長野小旅行①
冬の恒例行事となりつつある,元高校サッカー部仲間菅波さん(以降S)のお宅訪問。
来年は転勤とのことなので,この時期は色々ドタバタするだろう。
もしかしたら最後になるやも知れない。
一応建前はスノボー旅行だけど,そんなこと言って去年はスノボーなんてほとんどしなかった。
今年はどうなる事やら。
前日,遅くまで仕事があったため,土曜の朝はゆっくり出発。
昼頃に長野に着いた。
「ドンキホーテ」というハンバーグ屋でご飯を食べる。
レアでお願いしたら,中の方がユッケみたいだったけど美味しかった。
「ドンキホーテ」といえば,激安の殿堂のほうの「ドンキ」が最近長野に進出した。
S氏によると,オープンの日には長野中の若者が沸いたとのこと。
それはそれは大騒ぎだったらしい。
山道をグイグイ進み,白馬のスキー場へ向かう。
途中通った民家の脇で,凄いの見た。
小学生くらいの少年がスノボーに乗り,雪の積もった廃バス踏み台にしてジャンプするのだ。
末恐ろしい。
1時間ほどのドライブの末,白馬のスキー場に到着。
滑り出す。
Sは微妙に上手くなってる。
変な技も覚えたみたいだ。
ちくしょう,地元のアドバンテージだ。
なんだかんだで夕方,リフトが止まるまで滑った。
滑り終わったら当然風呂だ。温泉だ。
雑誌を見て目を付けたのは,加賀井温泉一陽館。
別に混浴の露天風呂があったからってわけじゃないです。
車でまた小一時間移動。
到着して,ご主人に300円払う。
「初めて?」と聞かれたので「そうです」と応えると,
一通り案内してくれた。
このお湯はは相当パワフルな成分を含んでいるらしく,
パイプからちょっとお湯が漏れてるんだけども,
そこで成分が固まって鍾乳石みたいになっていた。
一旦お湯を溜めておく井戸みたいなとこに連れていかれ,「覗いてみ」。
おそるおそる覗くと,なるほど温泉がグワグワ流れてる。
「もっと顔近づけてみ」
水面に顔を近づけると,いきなりスワッと鼻の中を何かが突き抜け,
思わず「おわっ」とのけぞった。
ご主人は満足げに「炭酸が気化してんの」と。
あービックリした。
まず内湯に入る。
着替える場所が風呂の直ぐ脇で,仕切なんて当然のように無い。
備品は,温泉によって真っ茶色に変色した,「ケロヨン洗面器だったもの」だけ。
それにお湯を入れて体を流し,湯船に。
やっぱり運動後の温泉は最高。
内湯は爺さんばっかり。
混浴だという露天風呂に興味津々の僕らは,
内湯を数分で上がると,外の通路を歩いて露天風呂へ。
さあ,そこに待ち受けていたのは・・・・
当然常連のお爺さん達でした。
当然の如く,捕獲され,世間話をすること1時間。
楽しかったけど,ちょっと湯冷めしそう。
また内湯に戻って,体を流して終了。
良い温泉だったけど,体を洗うって感じじゃなかった。
家に帰ってからもう一度シャワーを浴びたくなるかも。
風呂を出ると,S氏が以前彼女といちゃついてた時に変質者に覗かれたスポットへ車を走らせる。
変質者を成敗しに行くのだ。
そのポイントは,灯りも無く,草むらが繁っている「いかにも」という場所だった。
僕らはシートを倒し,息を潜め,時折それっぽく車体を揺らしたりしておびき寄せた。
釣りをしている気分だ。
Sによると,奴らはカナリ近くにまで寄ってくるらしい。
奴らが覗いてきたら,エロティカセブンを爆音でかけて,
辱めてやろうという作戦。
iPodの再生ボタンには既に手が掛かっている。
まだか,まだか・・・
しびれを切らしたSが,「いっせーのせで外に飛び出してみない?」と提案。
このままでは動きが無いと判断した僕は賛成し,
「いっせーの・・・」とかけ声を掛け,
「せっ!!」でバンとドアを開けて飛び出した。
・・・誰もいねーよ。
ヒュルルーと風が吹くばかり。
○覗き魔VS風呂上がりのリーマン●
(30分1本勝負 時間切れ判定)
今回は20時頃だったので,ちょっと早すぎたのが敗因だと分析。
次回はもっと遅い時間に挑戦するぞ。
夜は恒例の権堂町の夜の旅。
前回はちょっと面白い感じのお店メインだったけど,
今回はこの町で一番ちゃんとしたお店(S氏談)に行った。
特にアダルティな感じでもなく,普通のキャバクラだった。
昼間はスキーのインストラクターしている子とか,
意外とフツーの子が多かった。
とか思っちゃう僕は絶対ハマってしまうので,やっぱり旅先だけにしとこう。
Sと,携帯電話番号何件聞けるか勝負は,キッチリ勝利を収めた。
ヨッシャ。
結局3時まで飲んでグダングダン。
Sの家で宿泊。
日曜日へ続く。