小田原はしご酒(海鮮問屋ふじ丸、柳屋ホルモン本店)
高校サッカー部のキャプテンが小田原に来た
この前高校サッカー部のキャプテンであったサトシが小田原に遊びにきた。 小田原に移住して半年。数多くの方から「遊びに行くよ」と言っていただいたが、実際来たのは3人目。
【一軒目】海鮮問屋 ふじ丸 小田原駅前店
サトシと合流し、とりあえず飲みたいと言うが、まだ4時くらいで、居酒屋がどこもやってない。
しばらく探して、ようやく開いているお店を発見。海鮮問屋 ふじ丸 小田原駅前店。たまに店の前を通るが、入ったことは無かった。
地下に入ってくと、ごく普通の居酒屋。この時間なのに結構混んでいた。ビールと刺身の盛り合わせや何やらを注文。
小田原に来てから、安い居酒屋でも「刺身がマズイ」というお店には今のところ当たってない。これは結構凄いことだと思う。東京でおいしい刺身を食べようとすると、きちんと調べる必要があるし、迂闊な選択はできない。小田原ではパッと入ったお店でも結構おいしい。
このお店も値段は安い値段でおいしい刺し盛りが出てきた。ハモも食べた。
主にサトシとアルコールの話をした気がする。最近毎日酒飲んでるらしい。大丈夫か。つげさんの例があるので心配だ。
途中でホッピーの話になって、そういやホッピーのおいしいお店があったことを思い出した。前に会社の人と行った「柳屋ホルモン本店」だ。ホッピービバレッジの前の社長が通っていたという、ホッピーの聖地。
味も間違いないので、二軒目はそこに行くことにした。
【二軒目】柳屋ホルモン本店
小田原駅からタクシーに乗り、10分弱。住宅街の中にある。カウンターにはお客さんが4名ほど。僕らもカウンターに座る。
▲カシラニンニク
ここのやきとんは串じゃなくて、串を抜いた状態で出てくる。写真で2人前。一人前でも結構量があるので注意。僕はそれをすっかり忘れていて、2人前×5を頼んで、お腹がパンパンになった。おすすめは写真のカシラニンニク。
お店は雰囲気も良く、カウンターの常連さんも気さく&ガツガツこなくて丁度良い感じ。
店主のおじさんはひたすら焼き物を焼く。無口
腹は満タン。ホッピーもやはりおいしくて満足。野毛のホッピー仙人に負けてないよ。
ほろよいで19時ごろの早めの解散。鈴廣かまぼこの少し高いやつ買って、満足そうに帰って行った。
「隠れケツアゴ」と私
「隠れケツアゴ」を知っていますか?
「ケツアゴ」とは、例えばアンタッチャブルの山崎さんや、忍たま乱太郎の稗田八方斎のようにアゴの先がお尻のように割れていることを指します。
外国人ではよく見るが、日本人ではほぼ見ることはありません。
そして、私はケツアゴです。
私の顔を知ってる人は言うでしょう。「割れてないじゃん」と。
そう。私は「隠れケツアゴ」なのです。
見た目ではわからない。でも触ると確かに骨が割れている。
25くらいの時に机で仕事していて、何となしに親指でアゴの先をイジっていて気が付きました。
「ぁっ!(顎肉の奥で割れてる…)」
これを読んだ方は、是非自分のアゴの先を触ってみてください。
ほら、きっと貴方も割れているから…
私の調べでは、10人に3人くらいの打率で、隠れケツアゴの人がいます。
結構多いです。男女は関係無い。
割れていた方は、一人で抱え込まないで、ぜひ教えてください。
そう、貴方も私も同じケツアゴなのだから。
心と、ケツアゴの尻ほっぺを開いて話をしましょう。
隠れケツアゴに関する注意事項
調べる限りこの「隠れケツアゴ」に関する話題は出てこないため、恐らく私が第一人者でしょう。
その責任と名誉あるパイオニアからの、皆様へのお願いは一つだけです。
合コンや、デートでの悪用は絶対におやめください!
