小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

お部屋探しは,お部屋探しは

ネットで見つけて,その不動産屋に行くってかんじ。

僕の職場の駅には色々な電車が通っているため,

あんまり路線が限定されない。

これは良いことだけど,

これといって「住みたい!」という町が地元以外に無い僕には,

決め手が無いので困った状況。

なかなか良いのはないねえ。

「おっ,安い」と思ったら,門限があるんだとさー。

そりゃ無理さ。

不動産屋さんをちゃんとやってる人には悪いけど,

俺が行ったところは今のところヘンな店だったよ。

まず1件目,店員がロン毛,茶髪,黒い。兎に角黒い。

エライおっさんから下っ端の店員まで妙に黒い。

女の店員もヘン。

なんかスレた水商売の女みたいなのしかいない。

木の実ナナ風。

「こいつらに未来は託せん」と思い,適当に話して適当に帰ってきた。

良い物件も持ってなかったし。

次2件目。

見た目はワリと普通の兄ちゃんが対応してくれた。

でも,その店は店全体として言葉遣いがオカシイ。

独り言なのかアピールなのか,客の前で「ヤバイ」連発。

「ヤバイ,マジ安い。」「ヤバイ,マジ安い。」

「これヤバイな。ありえねえ。超安い。」

「ヤバイ,安い,マジ安い。」

うるせえ!!

お前のボキャブラリーが一番安いわ!!

とか思いながらパラパラと物件リストめくる。

良さそうな物件が1つあったけど,微妙に予算オーバー。

うーん,どうしよう。

するとAが「俺○○って駅超好きなの。だからオススメしてんの。マジ環境良いから。」

と俺の神経を逆撫で。

勿論,彼が気に入った町に住まなきゃ行けない義理もチョコも無い。

いらいらしてたけど,他の客が来て,兄ちゃんはそっちに行った。

確かに良い物件だから,心を清らかにして少し悩んでたら面白いことがあった。

最初の兄ちゃん(仮にA)がいなくなったので,

俺は1人でピックアップした物件広告とにらめっこ。

すると,違う客を接客してた兄ちゃん(仮にシャクレ)が話しかけてきた。

「ああ,その物件は安いよね。ヤバイよ。条件ぴったりじゃん」

うるせえ!!シャクレろ!!3倍シャクレろ!!!

とか呪いながら「そーすねー」と僕。

すると,そこに接客終えたAが戻ってきて,二人で僕に物件を勧めだした。

「ヤバイ」の大合唱。

この時点で,「やーめた」と思ってたから,帰るタイミングを伺ってた。

すると,シャクレの方が「ヤバイ」疲れしたのか,少し黙った。

すると,,,

すかさず隣にいたAがシャクレを手の甲で見えないようにぽんぽんと叩いたのだ。

さも「もっと押せ!」みたいな感じ。

シャクレの方は一瞬何か分からなかったらしく,

Aの方を見た。

そして,察したのかすぐさままた「ヤバイヤバイ」言い出した。

最早タイミング伺うとかそんな必要もあるまいと思い,

スタコラ帰ってきた。

うーん。大丈夫か,不動産。