小田原に移住したよ。

小田原移住日記

唐突な転職で小田原に引っ越した男の顛末

漫画やら本

漫画買った。

「ヒーローズ」と、「小田原ドラゴンくえすと」。

小説も買った「鬼流殺生祭」と「永遠の仔」。

今「鬼流殺生祭」が途中で、それ以外は全部読み終わった。

貫井徳朗は「慟哭」が面白かったから、それ以降何冊か読んだ。

どれも結構面白い。

内容的に無理があったり、登場人物の発想が飛躍しすぎるとこがあるけど、

わりと好きな作家です。

爆笑問題の番組に出てるのを見ました。

まだ若いし、これからもどんどん書いて欲しい。

突然だけど、司馬遼太郎、高校の時はあんなに読んだのに、

最近読んでないな。

というより、時代小説読むのが減った。

「時代小説読むの減る=男性ホルモン低下」っていう公式は

成り立つのではないでしょうか?

誰か、理系の人研究して。

そう、いがらしみきおの「sink」最新にして完結の2巻を購入。

1巻はだらだら買いそびれたんだけど、2巻は発売と同時に買った。

ずっとネットで見てたから、ストーリーは知ってるんだけど、

こうやって本を見ると何故かまた新鮮でした。

やっぱり凄いよ、いがらしみきお

ぼのぼの」はいがらしみきおの本線じゃないらしいので、置いといて、

「ネ暗トピア」や「のぼるくんたち」の時とも違う。

新たな境地。新境地。

ある家族の高校生の息子が刺されて、

それから町に少しずつ変な人たちが出てくる。

彼らは人間社会を滅ぼそうとする「げんざ」。

「刺された息子」と「げんざ」は関係してるんだけど、

その辺は読んでちょうだい。

彼らは姿を隠しつつ、人間社会を崩壊させようとする。

それに対する人間の無力さが本当にリアル。

「げんざ」の存在を信じることが出来ず、

想像可能な範囲での「敵」を夢想する。

まあ、現実にこういう事が起こっても、

こうなるだろうなって感じで納得する。

とりあえず、面白かった。

ホラーっていうジャンルが苦手な人でも、入りこめると思う。

視覚的な怖さは、そんなに多くは無いから。

漂う空気はかなりクライけど。