「隠れケツアゴって知ってる?」
「知らない〜」
「見た目はわからないけど、触るとわかるんだよ。ちょっとアゴ触らせて」
というようなやりとりは一番忌み嫌われるべき、恥ずべき所業です。確実に地獄に堕ちます。
このような悪用する不埒な輩を発見した場合は、すぐにお知らせください。
隠れケツアゴ研究家の私が、其奴のケツの割れ目を穴もろともセメントのパテで埋めます。
そんな悲しいことさせないでください。
くれぐれもご注意ください。 私からは以上です。
【石川の珍スポット】念願の「ハニベ岩窟院」へいってまいりました。(2018年夏訪問の最新情報)
念願の「ハニべ岩窟院」へ
ふとしたことから、念願のハニベ岩窟院に行くことができました。
昔ワンダーJAPANか何かの雑誌で見て以来どうしても行きたかった。 「石川 珍スポット」で検索すると一番に出てくる有名どころ。肩までしかたない巨大大仏がどうしても見たかった。
<ネットとか色々見て得た豆知識まとめ>
・初代院主が1951年に開いた
・高さ15mの「ハニベ釈迦牟尼大仏」がある
└肩までしかない(途中で資金が尽きた)
・「究極の地獄めぐり」がある
└全長150mの洞窟に地獄を表現したオブジェがずらり
└作風はまちまち。初代と二代目で結構違うみたい
・「ハニベ」とは「ハニワを造る人」
・二代目はわいせつ容疑で2004年に逮捕
└水子供養に来た女性に除霊と称して体を触った
いざ。「ハニべ岩窟院」へ。道の駅で寄り道。
金沢でレンタカーを借り、カーナビに住所を入れて出発。
道の駅めぐみ白山で朝ごはん。
「へしこのおにぎり」と醤油ラーメンを購入。魚クサくておいしい。
海の幸を売っているテントがあったので、寄ってみる。生ガキが売っていて食べたかったが、開ける道具をもってきていないとのこと。持ち帰り用だった。残念。
生ガキの脇に小さなパックに魚の切り身が入ったものが売っていた。「これは何ですか?」と聞くと、「シイラコンカだよ」え?「シイラのコンカ漬けだよ」とのこと。
試食があったので、一つ食べてみると、味が濃くて魚のにおいも強く、日本酒に合いそうだ。 1個100円というので購入。
参考:「コンカ漬け」とは http://butta.co.jp/webstore/konka/
魚を塩漬けし、米糠と米麹でじっくりと熟成させたもの、という事ですね。つまりぬか漬け。「こんか」は「こぬか」。
11時からF2のヴィンセドール白山のイベントがあるとのこと。元チームメイトの渡邊選手と会えるかもと思ったが、時間が合わなくて断念。
道の駅白山を出て再出発
道の駅を出発してそこから40分ほど。田んぼを通って細い道へ。途中馬の石造がある小さな神社がある。さらに進むと山道に入っていく。
少し進むと道が2又に分かれていた。両方とも車で進むには細すぎる道。
手前には人気が無い民家と、車が止められるスペースがあったので、そこに一先ず停めさせていただいた。
車を停めて細い坂道をのぼる。坂道の土壁をよくみると、「ハニベ岩窟院」の文字が刻まれている。分かりにくいが、場所は合っているようだ。
坂道の上には建物があり、扉が開いて中が見えている。 入ってすぐのところに2メートルくらいある義経の銅像が鎮座。 その建物左脇に地獄めぐりの洞窟の入り口があったので、とりあえず入ってみた。
中はまさに地獄。パンフレットにも載っている「地獄の食卓」や、生首やガイコツ、閻魔大王もいる。臼で人間が搗かれていたりする。
ただ、それ以外にも、普通のお坊さんや、シーマン(?)みたいな人面魚、シュールレアリスム的なオブジェもあったりして、秩序は無かった。ある意味でも地獄。
