配らしい。
3連休最終日の渋滞に所々巻き込まれたものの、
無事怪我もなく帰宅。
いやー、今回はいっぱい食べた旅でした。
一泊二日で2キロ太った。
ブヒー。