観光客は我々以外にいなかったこともあり、異様な雰囲気を十分に楽しむことができた。全長150メートルの洞窟に、奇怪な像がほぼ間断なくある様は圧巻。
洞窟を抜けて、目の前の山道を登る。「雨の日は危ないから登るな」というようなことが書いてある。確かに足元には苔がたくさん生えていて、この日はカンカン照りだったが、それでもかなり滑った。雨だと相当危険だろう。
山道をしばらく登ると、パッと目の前が開ける。そして目の前に寝仏。大きさは5メートルほど。削りは粗めだが、何となく味がある。
その他にも台座入れて4メートルほどの小さめの像がいくつか。なぜか台座だけ残って、本体は撤去されたようなものもあった。
広場を抜けて、下山。すると先ほどの洞窟の入り口にあった建物の裏側に出た。そちら側にも別の洞窟があったので入ってみると、中にはまたいくつかの像。そして、ちょっと厚めのコースターみたいな直径10センチ弱ほどの真っ白い円盤が、テーブルの上に置いてある。
周りをよく見ると、柵があって、その奥には井戸みたいなものがある。どうやら、その円盤に願い事を書いてその井戸に投げ入れて、入ったら願いが叶う、みたいなものらしい。
円盤は2枚100円。一応やってみたが、なかなか難しい。同行者で1名成功していたが、コツはフリスビーみたいな横投げではなく、縦に投げることのようだ。
「ハニベ釈迦牟尼大仏」はどこいった?
さて、一通り見た気になったが、肝心のあの「ハニベ釈迦牟尼大仏」が無い。15メートルもある大仏を見逃すはずがないのに。
洞窟を出た目の前に未踏の道が1本あったので、その道に行くことにした。山を下って行くと、途中に古い家がある。使っている様子は無い。
さらに進むと、水子供養のお地蔵さん、建物がある。
山を下りきると池があり、その先に見えたのは、例の大仏だ!めちゃくちゃ大きい。肩から上しかないのが、さらに異様さを引き立てている。
その脇に台座込みで5メートルくらいのそこそこ大きい坐像があるんだけど、大仏がでかすぎて可哀想。
とりあえず写真をバシャバシャ撮っていると、見知らぬおばさんが近づいてきた。ミステリーハンターみたいな格好をしている。
そのおばちゃんは入場口で受付を担当している方で、そこで初めて入り口を間違えていたことを知った。そういえば入場料も払っていない。(大人800円)
よくよく見ると、確かにこっちの方が入り口っぽい。駐車場も広い。まず入場してすぐ、(入場前から見えるけど)大仏を見て、そこから山を登って洞窟見学というのが正規のルートのようだ。
逆流してしまっていたわけだが、一番の見所を最後にとっておけたので、これはこれでアリだと思った。
お土産屋と入場受付がワンオペ
入場口から20メートルほど離れたところにお土産屋があった。そこでシールと絵葉書を購入。お会計をしようとレジに行くと、先ほどの受付のおばちゃんがいた。
会計をしようとしたら、今度は受付の方に入場希望者が来たらしく、「ちょっと待っててください」というと受付の方にいってしまった。
入場口とお土産屋はそれなりに離れているから2名いたほうが良いはずだが、それほど人も来ないんだろうな。
大仏さんを一応ぐるりと回って観察すると、向かって左側に螺髪が一粒落ちていた。70センチくらいかな。
まとめ。「ハニべ岩窟院」は良い観光スポット。
B級感をビリビリ感じるスポットだったが、一緒に行った人たちは「わりと真剣に地獄について考えさせられた」とのことで、モノの見方は人それぞれだなと再確認した。
個人的には資金不足で肩までしか作れなかった巨大大仏、逮捕された二代目院主など、エピソードもイケてるので、生きてるうちにあと3回は行きたいと思う。
【オカルト?】「南無阿弥村」って何だ?普陀山観音と関係あるのか?
南無阿弥村?
下記記事の続き。 tukamen.hateblo.jp
久野石材で調べていたら、もう一つ面白いものを発見した。下記の記事。
南無阿弥村とはなんだったのか。:東方音楽喫茶 - ブロマガ
http://ch.nicovideo.jp/hukamidoriizumo/blomaga/ar1444609
ブログの日付は2018/3/8。下記引用。
3月7日に、Twitterであるバイク乗りが「南無阿弥村」という得体の知れぬ場所に近寄った際に心霊体験にあったということで話題になりました。この南無阿弥村がなんだったのかについてニコ生で考察したのでメモ書きにはなりますがまとめます。
ニコ生でちょっとした話題になっていたらしい。南無阿弥村の場所は「普陀山観音」から西に1.5kmくらい。
さらに、記事最下部には下記の文章が。
石川典行さんが3月8日に私有地と思われる地元の石材会社に電話されたそうです。石材会社の方は役所の方と思ったらしく、私有地かどうかについての質問に対しては重たい空気になり、過去に宗教施設があったかについては、「中国」の関係と話されたらしいです。
石川さんを検索してみたら、インターネット配信を仕事として取り組んでいる方の様子。ここで出てくる「地元の石材会社」は「久野石材」のことではないか。「中国の関係」とあるのは、前の記事で触れたとおり久野石材は中国から普陀山観音像を輸入するなど中国とのつながりも強い会社なので、その事を指しているのでは。
「南無阿弥村」は宗教施設だったのか?
果たして、南無阿弥村は噂されるように、かつての宗教施設を久野石材が買い取ったか何かで占有し始めたのだろうか。ニコ生で何が見つかったとかは詳しく知らないが、個人的な見解ではあの場所は元から久野石材が管理している石置き場の一部だったのではないかと思う。あのあたりの場所で、敢えて誰かが使っていた土地を使う必要は無いように思えるからだ。そんな面倒なとこじゃなくても、土地はたくさんある。
果たして真相は。
君は小田原の「普陀山観音」と「仏教彫刻の森」を知っているか?
釣りタイトルの詫び
タイトルに偉そうに「知っているか?」とありますが、これは「知ってるか?知らないの?仕方ねーな。教えてやるよ」ではなく「知ってますか?僕は知らないんで、誰か教えてください。お願いします。」の意味です。申し訳ありません。
でも、少し分かったこともあるので共有します。残念ながら年に1、2回ある『スマホ忘れたデー』であったため、写真が一切ありません。
普陀山観音との出会い
今年の2月末頃、たまたまこの辺りを通る用事があって、その時に偶然7メートルほどの観音像を見つけた。「普陀山観音」という名前。
場所はこのへん(google MAP)
この観音様、インターネット上にも極端に情報が少ない。このくらいのサイズだと情報があまり出てこないことも珍しくないが、それにしても少ない。「小田原 普陀山観音」で検索しても、関係があるのは個人ブログが2件だけ。
ちなみに普陀山は中国にあって、そこにも巨大な観音像があるらしい。
小田原 仏教彫刻の森
観音様は「小田原 仏教彫刻の森」という広場?の中にあるようだが、門が固く締められていて、入ることはできなかった。
中を覗き込むといくつかの石像が見えた。ただし、手入れがされていないようで、荒れ果てている。廃墟になっていると言って差支えないのではないか。
そもそもこの辺りは朽ちた小屋があったり、不法投棄されたと思しきテレビや風呂釜、車までが捨てられているようなところ。道も細く、観光客が来るような場所ではない。どのような利用を目論んでここに建てたか普陀山観音。勝算はどこにあったか「彫刻の森」。
調べてもなかなか情報が出てこない。もやもやが心に溜まっていた。
久しぶりにふと調べてみたら…「久野石材」という名前が出てきた
そして、最近久しぶりに検索してみたら、下記のページを発見した。
・『まちの情報誌ポスト』 2018年3月9日(金)No.1965
http://www.post-ad.co.jp/post_backnumber/post20180309-no1965.pdf
発行日が僕が前回検索した日よりも後だ。『まちの情報誌ポスト』は小田原を含む西湘地域を中心に配られるフリーペーパーらしい。これの左下に「春のお彼岸」というブロックがある。その中の「一言メッセージ」にある(有)久野石材の瀬戸誠次社長のコメントが下記の通り。
墓じまいで撤去した墓石は久野の普陀山観音で供養します。安心してご相談ください。
個人ブログにもヒントが。
そしてもう1つ発見。「小田原 普陀山観音」で出てくる個人ブログの1つ「ブログ くますちゃん」のこの記事( 外部リンク)に、普陀山観音の背中の写真があるのだが、これの正面からのものと思われる写真が久野石材店東町支店のHPに掲載されていた。(本店のHPには掲載がない)
・このページの一番下の写真
久野石材店東町支店のHP
さらにさらに
おなじみ「まちの情報誌ポスト」の古い号にも情報が。
・『まちの情報誌ポスト』 2015年1月9日(金)No.1786
http://www.post-ad.co.jp/post_backnumber/post20150109-no1786.pdf
一枚目の右下に、お馴染み瀬戸誠次社長の顔写真がある。瀬戸社長が中国を訪問し、石の買い付けを行った様子などが報告されている。そして次の文章が掲載されている。
今回の訪中では、同社が小田原市久野の建設を進めている公園「(仮称)小田原普陀山観音」(運営管理/(株)アートストーン)に展示する観音菩薩像やアクセサリー、木彫の仏像なども買い求めた。
小田原にある普陀山観音は、中国製であった。そして、瀬戸社長はあのあたりを公園にしようとしていたらしい。新聞記事は2015年のもの。現地の荒廃ぶりからして10年は経過しているかと思っていたので、意外に新しい。
もしかすると、「普陀山観音」と「仏教彫刻の森」は全然別のものなのではないか。勝手に「一緒に完成して、一緒に荒廃している」と思い込んでいたが、よくよく思い出すとまだ観音様は白さが残ってキレイだった。廃墟になっていたのは「仏教彫刻の森」だ。
もう一つ気になるのは(株)アートストーン。「ブログ くますちゃん」に掲載されている「仏教彫刻の森」の看板画像に出てくる「(株)アートストーン」と一致。この会社は検索しても一切情報が無いし、久野石材との関係は分からない。関連会社なのか、ただの発注先なのか。
いずれにせよ、「小田原 仏教彫刻の森」、「普陀山観音」の両方が、久野石材と深い関わりがあることは間違いないようだ。
で、「墓じまい」ってなんだ?
「墓じまい」とは、お墓を片づけて更地にすること。継承者がいなくなり、このままだと無縁仏になってしまうなどの場合に、お墓という形はやめて散骨したり永代供養に切り替えたりするらしい。知らなかった。
なお、墓じまいを終えて魂が抜かれた墓石は、産業廃棄物として砕いてリサイクルするというのが正しい処分法のようだ。道路整備に使われたりするらしい。一方で、そのまま山に転がして放置したり、少し削って再利用したり、地面に埋めてしまったりする不届きな業者もいるらしい。いけませんね。
久野石材では、墓じまい後の墓石を普陀山観音に持って行って供養しているということなのだろう。ここで瀬戸社長が仰っている「供養」が、具体的にどのような手順、手法で行われるのかが気になるところだ。観音様がある「小田原 仏教彫刻の森」は率直に言って手入れがされているように見えなかった。勿論、外からチラリと覗き見ただけの感想ではあるから、実際のところは分からない。自分の目で確かめて欲しい。というか久野石材さんに聞くのが一番早いかも。地元で何年も続いている業者さんのようなので。
いずれにせよ、「墓じまい」をするのはお墓を大事にする方だと思うので、実際にどこかの業者に墓じまいを依頼する場合は、事前に一度自分の足で現場を見てみることをお勧めする。
まとめ
- 「普陀山観音」が建っている「小田原 仏教彫刻の森」は廃墟化している模様
- 「普陀山観音」は中国製で、結構新しい(2015年以降)
- 「普陀山観音」「仏教彫刻の森」は久野石材が管理しているっぽい
- 「普陀山観音」では久野石材が「墓じまい」後の墓石の供養をしている
どなたか詳しい方がいたら教えてください。
タイトルなし
初めて友人を失くしたのは、大学3年の時。大学のゼミ旅行から帰ってきたら母親からメッセージがあり、幼稚園の頃からの友人が急死したことを知った。それからいくつか近しい人々の死も経験したりして、30代も後半に差し掛かり、葬式で出てくる涙の量が昔より少ない気がして、「俺もいよいよ大人になった」なんて思うこともある。それは、人の死に対して「かわいそう」と思う気持ちの他に、「俺もいつかそっち行くよ」というのを徐々に、本当の意味で理解しつつあるからではないかと思う。
昔読んだ小林よしのりの漫画で、「人は最後は死を受け入れて死ぬのではないか」という主旨のことが書いてあった。そんなわけあるかいと当時は思ったけど、何となく今は言わんとすることは分かる。昔と比べて目が悪くなったり、酒が抜けなくなったり、傷が治りにくかったり、近い年齢の人が亡くなったり。そういう時に、ふとその先にあるものが視界に入ることがある。また漫画の話だが、ぼのぼので「治るって楽しい」という回があった。ぼのぼのの風邪が治るだけの話なんだけど、「治る」ことの重要性が凝縮されている。治ること。つまり、元通りになることへの執着こそが、すなわち生きることへの執着となるのではないか。年を取ってくると、元に戻らないことが増えてくる。元に戻らないということは「一生それと付き合ってく」ということ。そんなことを受け入れていく連続の先に「死すらも受け入れる」ということがあるのではないか。
20代前半で僕は飛蚊症になって、目の奥に小さい虫見たいのがピュンピュン飛んでるように見えた。すげー嫌で、一生これか…と憂鬱になったり、コンタクトレンズを購入する度に眼科で「これ何とかならんですか?」と聞いたりしていた。その度治らないと言われ、落ち込んだものだ。当然今も治っていなくて、むしろ虫増えてない?と思うが、昔ほど気にならない。これは、「一生こう」という事を受け入れたという事だ。言い換えれば、「昔の形状を失った」ということ。見慣れないホクロを見つけたり、白髪見つけたり、寒いと膝関節が痛むようになったり、と発展していく。そして、最終的には目がほとんど見えなくなったり、シャレにならない病になったりして、でも、最後は何となくそれを受け入れるのではないか。
一方で、また漫画の話で、藤子・F・不二夫の短編「ある日」で、日常の唐突な終了で核戦争が表現されたように、「失うこと」の多くは、なんの伏線も説得力も持たずに唐突に訪れる。ホクロだろうが死だろうが、サイズは関係ない。徐々に、少しずつ、部分的に、チマチマと受け入れていくべきものが、唐突に目の前に現れる。そんな時、「なぜそうなった」「どうしたらいいのか」と、過去の記憶や想像を頼りに考えを巡らせても、ウルトラマンのブルトンみたいにいびつな形の思考ができあがるだけだ。
なんてことをダラダラ考えているのは、前々職で同僚であった同世代の友人の急すぎる訃報に接したからだ。
不幸な出来事が、もっともな理屈と説得力を土産にやってくる、なんてことはない。理屈や分析ばかりがもてはやされて、1%でも合理的であることが良いとされる世の中においても、それは変わらない。特に受け入れがたい喪失、命に関わる喪失を受け入れるための便利技は無く、自分の頭で考えて想像して、なんかそれっぽいモノの見方を捻り出すしかないんだなと思う。しっくりこなくても、とりあえずなんか一応置いておく。そんな事を繰り返して、いつかやっぱり受け入れることができるのだろう。
とりあえず今はブルトンを置いておこう。
会社を辞める時に多分本当に結構寂しがってくれていた彼の姿が頭の中に浮かぶ。また飲みたかったな。ご冥福をいのります。
【小田原移住】小田原駅、開成駅、大通り。物件探し編
小田原に移住するにあたって、下記3つのエリアから選んだ。小田原駅への通勤がしやすいこと、日常の買い物(主に食べ物)が便利なこと。治安が悪くないことを重視。結果的には③にした。そして、1か月半住んでみて、満足している。③のメリットである「夜道が明かるい」。これが結構大事。夜の小田原は駅前や大きい通りを一本外れると、「墨汁?」というほど道が暗い。「夜」と言っても8時を過ぎればもうその状況なのだ。基本車社会だから、徒歩や自転車での移動をあまり想定していないように思える。一方で、大きい道路は割と遅くまでランニングしてる人がいたりするので、寂しさが少し和らぐ。
小田原駅近辺エリア
通勤:★★★ 会社徒歩圏内
買物:★★☆ 品質を置いておけば大体揃う
環境:★☆☆ ちょっとゴミゴミしている
家賃:★☆☆ 駅近は高いし、新しい物件が少ない
主なメリット:通勤が楽。
主なデメリット:観光地だし駅前はうるさい。夜は客引きがいる。
【まとめ】
駅から徒歩3kmくらいで探したが、希望であった「新しめの物件」というのはほぼ無かった。あっても家賃が15万とか言われると、「小田原で?」ってなる。小田原に移住するにおいては、あまり小田原駅の近くに住むメリットは無いのではないだろうか。
開成駅近辺エリア
通勤:★★☆ 小田原駅まで小田急で約10分。
買物:★★★ 駅前のマックスバリュが24時間。
環境:★☆☆ 特に何かあるわけでもない。夜は暗い。
家賃:★★★ 家賃は安い。2LDK新築で6万円台がある。ただし駅近は物件が少ない。
主なメリット:駅前のマックスバリュが便利(24時間営業)。
主なデメリット:駅から離れると寂しい雰囲気。
【まとめ】 小田急により重点的に再開発をされており、西湘地域で唯一人口が増えている地域とのことだ。駅前というより、駅から少し離れた大通りの近くが開発されていた。新築の戸建てがガツガツ建築されている。近くに富士フィルムという大きな会社があるため、その従業員を中心に移住が進んでいる様子。戸建てが充実する一方で、賃貸物件は少ない。1件新築で気になる物件があるにはあったが、あまりに周りが寂しい雰囲気だったのでやめた。
大きな通り沿いエリア
通勤:★★☆ 徒歩通勤は無理だが、自転車でも通える
買物:★★☆ 安くは無いが大体何でもそろうスーパーが徒歩圏内
環境:★★☆ 大きな通り沿いなので、夜でも結構明るい。公園もある。
家賃:★★☆ 駅から離れる割には少し高め。物件も少なめ。
主なメリット:夜帰るときにそこそこ大きい通りを通るから怖さが少ない
主なデメリット:駅から遠いから、飲んだ帰りに歩くとつらい。→タクシー代の出費増
【まとめ】 特に大きなデメリットが無かったため、ここに決めた。今のところ特に不満も問題もない。飲み会の時だけちょっとつらい。(駅から歩くと30分くらいかかる。)
働く人が小田原に移住するなら大通り沿いがおすすめ
僕のように普通に働く場合は、小田原は夜とても暗いので、住むならある程度大きな道沿いがおすすめです。今のところ特に不満は無し。「完全に仕事をリタイアして、5時には帰宅して7時に寝ます」という方は、気にしなくても良いかもしれません。あとは車通勤だったら別に気にしなくてよいかも。いいなあ、車通勤。